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陽炎ノ辻 の商品レビュー

3.9

80件のお客様レビュー

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2011/07/22

「居眠り磐音」シリーズは最新刊が出る度に購入しているので、第1巻「陽炎の辻」のみ感想登録。(現在「石榴ノ蠅」読了)時代小説は苦手分野だったが、つれ合いがはまっていたので、そんなに面白いのかと手に取ったのが最後、自分ものめり込んでしまった。なんといっても江戸時代、江戸文化初心者にも...

「居眠り磐音」シリーズは最新刊が出る度に購入しているので、第1巻「陽炎の辻」のみ感想登録。(現在「石榴ノ蠅」読了)時代小説は苦手分野だったが、つれ合いがはまっていたので、そんなに面白いのかと手に取ったのが最後、自分ものめり込んでしまった。なんといっても江戸時代、江戸文化初心者にもわかりやすい表現、文章がいい。(史実にどのくらい基づいているのかわからないが)第1巻「陽炎の辻」は関前藩の悲劇から。始まりなのに一番暗く重い内容。第2巻以降は慣れない江戸の下町に身を置く磐音の活躍が始まる。ここからはぐいぐい読ませる。続きが気になって仕方がない。

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2009/10/04

08/6/12 日経新聞の特集を読んで試しに購入 漫画的な軽い感じでサクサクと読める。それでいて江戸文化の匂いを感じるところができる。時代小説っていうのもなかなかいいかも。

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2009/10/04

遅ればせながらの感がありつつも、TVドラマの原作を読んだ。時代小説を自分で買ったのは初めてのこと。 読み続けるか分からなかったので、最初は第1巻のみを購入し、様子を見ようと思ったが、読みやすく、ついつい引き込まれ、翌日には残りをAmazonで一気に購入、そして一気読み。 しかし...

遅ればせながらの感がありつつも、TVドラマの原作を読んだ。時代小説を自分で買ったのは初めてのこと。 読み続けるか分からなかったので、最初は第1巻のみを購入し、様子を見ようと思ったが、読みやすく、ついつい引き込まれ、翌日には残りをAmazonで一気に購入、そして一気読み。 しかし、一気に読んでみると、第1巻から最新刊になると、登場人物が随分「良い人」だらけになってきている。特に、主人公と深い関わりを持つようになる両替商の老分番頭由蔵は、もちろん、人物としても好人物なのだが、それだけでなく、最初の頃は「さすが大店の番頭」と思うほどに主人公に対してもしたたかな一面を持っていた(主人公を用心棒として雇っていた最中には払う金額も多かったが、事件が解決したときにはそれほど多くの報酬は支払われなかったところなどは、その最たるところだろう)。それが、段々、主人公に対して、「生活にお困りなら仕事を創って差し上げるのに」というほどに、甘くなっていく。 さらには、当初は江戸深川での長屋に住んでいた主人公が、あれやこれやの曲折を経て、当初は日々の食事にも困る有様だったのが、今では江戸でも実力随一の剣士となり、継嗣のいない師匠の道場の後継になる(しかも、その道場は幕臣でないにもかかわらず、何故か幕府との関わりが深い)という「出世」を果たしてしまった。それだけでなく、まるでこの主人公が福の神のように、周囲の人をどんどん巻き込んで、家を復興させたり、予想外の収入を得させたりと、なぜかうまい具合に都合のいい方向へ話が進んでいく(つまり、後味の悪さが全くないと言える)。 作者自身も言っているように、読了後さわやかな気分になるもの、ある意味「理想の江戸時代」を描いているというのは、正にその通りなのだろう。事実、時代考証としては「あり得ないのではないだろうか」と思ってしまうようなことも、ない訳ではない(もっとも、専門家ではないので、私が勝手にあり得ないと思っているだけで、実際にはあり得ることなのかもしれないが)。 個人的には、長屋生活を軸とした庶民の生活を中心に描いてほしいとも思うのだが、話の展開を考えるとどうも、武家社会の政治に関わる話が主軸になりそうなだ。それはそれで、面白いのかもしれないが、江戸時代の徳川幕府の内部の話となるとさすがに史実から離れてしまう訳にもいかず、どこか制限されてしまい、フィクションとしての面白さがなくなってしまうのではないかと、いらぬ心配をしてしまう。 ともあれ、どうやら、このシリーズ、終了するまでには、作者の現時点での予想では50冊くらいになるのではないかとのこと。まだ、折り返し地点にも来ていないということになる。読む楽しみが増えたが、随分先の長い話になりそうだ。

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2009/10/04

「伊那衆〜」の主人公といい、この作家さんの主人公はかなり魅力的。 驚くほど強い磐音のチャンバラが気分爽快。 主人公を好きになって読めるから、話も面白い。

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2009/10/04

面白かった。 するするっと読みやすいし、ちゃんと江戸時代しているのがいいかな、と。 読んでいるうちに、 漫画、るろうに剣心の剣心を思い出してしまったのだけど、 それはどことなーく、主人公の雰囲気が似ているからかもしれない。

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2009/10/04

最近、時代物小説を読み始めたのですが、佐伯氏のは初。TVドラマの初回を見て、読んでみる気になりました。そして、あっという間に読み終わっちゃいました。シリーズ物というのが嬉しいです。あと20冊も読めると思うとまたさらに嬉しい。2007.9.5

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2009/10/07

佐伯さんの著作でこれまでに読んだものは、唯1冊「ダブルシティ」 http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=1487 があるきりでした。それも10年以上も前。 最近はもっぱら時代物のよ...

佐伯さんの著作でこれまでに読んだものは、唯1冊「ダブルシティ」 http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=1487 があるきりでした。それも10年以上も前。 最近はもっぱら時代物のようですね。しかも、NHKでドラマ化されるとかもあって、本屋さんでは平積み状態。ついそそられて読んでみることとしました。 ただこの10年ばかり、時代物は、ほとんど峰隆一郎さんの作品のみにどっぷり(約150作品)で、かの作品群を読み出してしまうと、普通の時代物に戻れなくなるんじゃないかという不安もありましたが、いかにもNHKドラマ向きの、好青年の剣士が主役の人情味あふれる作品で、これはこれで楽しめました。 峰さんの作品と比べて、同じく浪人を主役におきながら、人物像といい、剣戟描写といい、まるで対極にあるかのような作品でしたが、峰さんも他界し、かの作品で出回っているものはほぼ読み尽くしてしまったので、今回を契機に、ここしばらくは佐伯さんの作品とお付き合いしてみようかとも思っています。 (2007/7/17)

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2009/10/04

新たな時代物シリーズを発見した。これは相当おもしろい。現在20巻弱出ているが、ゆっくり読んでいる。シリーズ物はたくさん続くという期待と、終わりがあるという寂しさがあり、複雑な心境。 とにかくおもしろい。

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2009/10/04

12月26日再読。最新刊まで読んでから、これを読み返してみると、かなりの矛盾が目に付いた。これでは佐々木道場が改築したらしいとか出てきているのに、最新刊でも『念願の改築』が済んだばっかりだし。多分、最初はこんなに長く続くとは思っていないで、それほど深い設定を決めずに書いたんだろう...

12月26日再読。最新刊まで読んでから、これを読み返してみると、かなりの矛盾が目に付いた。これでは佐々木道場が改築したらしいとか出てきているのに、最新刊でも『念願の改築』が済んだばっかりだし。多分、最初はこんなに長く続くとは思っていないで、それほど深い設定を決めずに書いたんだろうなぁ。

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2009/10/04

ただいま居眠り磐音シリーズにはまっています。直心影流の達人でありながら、藩政を正そうとしたことで陰謀に巻き込まれ浪人暮らしを余儀なくされた坂崎磐音。 彼の誠実な人柄としなやかな剣技、そして彼に惹かれ関わる江戸の人々の息吹が活き活きと描写され飽きさせません。ただいま3巻目(花芒ノ海...

ただいま居眠り磐音シリーズにはまっています。直心影流の達人でありながら、藩政を正そうとしたことで陰謀に巻き込まれ浪人暮らしを余儀なくされた坂崎磐音。 彼の誠実な人柄としなやかな剣技、そして彼に惹かれ関わる江戸の人々の息吹が活き活きと描写され飽きさせません。ただいま3巻目(花芒ノ海)を楽しんでおります。

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