トンカチと花将軍 の商品レビュー
会う必要のあるものは、かならず会えるはずさ。 という言葉が、なによりも大好き(o^^o) 人生、きっとそんな感じかなと。
Posted by
とりあえず、 あまりにも あねもね館の住人たちに肩入れし過ぎて、 ラストが衝撃過ぎだった! 姓名判断が得意で、顔が空の、ジャボチンスキーがすごくいいなぁ。 お話は単純なのに、あちこちにロマンチックで素敵な描写が待ってた。 あらいぐまのトマトは球根をあらっているし、シャム猫のヨ...
とりあえず、 あまりにも あねもね館の住人たちに肩入れし過ぎて、 ラストが衝撃過ぎだった! 姓名判断が得意で、顔が空の、ジャボチンスキーがすごくいいなぁ。 お話は単純なのに、あちこちにロマンチックで素敵な描写が待ってた。 あらいぐまのトマトは球根をあらっているし、シャム猫のヨジゲンはいつもドライフラワーを作ってる。飛び上がる事はできても、飛び降りることは出来ない馬のシューテンサック、クシャミを止めるための花を探している将軍、あねもね館の住人たちが それだけで素敵だなぁ。 いやぁ、読めてよかったです。 好きなところを引用するならばラストの書き出しかしら。 _あたりは、夜の明るさに満ちていました。おじぎ草が、ひげなでしこが、フランネル草が、はなつめ草が、てっせんが、かざぐるまが、見わたすかぎり息をひそめて、眠っています。 けれど、すでに花たちの心は花畑にはなく、夜空の数えきれない星になって、五月のまぶしい日々の夢を見ています…_
Posted by
犬の名前が、サヨナラってなんて素敵なんだろう。戦うはずの将軍が、花を集めるってなんて素敵なんだろう。 主人公はトンカチ、猫はヨジゲン… 森の奥にあらわれるのは、くしゃみの止まらない将軍が花を集めてる不思議な館。淡々と不思議な世界がきれいな文章で綴られて、ひとつの素敵な物語が織ら...
犬の名前が、サヨナラってなんて素敵なんだろう。戦うはずの将軍が、花を集めるってなんて素敵なんだろう。 主人公はトンカチ、猫はヨジゲン… 森の奥にあらわれるのは、くしゃみの止まらない将軍が花を集めてる不思議な館。淡々と不思議な世界がきれいな文章で綴られて、ひとつの素敵な物語が織られてる。さすが舟崎先生。 ”さあ、花をさがしにいこう。サヨナラ”
Posted by
先日読んだ「コンビニたそがれ堂 空の童話」に登場した本です。 子ども向けで、とても楽しい本です。 登場人物(?)がユニークで、とても個性的です。 主人公のトンカチはどこにでもいる優しい男の子。 花に囲まれた「あねもね館」の住人たちと、 サヨナラを探して冒険を続けるうちに、成長...
先日読んだ「コンビニたそがれ堂 空の童話」に登場した本です。 子ども向けで、とても楽しい本です。 登場人物(?)がユニークで、とても個性的です。 主人公のトンカチはどこにでもいる優しい男の子。 花に囲まれた「あねもね館」の住人たちと、 サヨナラを探して冒険を続けるうちに、成長していきます。 と紹介してきましたが、私はこういう物語が苦手です。 「空の童話」に登場していなかったら、きっと読まなかったでしょう。 どこが苦手なのかと聞かれても、 なんとなく…としか答えられません。 読み終わっても、感動できませんでした。 感情移入できないのが、苦手の一因かもしれません。 でも子どものころに読んでいたら、 また違った感想を持てたでしょうね。
Posted by
子供のころ読んで、すごく面白かった記憶はあるが、ヨジゲンというシャム猫が「ぼくのシリカゲルは?」と言ってるシーンしか覚えておらず、(シリカゲルという言葉がすごく印象的だった。それまで、シリカゲルというものを意識したことがなかったし。)数十年ぶりに読み返した。 読んでみると、ああそ...
子供のころ読んで、すごく面白かった記憶はあるが、ヨジゲンというシャム猫が「ぼくのシリカゲルは?」と言ってるシーンしか覚えておらず、(シリカゲルという言葉がすごく印象的だった。それまで、シリカゲルというものを意識したことがなかったし。)数十年ぶりに読み返した。 読んでみると、ああそうだった、と思う。 キャラクターがユーモラスで独特。全体に奇妙で明るいのがいい。 名前も少年がトンカチ、犬はサヨナラと秀逸。舟崎克彦の代表作。 空き地やダイヤル式電話が出てくるけど、いまの子供でもそれほど違和感なく読める。
Posted by
本当は緑色の表紙の本を並べたかったんだけど…それだと書影がないので、やむをえず。 すでに舟崎氏の作品は読んでいたが、詩的でユーモラスな中にも寂しさのある物語にほれ込みました。 “ニッキ”というものに対する幻想が育ってしまったのは、この本の所為です>< シナモンスティックをはじめて...
本当は緑色の表紙の本を並べたかったんだけど…それだと書影がないので、やむをえず。 すでに舟崎氏の作品は読んでいたが、詩的でユーモラスな中にも寂しさのある物語にほれ込みました。 “ニッキ”というものに対する幻想が育ってしまったのは、この本の所為です>< シナモンスティックをはじめて見た時に、つい咥えてみて、辛いだけなのに落胆したなぁ。 白い犬をみると“サヨナラ”と呼びかけてみたくなります。(トンカチ(主人公)の飼い犬の名前。トンカチはいきなり駆け出したこり犬を追いかけて、奇妙な世界に入り込んでいくのです)
Posted by
「さあ、花をさがしにいこう。サヨナラ」 冒頭のこのセリフにまずやられてしまった一冊。 ねこのヨジゲン、くまのブンブン、オバQのような妖精ウイラー。 空かける馬シューテンサック、その飼い主・将軍。 いろいろな登場人物がいますが、わたしは水たまりのジャボチンスキーがすきです。
Posted by
- 1