1,800円以上の注文で送料無料

屍鬼(4) の商品レビュー

3.9

133件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    54

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

遂に疫病の正体を知っ…

遂に疫病の正体を知った村人達!!彼らが取った行動とは・・・多くのもの失ってしまった村人の怒りと、生きていく為の行動を取っていただけなのに憎まれる屍鬼の悲しさ。分かり合うことなど出来ないのに、それを分かろうと行動した静新。分かり合うこなど出来ないのだから、自分の大切なものを守ろうと...

遂に疫病の正体を知った村人達!!彼らが取った行動とは・・・多くのもの失ってしまった村人の怒りと、生きていく為の行動を取っていただけなのに憎まれる屍鬼の悲しさ。分かり合うことなど出来ないのに、それを分かろうと行動した静新。分かり合うこなど出来ないのだから、自分の大切なものを守ろうと行動した敏夫。いろいろな人の気持ちが複雑に絡まり合う、怖いだけではない悲しいホラーです。

文庫OFF

想像力フルに回転させ…

想像力フルに回転させてこの世界に引き摺り込まれてください。全5巻一気にどうぞ。

文庫OFF

増え続ける「屍鬼」を…

増え続ける「屍鬼」を壊滅させるため深夜密かに行われる人体実験。生き残った村人たちが選んだ策は…。

文庫OFF

シリーズ第4弾。ここ…

シリーズ第4弾。ここまで読んだらラストまで一気に読めると思います。さすが文庫版はコストパフォーマンス最高です。

文庫OFF

ついに「屍鬼」の目的…

ついに「屍鬼」の目的が明らかに。医師・敏夫の凄惨な実験。ようやく「屍鬼」の正体をつかめるが・・・。私の中では少し中弛みの感はがありました。謎もほとんど解け、あとは終結までまっしぐらというところでもう少しスピード感と緊張感を持たせてくれれば楽しめたと思います。だからといって面白くな...

ついに「屍鬼」の目的が明らかに。医師・敏夫の凄惨な実験。ようやく「屍鬼」の正体をつかめるが・・・。私の中では少し中弛みの感はがありました。謎もほとんど解け、あとは終結までまっしぐらというところでもう少しスピード感と緊張感を持たせてくれれば楽しめたと思います。だからといって面白くないわけではありませんよ。

文庫OFF

恐怖から悲壮に変わる…

恐怖から悲壮に変わる瞬間を味わいましょう!!!!!

文庫OFF

正体を知った人々。そ…

正体を知った人々。そして屍鬼の悲しい宿命に悩む清信。悩みまくっていて少し、おいていかれそうでした。

文庫OFF

村人の死は鼠算のごと…

村人の死は鼠算のごとく勢いを増して加速します。そんな中屍鬼を殲滅する手がかりを探るべく、医院の奥で敏夫がしていたことは・・・・・。屍鬼はただのホラーでは無いと改めて思いました。小野さんの心理描写にはホントに敬服してしまいます!人間の弱さ、矛盾を突きつけられたようでいたたまれない様...

村人の死は鼠算のごとく勢いを増して加速します。そんな中屍鬼を殲滅する手がかりを探るべく、医院の奥で敏夫がしていたことは・・・・・。屍鬼はただのホラーでは無いと改めて思いました。小野さんの心理描写にはホントに敬服してしまいます!人間の弱さ、矛盾を突きつけられたようでいたたまれない様な気持ちになりました。そして4巻は屍鬼の視点から書かれているところもあり、切なくて思わず泣けました。

文庫OFF

2024/08/31

前半はやや中だるみを感じたが、後半はまたスピーディな展開で没頭。屍鬼となった者たちや、桐敷家の者たちの心情が描かれていて恐ろしさが増している。 しかしやはり、うっすらした既視感がある。関連作品を見たことがあるのかな…

Posted byブクログ

2024/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

病院スタッフに対する周囲の態度が、コロナ下を思わせて辛い。おそらくはもっともっときつい状況だったのだろうと思われる。 医療関係者でなければ、最前線で働く方達への尊敬と感謝を持ちつつ、反面、自己を守りたい欲求や病に対する恐れがあり、対して医療関係者であれば、感染を恐れながらも使命感や現実的な理由で職務を果たす一方、避けられるような場面があれば理不尽さへの怒りや失望感もあるだろう。 どちらの側の思いもわかり気持ちが沈む。 また寺の跡取り、静信の、自分は異物だという思い。そのため人外ではない沙子に共感してしまい、狩る側と狩られる側、どちらに対しても動かずに、仕方のない事だと静観してしまう気持ち。 自分の神を見出せないためなのか、無力感と諦観、傍観者に成り下がり、結局、1人浮いているように見える。 生まれながらの異物であったとしたら本人の責任ではなく生きていくだけで苦行だと思う。周りも手を差し伸べたいと思いつつ、その術が見つからなければ、お互いにすれ違いやるせ無いこともあるだろう。 ただ、頭の中でぐるぐると考えているだけの静信の言動は、自分の責任の上、足掻いてでも得たいものを掴み取ろうとする沙子や医師である尾崎に比べて、非常に歯痒く苛立ちを感じてしまう。

Posted byブクログ