終戦のローレライ(下) の商品レビュー
作者で選んだ。『亡国のイージス』同様。戦う男達が美しい。ローレライの存在があるからか、『亡国のイージス』よりまろやかな印象を受けた。
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いろいろな謎が解けてゆきます。福井さんの小説は謎の解き方が素敵。 最後の方は(私が)だらだらしてしまったのですが、最初から終わり近くまでは動きのあるかっこいい文が沢山です。結構泣ける。
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泣いた。激しく。再起不能になるほどに。 すごい。この本は凄すぎると思います。日本国民全員に読んで欲しい本です。
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映画より原作!文庫よりハードカバーです。エピローグは賛否両論みたいだけど自分はこのエピローグがあってこそのこの物語だと思う。敗戦。多くの犠牲の上で今の我々が在ることを忘れてはならない。
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平和ボケしたわたしに戦争というのはやっぱり実感がわかない。60年前に平和をこれからの時代に託した人々が今の世界を見たらどう思うんだろう。 こうやって思ったことを書こうと思ってもなかなかうまく言葉にできない。勉強不足を実感させられるお話でした。
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で、下巻。ほんまにこれはあっという間でした。怒涛の展開。小説やのに小説っぽくない。先日映画化されましたね。あれもよいですがこの原作はその上を行きます。ぜひ一度。日本人であることをはたと思い出させられる作品でした。
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兎に角、何も言わずに読んで貰いたいです。福井独特の読ませ方に引き込まれればもうこっちのモンです。小説で感動したのってこれが始めてかも…っていう位感動できます。
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戦争の描写や兵器の描写が細かいこと、また戦火に生きる男たちの信念や生き様がまざまざと描き出されていてかなり泣ける作品ではないかと思います。
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下巻では広島に原爆が投下され、長崎と続き第三の原爆投下が東京に設定されている事を知る。 男だらけの狭い潜水艦内にひときわ目立つパウラとフリッツ兄妹。彼を取り巻く周りが次第に変化を見せ、そして原爆投下を阻止する為に米艦隊がひしめく海原へ向かう。 上下巻の量がとんでもないけれど、ラス...
下巻では広島に原爆が投下され、長崎と続き第三の原爆投下が東京に設定されている事を知る。 男だらけの狭い潜水艦内にひときわ目立つパウラとフリッツ兄妹。彼を取り巻く周りが次第に変化を見せ、そして原爆投下を阻止する為に米艦隊がひしめく海原へ向かう。 上下巻の量がとんでもないけれど、ラストシーンへ向かう<伊507>は泣かずにはいられない。日本人なら見るべき。
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ローレライのような兵器があったなら。パッシブソナーの趙高感度バージョンが似ている。が、全方位を遠距離で一度に探知する事は?。ローレライがパウラでなく機械として存在したら、どうなるのだろう。上巻に続き下巻もどうぞ。
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