すみれの花の砂糖づけ の商品レビュー
両極端に見えて繋がっている女性の今までとこれから。 子どもの女の子と大人の女性との両極端を描きながら、子どもの女の子がやけに達観して見えたり、大人の女性の心のなかにはだかの子どもがいたり。子どもの頃の、どうしようもない感じと、大人になって自分の中にいる子どもの自分の描写にすごく...
両極端に見えて繋がっている女性の今までとこれから。 子どもの女の子と大人の女性との両極端を描きながら、子どもの女の子がやけに達観して見えたり、大人の女性の心のなかにはだかの子どもがいたり。子どもの頃の、どうしようもない感じと、大人になって自分の中にいる子どもの自分の描写にすごく共感できました。 特に好きなのは ふらふら あと、あの日母は台所にいて の、 たったひとりで生まれてきたことを わけもわからず それでも生きてきたことを ほめてくれたのではなかったの? に、胸打たれました…。 生まれてきてしまったことの途方のなさ、 ひとりで生きていかなければならないこと、 恋愛の詩が多く感じるけれど、生きていくことのしんどさやさびしさもスマートに表現されていると感じました。
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初めて詩集というものを読んだ 解釈いろいろね 表紙の可愛さとTwitterで好きな女の子が読んでたから気になっていたから読んだ
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『うしなう』と『時間』が一番刺さりました。 自分が詩を書いたらどんなふうに表現するのか考えました。感じたことを短い言葉でもいいから言語化して留めておくことの大切さを感じました。
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江國香織さんは前から気になっていて、好きな詩が収録されているこちらを購入致しました。表紙からタイトルから、何から何まで可愛らしいのですが、詩自体は結構鋭い作品が多かったです。それも含めて惹かれました。ただ、恋愛を全てとしない私の生き方には合わず、共感する事は少なかったです。相性が...
江國香織さんは前から気になっていて、好きな詩が収録されているこちらを購入致しました。表紙からタイトルから、何から何まで可愛らしいのですが、詩自体は結構鋭い作品が多かったです。それも含めて惹かれました。ただ、恋愛を全てとしない私の生き方には合わず、共感する事は少なかったです。相性が良くなかったのだと思います。読書を始めるきっかけとしては良いかも。
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Twitterで「ずっと昔からわたしが1番女の子になれるもの。」って回ってきて興味本位で買った。表紙可愛い、てっきり小説だと思ってたけど詩集だった、詩って良くも悪くも短いから読んだ気がしない。好きな詩は『錯覚だ、と、思おうとするのに』『5歳』。割と不倫の詩があって可愛い言葉で飾ら...
Twitterで「ずっと昔からわたしが1番女の子になれるもの。」って回ってきて興味本位で買った。表紙可愛い、てっきり小説だと思ってたけど詩集だった、詩って良くも悪くも短いから読んだ気がしない。好きな詩は『錯覚だ、と、思おうとするのに』『5歳』。割と不倫の詩があって可愛い言葉で飾られてる割にやってること全然可愛くなかった。良い歳の大人の女が自分を少女と思って恋愛してる感にちょっと嫌悪感抱いたかも。可愛いっていうか幼稚というか。まぁそんなドロドロの詩ばっかじゃなくてほわんとした可愛い詩もいくつもあったけど共感できる詩は少なかったかも。フォントも可愛かったしあえて漢字じゃなくてひらがなにしてる言葉も多くあって『可愛い』って雰囲気は完璧な作品と思った。
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私の名前と同じだからという理由で友人が貸してくれました。はじめての詩集でしたが、たちまち江國香織さんの言葉と心の世界に引き込まれて、一気読み。 お気に入りは、大人の「私」の気持ちを謳った心ここに在らずな詩でした。
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前半は特に恋愛が主体のもの多く、 不倫を思わせる描写がいくつかあるので好みは分かれそう。個人的にあまり得意な女性像でなかった部分もあり、前半で諦めそうになりました。 後半の「真実」や「父に」などは好きだったので、 同著者の他の詩集は読んでみようかなと思いました。
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表紙のかわいさで初めて読んでみました。 詩集なら、この作者の人柄がわかりやすいのかな、なんて思いもあって。 全体的に私としては 恋愛 不倫 悲劇のヒロイン? 誰のものでもない、じゃなくて、なれないんじゃない? といったイメージや印象を残す作品。 なのであまり好きではない。 で...
表紙のかわいさで初めて読んでみました。 詩集なら、この作者の人柄がわかりやすいのかな、なんて思いもあって。 全体的に私としては 恋愛 不倫 悲劇のヒロイン? 誰のものでもない、じゃなくて、なれないんじゃない? といったイメージや印象を残す作品。 なのであまり好きではない。 でもたったひとつ、「夫」に関する詩はなんだか優しい愛を感じられるので、この本のなかでは心の癒し。 内容はさておき、語呂や言い回し、リズムはさらさらっと読みやすくて好きでした。
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読むたびにアッ、となる。いたって軽やかなのに、時折針のような鋭さで胸を突いてくる。あたたかい、けれどさみしい気持ちにさせられる。何度でも読み返したくなる詩集。
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江國香織“風”ならできなくないです 難しい言葉も使わないし 言ってしまえばお洒落な日常をひらがなで綴ればそれっぽくなります けれど 完全再現は容易ではないかと 彼女が置いている環境や周りの人には 美しいものに溢れているだけではない 汚れがない 誰もが発信者になりうる...
江國香織“風”ならできなくないです 難しい言葉も使わないし 言ってしまえばお洒落な日常をひらがなで綴ればそれっぽくなります けれど 完全再現は容易ではないかと 彼女が置いている環境や周りの人には 美しいものに溢れているだけではない 汚れがない 誰もが発信者になりうる現代 発信することや、受信することは容易でも その目的には「うつくしいものを共有したい」以上に 「自慢」や「マウント」「承認欲求」が垣間見える そう考えるとより一層 この詩集の純粋無垢さが愛くるしくてたまらないです 江國香織さんの過ごすときや環境が とてもかけがえのない、素敵なものに思えました。
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