つむじ風食堂の夜 の商品レビュー
歳をとると投げつけるはずだった石ころを掌の中で愛でるようになっちゃうってなんとなくわかる。また読むと思う。良い本。
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《スープのことばかり〜》が良かったのでこちらもありがたき図書館で借りさせていただきました。独特のふわふわゆるゆるな感じでさらさらと短時間で読んでしまいました。もうちょい町の部分が分かれば嬉しかったなぁ。主人公の部屋はよく分かったんだけどね。
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主人公雨の先生とつむじ風食堂にやってくるお客さんたちの話 すごく不思議な作品 ファンタジーのようでどこか現実的、登場人物も風変わりでミステリアス 言葉選びが素敵だなぁと思いました ただ少し読みにくかったです
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黄昏がやってきてお腹が空くと 霧の中の洋食屋に行きたくなる そしてお気に入りのカフェを みつけたくなる 居心地のいい空間でいただく珈琲は 格別なんだから… 幸せってそういうもんなんだと 気づかされるそんな本。。
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万歩計を買ってみようかな。 ここではないどこか。 でも宇宙の中 ふわふわ浮きながら、どこか遠くへ 珈琲の香りのする処へ。
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小さな町の小さな食堂に集まる人々の話。 読み進めると、話に惹きつけられてくる。 時折、自己の存在の必然性と相対性を表現していて、主人公と一緒に考えさせられた。
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『それからはスープのことばかり考えて暮らした』が良かったので。 ゆったりとした感じは同じだけどこっちのが少し難しい。まだ、この話の本当に伝えたい部分が理解しきれてないような気がする。すぐに読めるから何度も読むといいのかな。
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なにかが始まりそうな予感で終わる話。 なんでもない日常で、なんにもない日常が大切なんだろうと思わせる話です。 野心がなく、多くを求めない主人公を書くのがうまいですね
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もし、電車に乗り遅れて、ひとり駅に取り残されたとしても、まぁ、あわてるなと。黙って待っていれば、次の電車の一番乗りになれるからって
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親しい人と、温かい食事をとりたくなる本でした。 ゴッホの『夜のカフェテラス』という絵を連想させる、柔らかい光を放つ食堂。 マイペースな主人公が考えることや、とる行動は、優しさに満ちていて穏やかな気持ちになりました。 父親を思い出すあたりは、自分に置き換えて懐かしい気持ちに。...
親しい人と、温かい食事をとりたくなる本でした。 ゴッホの『夜のカフェテラス』という絵を連想させる、柔らかい光を放つ食堂。 マイペースな主人公が考えることや、とる行動は、優しさに満ちていて穏やかな気持ちになりました。 父親を思い出すあたりは、自分に置き換えて懐かしい気持ちに。 作者は違いますが『センセイの鞄』と漂う空気感が似ている。 また、時間をおいて読み返してみたいです。
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