屍鬼(5) の商品レビュー
「起き上がり」という…
「起き上がり」という存在を認めない村人、それを利用して村人を喰っていく屍鬼。しかし一旦存在を認め、それが自分たちの敵だと認識した後の人間は壮絶でした。容赦なく、疑わずただ屍鬼を殺していける人間の集団意識は脅威です。自分の大切な人を殺した屍鬼は許せない、でもその大切な人が屍鬼になっ...
「起き上がり」という存在を認めない村人、それを利用して村人を喰っていく屍鬼。しかし一旦存在を認め、それが自分たちの敵だと認識した後の人間は壮絶でした。容赦なく、疑わずただ屍鬼を殺していける人間の集団意識は脅威です。自分の大切な人を殺した屍鬼は許せない、でもその大切な人が屍鬼になってしまったらその時自分はどうするのか…。怖いというより悲しく、生について死について深く考えさせられる本でした。また改めて読み返してみたいと思います。
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あなたは、もし人を殺…
あなたは、もし人を殺さねば生きられぬというなら、どうしますか?そして殺されぬためにかつての同胞を屠らねばならぬとすれば・・・!?絶対に起きてほしくない世界がここに描かれています。
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あまりの迫力に、興奮…
あまりの迫力に、興奮して眠れなくなります。他者の生を奪って生きるか信念を守って死ぬか、究極の選択を目前に突きつけられる、ホラーの枠を超えた傑作です。
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ようやく屍鬼の存在を…
ようやく屍鬼の存在を認めた村人達は、それを屠るべく凶器を携え、ついに恐るべき「屍鬼狩り」の幕が開けた___。いろんな気持ちがないまぜになった5巻でした。生前の感情をそのまま持ち、苦痛も感じる屍鬼という存在にやりきれない気持ちになり、憎悪と正義で突き動かされた集団心理の恐怖に息が詰...
ようやく屍鬼の存在を認めた村人達は、それを屠るべく凶器を携え、ついに恐るべき「屍鬼狩り」の幕が開けた___。いろんな気持ちがないまぜになった5巻でした。生前の感情をそのまま持ち、苦痛も感じる屍鬼という存在にやりきれない気持ちになり、憎悪と正義で突き動かされた集団心理の恐怖に息が詰まりました。けど、目を背けたくなることを敢えて突いて来る作者はすごい。ラストの展開と静信の小説にはちょっと、えっ??という気もしましたが、決して読んで損はしない本だと思います。お勧めです!
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極彩色の映画を見てい…
極彩色の映画を見ているような、ラストシーンが印象的です。
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屍鬼VS人間。医者V…
屍鬼VS人間。医者VS住職。どちらも悪くないような気がします。切ない。。
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屍鬼となった人々のエ…
屍鬼となった人々のエサに対する感覚も様々なのが哀しい。いっそのこと全く人間性みたいなものも無くなってしまえば救いもあるのかもしれません。狩られる方から狩る方に転じた人間達の攻撃性も理解できなくはないけれど,尋常じゃない恐ろしさを感じる。でも,きっと人間って本当にこうなんだろうな…...
屍鬼となった人々のエサに対する感覚も様々なのが哀しい。いっそのこと全く人間性みたいなものも無くなってしまえば救いもあるのかもしれません。狩られる方から狩る方に転じた人間達の攻撃性も理解できなくはないけれど,尋常じゃない恐ろしさを感じる。でも,きっと人間って本当にこうなんだろうな…。
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屍鬼の最終巻恐怖の絶…
屍鬼の最終巻恐怖の絶頂にたたされた村人がとる行動とは?!村人の前に積み上げられる屍が意味することは…?血と炎に染まる村で起こる、壮絶なクライマックス!!
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屍鬼の存在に気づいた…
屍鬼の存在に気づいた村の人々が、やっと屍鬼を倒そうと団結します。この巻は特に、登場人物それぞれの想いがひしひしと伝わってきてとっても切ない気持ちになりました。もう一度じっくり読み直したいと思います。とてもお薦めの本です。
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人間と屍鬼との、目を…
人間と屍鬼との、目をおおいたくなるような対決がはじまる・・・。結局悪いのは誰なのか。何が正義で何が悪か?深遠まで覗き込まされたような恐怖に陥るホラー大作。
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