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神の子どもたちはみな踊る の商品レビュー

3.8

573件のお客様レビュー

  1. 5つ

    107

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  3. 3つ

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2024/09/29

#65奈良県立図書情報館ビブリオバトル「10年後にまた読みたい本」で紹介された本です。チャンプ本。 サンジョルディの日にちなんで2部制の内の1部。 1部は通常のビブリオバトル、2部は奈良県内の書店員さんによるエキシビジョンマッチでした。 2016.4.16 https://m.f...

#65奈良県立図書情報館ビブリオバトル「10年後にまた読みたい本」で紹介された本です。チャンプ本。 サンジョルディの日にちなんで2部制の内の1部。 1部は通常のビブリオバトル、2部は奈良県内の書店員さんによるエキシビジョンマッチでした。 2016.4.16 https://m.facebook.com/events/1701471486762147?view=permalink&id=1715044465404849

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2024/09/25

村上春樹先生の作品、初挑戦です!はっきりとは理解できないのに、不思議と読了感の良い作品だった。どの作品にも楽器を鳴らし終わった後の音の余韻みたいなものを感じた。 頭で理解する読書ではなく、心で感じる読書だった。今まで読んだ短編集の中でも、グッと心に残るような作品。詩を読んだような...

村上春樹先生の作品、初挑戦です!はっきりとは理解できないのに、不思議と読了感の良い作品だった。どの作品にも楽器を鳴らし終わった後の音の余韻みたいなものを感じた。 頭で理解する読書ではなく、心で感じる読書だった。今まで読んだ短編集の中でも、グッと心に残るような作品。詩を読んだような、感覚に近いかも。結末がしっかりしている作品以外の良さを感じることができた。

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2024/09/19

映画『めくらやなぎと眠る女』が良かったので、『螢・納屋を焼く・その他の短編』と合わせて再読。 これは大分昔に読んでいたが、『かえるくん、東京を救う』以外はほとんど覚えていなかった。 阪神・淡路大震災後に書かれた短編集ということで、すべての短編になんらかのかたちで震災が描かれる。 ...

映画『めくらやなぎと眠る女』が良かったので、『螢・納屋を焼く・その他の短編』と合わせて再読。 これは大分昔に読んでいたが、『かえるくん、東京を救う』以外はほとんど覚えていなかった。 阪神・淡路大震災後に書かれた短編集ということで、すべての短編になんらかのかたちで震災が描かれる。 震災について直截描くわけではない。だが記号的に配置されてるわけでもない。確かに大きな不条理が降り掛かったのだ、という影が作品全体に張りついていた。 その記憶も平成の大きな傷跡として消え去るわけでもない。東北や能登の震災と新たな災禍として再び浮上するような感覚がある。 十数年ぶりに読んでそんな感覚を抱いた。

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2024/09/14

元々、村上春樹さんの作品はあまり興味をそそられず、読んだことがなかったのですが、この本の記事を読んでなぜかすごく興味がわき図書館へすぐ行きました。 短編集なので、飽きずに最後まで読めました。 かえるくんの話しと蜂蜜パイの話がとても好きです! 他の村上春樹作品も読んでみようと思いま...

元々、村上春樹さんの作品はあまり興味をそそられず、読んだことがなかったのですが、この本の記事を読んでなぜかすごく興味がわき図書館へすぐ行きました。 短編集なので、飽きずに最後まで読めました。 かえるくんの話しと蜂蜜パイの話がとても好きです! 他の村上春樹作品も読んでみようと思います!

Posted byブクログ

2024/09/01

かえるくんの話が特に好き 誰も見てない、誰にも評価されない場面で頑張ってる人はたくさんいるよね。 アニメ映画もとても面白かったです。

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2024/08/29

きっとこの短編集は読んだはずなのだが、全く記憶に残っていなかった。タイランド、蜂蜜パイといった日常に近い短編の方が、阪神淡路大震災を意識の淵に置いた作品より読みやすかった。故郷を捨てあの揺れを体験できないまま廃墟を見つめることはとても苦しいことであろう。しかしあの震災を契機に世界...

きっとこの短編集は読んだはずなのだが、全く記憶に残っていなかった。タイランド、蜂蜜パイといった日常に近い短編の方が、阪神淡路大震災を意識の淵に置いた作品より読みやすかった。故郷を捨てあの揺れを体験できないまま廃墟を見つめることはとても苦しいことであろう。しかしあの震災を契機に世界は今につながる軋みを始めたことをしっかりと思い起こさせる力があった。

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2024/08/05

とりあえず読みだした。阪神淡路大震災を受けての短編集だった。どの短篇も好み。みんな地上や人、故郷を拠り所としていたのに、どこかその拠り所が壊れやすいものと知って、生活が変わってしまう…そんな感覚だった。しっかりと拠り所とする場所、物そして人を見つけたい。

Posted byブクログ

2024/07/26

阪神淡路大震災にまつわる物語。 村上短編集の中では珍しく、相性の悪い作品がなくどれも楽しんで聴けた。 「蜂蜜パイ」は熊のお伽話がとにかく記憶に残った。村上春樹作品の中ではかなり好き。 「タイランド」も静謐な空気が流れていて好み。

Posted byブクログ

2024/07/02

大大大好きな『輪るピングドラム』に、この本に収録されている『かえるくん、東京を救う』が登場するので気になって読んだ 女性の描き方が嫌だった記憶だけある、もうあんまり覚えてないから今度ちゃんと読み返したい

Posted byブクログ

2024/06/28

自分が村上春樹にハマったきっかけの1冊。村上春樹の短編集には好みでない作品がいくつか入っていることが多いが、これは全ての作品が心に響いた上に、短編の掲載順も自分好みだった。特に好きな作品は「神の子どもたちはみな踊る」と「タイランド」。

Posted byブクログ