つむじ風食堂の夜 の商品レビュー
2002年刊。古い。中身は、ファンタジーでは無い、幻想的でも無いけど、現実とは違う世界のような。夢の中と言うほど現実を離れている訳でも無く。昭和30年代とか、更に前か?的な雰囲気もあり…。何だかよく分からない。まるっきり退屈な訳でも無いのだが、誰に勧めたら良いのか見当が付かないな...
2002年刊。古い。中身は、ファンタジーでは無い、幻想的でも無いけど、現実とは違う世界のような。夢の中と言うほど現実を離れている訳でも無く。昭和30年代とか、更に前か?的な雰囲気もあり…。何だかよく分からない。まるっきり退屈な訳でも無いのだが、誰に勧めたら良いのか見当が付かないな…。
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「なにごともなく、晴天。」のあとがきに出てきたので読んでみました。世界観が好き! 月舟町シリーズの一作目。哲学的なことも書かれていますが、物語に漂うレトロな空気感が心地よいです。私もどこか遠くへ行きたい、なんて思ってなくて「ここ」が大事。
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ブクログで紹介されていたので早速読んでみた。 日本のどこかにあるようなないような、田舎でも都会でもない静かな街。その雰囲気はとても好きなんだけど、主人公を始めとして登場人物に今ひとつ魅力がないように思える。どの人も悪い人ではないんだけどただの変人にしか見えない。 シリーズもの...
ブクログで紹介されていたので早速読んでみた。 日本のどこかにあるようなないような、田舎でも都会でもない静かな街。その雰囲気はとても好きなんだけど、主人公を始めとして登場人物に今ひとつ魅力がないように思える。どの人も悪い人ではないんだけどただの変人にしか見えない。 シリーズもののようなのでもう少し読んでみようかな。
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食堂の物語だと思って詠み始めたが、何か違う…なんだか不思議だけどあったかいところへ迷い込んでしまうような不思議な感じのする本だった。 最後の余話まで読むといい。
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やっぱり外国の風景が浮かんでくる つむじ風食堂も日本じゃないような 浮かんでくる街はジブリのハウルの城で 出てきたような港町。 なかなか自分の脳内に収まらない。 続きも読んでみないと…
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やっと吉田篤弘さんの本が読めた。初めの一冊はこの本にしようと決めていた。思った通りの心地よさ。言葉を噛み締めたくなる。
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穏やかで優しい夜のような本だった。この作者の本を読んでいると、食べること、歩くこと、働くこと、ものを考えること、ひとと話すこと、という日々の営みに愛着を持てそうな気持ちになる。うまい言い方がほかに思いつかないけれど。
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哲学的な印象で、難しかったです。 最後まで主人公をはじめ登場人物の人となりがイメージできなかったです。 同じ街を舞台にした作品があるようなので、それを読めばわかるのでしょうか…
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それからはスープのこと〜を先に読み、その街が舞台のストーリーが3作あることを知り、早速読んだ本。 やっぱり異世界に飛ぶ。 雰囲気が古いアルバムの感じなんだよな。。 セピア色とはまた違うけれど、たしかに古い懐かしい色合いのお話。 初めの方は、なんだかよくわからず、読むのを断念し...
それからはスープのこと〜を先に読み、その街が舞台のストーリーが3作あることを知り、早速読んだ本。 やっぱり異世界に飛ぶ。 雰囲気が古いアルバムの感じなんだよな。。 セピア色とはまた違うけれど、たしかに古い懐かしい色合いのお話。 初めの方は、なんだかよくわからず、読むのを断念しようか?と思ったが、後半からは、すらすら読めた。 一種、哲学的な感じがする本かもしれない。
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気持ちのいい小説。 丁寧な描写の中に緩やかな余白があって、行ったこともない町に懐古してしまうような話。 オレンジの描写と最後の一文がすごく好き。
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