物理学と神 の商品レビュー
これこそまさに、神本。元々科学に興味があった自分は、この本によってさらに興味が湧きました。中世のヨーロッパでは、宗教と科学が渾然一体で。その中で科学者達がどのように常識を打破して世間を驚かせていたのか。科学、特に物理学の歴史が把握出来て非常に面白い。高校生の時に読んで理解出来たの...
これこそまさに、神本。元々科学に興味があった自分は、この本によってさらに興味が湧きました。中世のヨーロッパでは、宗教と科学が渾然一体で。その中で科学者達がどのように常識を打破して世間を驚かせていたのか。科学、特に物理学の歴史が把握出来て非常に面白い。高校生の時に読んで理解出来たので、理系文系問わず高校生あたりで読んでおくと人生が楽しくなる一冊だと思う。
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こういう切り口で読ませてくれると、ただ物理学の変遷を並べるより、歴史の繋がりみたいなものが見えるようで面白かった。著者が一歩引いた位置から眺めて書いている。あとがきにもあったが、ほんとにこの人は神を信じてないのだなあという感じ。自分は問題なく楽しんだが、そこが気になる人もいそう。
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タイトルに惹かれて購入したが、かなりおもしろい!!歴史上の物理学者の神への挑戦や、神と悪魔のパラドックス、神のサイコロ遊びなど、とにかくおもしろい。神の存在をなんとかして方程式の中に入れようとした物理学者の苦労は少し滑稽でもあるし、神は賭博士であるといったユーモアあふれる著者の文...
タイトルに惹かれて購入したが、かなりおもしろい!!歴史上の物理学者の神への挑戦や、神と悪魔のパラドックス、神のサイコロ遊びなど、とにかくおもしろい。神の存在をなんとかして方程式の中に入れようとした物理学者の苦労は少し滑稽でもあるし、神は賭博士であるといったユーモアあふれる著者の文章は、物理学が高校時代に嫌いだった私でえ、楽しめたので、かなりお勧めの一冊。
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タイトルだけで買ってしまったよ(笑)古代から現代までの、神学と科学の融合から対立の流れを追いつつの物理入門…なんだけど、初心者向けにしては説明が学者視点でいきなり論文口調になったりするから、全く知識のない人間がいきなり読んでも難しいかも(笑)まぁワタシの読解能力がないだけっつった...
タイトルだけで買ってしまったよ(笑)古代から現代までの、神学と科学の融合から対立の流れを追いつつの物理入門…なんだけど、初心者向けにしては説明が学者視点でいきなり論文口調になったりするから、全く知識のない人間がいきなり読んでも難しいかも(笑)まぁワタシの読解能力がないだけっつったら言葉もないですが;;でも文章から、作者も楽しく書いてるのか分かって、読んでて「うん、科学って何だか楽しいそうだねぇ」と思えてくる…人もいるかと(笑)
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科学と神という一見相反する存在の関係をアリストテレスの頃から歴史的な観点から追っている本。科学の中の神、科学者にっての神がどのように変遷しているかという視点は斬新なものだと評価できるのですが、もう少し専門的な説明を噛み砕いたものにしてわかりやすくすれば読みやすくなるのにな。
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物理学ってもうめちゃくちゃ(w 社会学や、哲学、仏教なんかにもその研究範囲を広げている。 そういう意味では最も進んだ学問分野なのかもしれない。
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物理学入門書としてはすごくわかり易いと思う。ただし、それはある程度高校で物理をやってきた場合であり、やっぱり文系の人には辛いかも・・。でも面白い。
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神の姿の変容という新しい切り口から、自然観・宇宙観の現在までの変遷をたどる、刺激的でわかりやすい物理学入門。
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