青空の卵 の商品レビュー
ひきこもり探偵シリーズ第1弾。 謎はたいしたことないし坂木が泣き過ぎな気がするけど、やわらかい雰囲気で読みやすかった。 事件で知り合った人たちとの関係がいいね。
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坂木司デビュー作。引きこもりの友人鳥居と彼を取り囲む友人坂木、との物語。 大変文章が柔らかく毛布のような、お話。どちらかというと鳥居寄りの私にはいたいことも。 装丁が作品の雰囲気を現していて秀逸。
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引きこもり探偵シリーズ第一弾。 主人公の僕がもたらす、日常の謎を引きこもりの友人、鳥居が解決していく連作短編集。謎自体は大した子とがないのだが、登場する人物がそれぞれ魅力的。次作も楽しみ。
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2011.7.14 初読 市立図書館 これがデビュー作なんだ・・・!すごい。というのが感想。 読みやすいし、物語にひきこまれた。 司と鳥井の関係にちょっと感動すらした。 続編があるみたいなので、読んでみよう。 未読の坂木作品もあと数冊。
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ちょっと苦手な話かも。。主役の鳥井くんと坂木くんの関係が恋人同士みたいな感じで理解できない。いっそどちらかが女性だったら共感できるところもあるかも。
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息子がいい本だと言ったので、読んでみた。 彼の好きそうな話であった。 引きこもり、というか、引きこもり気味な青年と 彼と友達になりたかった青年の ちょっとした推理の話。 引きこもり気味っていうのがポイント。 人は案外、 心がぎりぎりの崖っぷちで生きている人は多いと思う。 なの...
息子がいい本だと言ったので、読んでみた。 彼の好きそうな話であった。 引きこもり、というか、引きこもり気味な青年と 彼と友達になりたかった青年の ちょっとした推理の話。 引きこもり気味っていうのがポイント。 人は案外、 心がぎりぎりの崖っぷちで生きている人は多いと思う。 なので引きこもり気味の鳥井青年は 特別なようで、人の中に必ず存在する部分でもある。 気の強そうな女性も、粋な老人も、 素直な子どもも、登場人物はみないそうな人だ。 楽しく読んだ。 坂木くんと鳥井くんが大人になるのを 見届けたいような気持ちになった。 大人になることを考え、 幸せになることを考え、 子供であったときのことを考え、 親であることを考える。 ナイスチョイス面白かったよ、息子。 ありがとう。
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コミカライズからの原作読み。最初は変な違和感が…こう…リアルとファンタジーの狭間を彷徨うような…。ミステリー!と身構えたせいかフィールドに慣れるのにちょっと時間かかりました。鳥井の精神の不安定さには何度も戸惑った(笑)それを受け止められる坂木がいいやつでかなり癒されました。坂木み...
コミカライズからの原作読み。最初は変な違和感が…こう…リアルとファンタジーの狭間を彷徨うような…。ミステリー!と身構えたせいかフィールドに慣れるのにちょっと時間かかりました。鳥井の精神の不安定さには何度も戸惑った(笑)それを受け止められる坂木がいいやつでかなり癒されました。坂木みたいなおおらかさに憧れます。泣き過ぎなとこは除いて(笑)固い絆とか熱い友情とか大好きなので、深い所で強く信頼し合った二人の関係がとっても素敵でした。巻末の対談も面白かったです。慣れるとすごく読みやすかったので続きも読んでみたいと思います。 「僕は無力だ。そして無力に甘んじることは罪だ。」
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人への依存癖がある私としては、坂木と鳥井の依存しあいが痛くてたまりませんでした。 読みやすいのと詩的だなぁとは思います。北村薫さんが好きなのが巻末対談でわかったのだが、よくわかる(笑)
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泣いた!読み終わった後は、スカっと爽やかな風が吹くような気分になりました。 色んな登場人物。年齢や性別、職業まで本当に様々で、 そんな人間たちが上手く話を作り出してる。 脇役という言葉がもったないくらいに! 気持ちのいい作品だと驚いてます!
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なぜ、読後感が こんなにすっきりしているのだろう、 と思いながら 「青空の卵」のあとがきを読んでいたら 「私は偉ぶらない人が好きです。他人を貶めない人が好きです。年齢や性別、容姿や国籍を超えて会話できる人が好きです。」 「きれいはきたない、きたないはきれい。という言葉が、いつも...
なぜ、読後感が こんなにすっきりしているのだろう、 と思いながら 「青空の卵」のあとがきを読んでいたら 「私は偉ぶらない人が好きです。他人を貶めない人が好きです。年齢や性別、容姿や国籍を超えて会話できる人が好きです。」 「きれいはきたない、きたないはきれい。という言葉が、いつも胸の中にあります。(中略)全ては等価値。表層に表れているものが違うだけで、プラスマイナスは同じだ」 なぁるほど と 納得したのでした
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