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愛憎の檻 新装版 の商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2025/01/04

藤沢周平の連作時代小説『新装版 愛憎の檻―獄医立花登手控え〈3〉』を読みました。 『麦屋町昼下がり』、『春秋の檻―獄医立花登手控え〈1〉』、『風雪の檻―獄医立花登手控え〈2〉』に続き、藤沢周平の作品です。 -----story------------- 娘の病を治したお礼に未解...

藤沢周平の連作時代小説『新装版 愛憎の檻―獄医立花登手控え〈3〉』を読みました。 『麦屋町昼下がり』、『春秋の檻―獄医立花登手控え〈1〉』、『風雪の檻―獄医立花登手控え〈2〉』に続き、藤沢周平の作品です。 -----story------------- 娘の病を治したお礼に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢内で殺害される。 悠々と出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆けるが。 藤沢周平の代表的時代連作集「立花登」シリーズ全4巻の3巻目。 医者になる夢を叶えるべく江戸に出た登を迎えたのは、はやらない町医者の叔父と、口うるさい叔母、驕慢な娘ちえ。 居候としてこき使われながらも、叔父の代診や小伝馬町の牢医者の仕事を黙々とこなしている。 新しい女囚人おきぬは、顔も身体つきもどこか垢抜けていた。 下男を手なずけ貢がせるしたたかさに、登るは牢に入るきっかけとなる事件を探るが――。 起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、若き青年医師が、獄舎にもちこまれるさまざまな事件を解いていく。 『愛憎の檻』には、「秋風の女」「白い骨」「みな殺し」「片割れ」「奈落のおあき」「影法師」の6篇を収録。 1982年に中井貴一主演で連続ドラマ化。 そして2016・2017年に溝端淳平主演で、NHK BSプレミアムにて連続ドラマ化。 ----------------------- 講談社発行の月刊小説誌『小説現代』の1981年(昭和56年)1月号から1982年(昭和57年)1月号に『青年獄医立花登』というタイトルで連載された後、1982年(昭和57年)に改題して刊行された作品、、、 叔父・小牧玄庵を頼り東北の小藩から江戸へやってきて伝馬町牢屋敷にて獄医を務めることとなった若い医師・立花登が、囚人たちにまつわる事件を得意の柔術と推理で次々に解決していく姿を描く、獄医立花登手控えシリーズの第3作です。  ■秋風の女  ■白い骨  ■みな殺し  ■片割れ  ■奈落のおあき  ■影法師  ■中井貴一インタビュー 柔術と推理で悪に迫る立花登の活躍! 娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された……大胆な殺しの後、ゆうゆうと出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆ける、、、 家では肩身の狭い居候だが、悪事には敢然と立ち向かう若き牢医師・立花登が、得意の柔術と推理で事件を解き明かす……大人気時代連作第3弾。 本シリーズも3作目、作品の中にどっぷり入り込んで愉しんでいます……本作品では、 女牢に新しく入った性悪女おきぬに骨抜きにされた下男・佐七……登が佐七の危機を救うのですが、結末でおきぬが意外な本心を吐露する展開が印象的な『秋風の女』、 入牢前から家出をしていて長年妻のおむねと離れ離れだった辰平……出牢後におむねの元へ戻るも殺され、骨壺に入った辰平と2人だけの時間を惜しむおむねが健気で、結末後の余韻が心地良い『白い骨』、 登は、稀に見る悪相の男の金瘡を手当てした数日後、小伝馬の牢に夜盗の片割れで金瘡を持つ男が入牢してきたことから、まだ逃げ回っているらしい片割れの夜盗に悪相の男の顔を重ね合わせ不安になるが……登の思い過ごし、ほのぼのとして、ややコミカルな結末が印象的な『片割れ』、 おちせは加賀屋伝助を出刃包丁で刺して入牢したが、刺された本人伝助の嘆願によって軽い刑で済み出牢……牢を出た日、恋仲の杉蔵は現れず、加賀屋の駕籠が現れておちせを押し込めようとして、登はすんでのところでおちせを助けるが、その後おちせの行方が分からなくなる、おちせが母の死に不審を持ったことから始まった事件の意外な結末が愉しめる『影法師』、 あたりが印象に残りましたね……叔父宅での登の存在感も徐々に増してきて、従妹おちえとの関係も良くなってきましたねー 次作が最終巻、どういう結末を迎えるのか愉しみです。

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2023/07/15

2002年発行、講談社の講談社文庫。6編。今回も面白い。ちょっと抜けた感じの終わり方のがなくて、きっちり解決するものばかりなのは若干残念。急転直下に完結するパターンが多い。テレビ化の主役の中井喜一のインタビューがあるが、テレビ番組化には良い題材だったのだろう。あと1巻だが、友人た...

2002年発行、講談社の講談社文庫。6編。今回も面白い。ちょっと抜けた感じの終わり方のがなくて、きっちり解決するものばかりなのは若干残念。急転直下に完結するパターンが多い。テレビ化の主役の中井喜一のインタビューがあるが、テレビ番組化には良い題材だったのだろう。あと1巻だが、友人たちやおちえとの関係はどうなるのだろうか。 収録作:『秋風の女』、『白い骨』、『みな殺し』、『片割れ』、『奈落のおあき』、『影法師』、他:「中井貴一インタビュー」、「年譜」、備考:1982年11月講談社より刊行、

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2021/06/08

「獄医立花登手控えシリーズ」全四巻の第三巻です。 起承転結に当てはめれば「転」のはずですが、むしろ少々中だるみ感が有ります。 不良娘だった従姉妹のおちえもすっかり大人しく、悪く言えば平凡になり、口煩かった叔母も登に頼る事が多くなって、そのぶん登を大切にするようになって、なんだか淋...

「獄医立花登手控えシリーズ」全四巻の第三巻です。 起承転結に当てはめれば「転」のはずですが、むしろ少々中だるみ感が有ります。 不良娘だった従姉妹のおちえもすっかり大人しく、悪く言えば平凡になり、口煩かった叔母も登に頼る事が多くなって、そのぶん登を大切にするようになって、なんだか淋しい(笑)。登の身辺が波立たなくなると、どうしても捕物要素頼りになってしまいます。 代わってと言えば変ですが、おちえの友達が活躍。「片割れ」ではおちえの最近の友・おちかのとんでもない悪相の亭主が捕物を惑わせ、「奈落のおあき」では昔の友で登に懸想するおあきの転落が描かれます。 とは言え、単純明快な捕物に仕立てること無く、そこに僅かな苦みや哀しみを上手く混ぜ込むとことろは流石です。

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2017/09/10

主人公が江戸時代の牢獄医という設定から、暗くて陰惨な話が中心だろうとイメージしていたが、読後感はカラッとして明るい。 おもわずニヤッとするやりとりがたくさん出てくる。 この設定から、こういう楽しい読物を創り出すのは、作者の力量というほかない。

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2017/06/05

第1巻第2巻に続き、第3巻を14年ぶりに再読し、獄医立花登の世界にどっぷりとつかってしまっている(笑) 囚人の頼みごとを聞きながら、様々な事件に遭遇する主人公は、時には清濁併せのみ、人情味あふれる解決をする。 牢獄及びそこに収監されている犯罪者の話が中心のため、ともすれば暗い話と...

第1巻第2巻に続き、第3巻を14年ぶりに再読し、獄医立花登の世界にどっぷりとつかってしまっている(笑) 囚人の頼みごとを聞きながら、様々な事件に遭遇する主人公は、時には清濁併せのみ、人情味あふれる解決をする。 牢獄及びそこに収監されている犯罪者の話が中心のため、ともすれば暗い話となるところを、寄宿先のおじの家での出来事やユーモラスなやりとりが、このシリーズを魅力的にしている。 従妹のおちえとの関係もますます進展しそうで、最終巻でふたりは結局どうなるのか、すっかり忘れてしまっているので、再読しなくては。

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2017/03/14

1、2巻に比べるとちょっとまとまり過ぎて 事件のインパクトに欠ける気がするが 立花登の益々活動的な事件への探求心は 中々爽快で事件の哀れさも少し薄まる。

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2016/07/14

内容(「BOOK」データベースより) 娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された。大胆な殺しの後、ゆうゆうと出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆ける―。家では肩身の狭い居候だが、悪事には敢然と立ち向かう若き牢医師・立花登が、得意の柔術と推理で...

内容(「BOOK」データベースより) 娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された。大胆な殺しの後、ゆうゆうと出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆ける―。家では肩身の狭い居候だが、悪事には敢然と立ち向かう若き牢医師・立花登が、得意の柔術と推理で事件を解き明かす。大人気時代連作第三弾。

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2016/05/22

娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された。大胆な殺しの後、ゆうゆうと出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆ける―。家では肩身の狭い居候だが、悪事には敢然と立ち向かう若き牢医師・立花登が、得意の柔術と推理で事件を解き明かす。

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2016/05/07

さあ3作目。かなりこなれて来た感じ。おちかといい雰囲気やんか! あと1冊でどうまとめるのか楽しみ ^_^

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2015/08/25

1982年に、NHKで、放映されていたなんて、知らなかった。 やはり、藤沢周平氏の本は、面白い。 獄医 立花登が、得意の柔術と、少しのお節介の人情味のある人柄が、事件を解いて行く。 家では、肩身狭い居候で、叔母にこきつかわれる所が、強い腕を持った主人公の良さを引き立て、面白さを増...

1982年に、NHKで、放映されていたなんて、知らなかった。 やはり、藤沢周平氏の本は、面白い。 獄医 立花登が、得意の柔術と、少しのお節介の人情味のある人柄が、事件を解いて行く。 家では、肩身狭い居候で、叔母にこきつかわれる所が、強い腕を持った主人公の良さを引き立て、面白さを増しているのだろう。 昔、藤沢周平に傾倒した自分が、よみがえって、又読みたくなった小説であった。

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