ゲームの名は誘拐 の商品レビュー
にくき相手の娘と偶然遭遇し、2人で誘拐ゲームを企てる。 よくありそうなはなしだが、最後にどんでん返し。 ゲームを支配していたはずの主人公が、 実はもてあそばれていた… あっという間に読めてしまう、軽いタッチの1冊です。
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常に冷静で先を読むことのできる主人公。そんな彼が誘拐と言うゲームに挑む。スピード感ある展開で、かなり楽しめます。
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いやはや、恐れ入りました。最後のどんでん返しは流石に思いつかなかった。樹里が手引きしているだろうとは予想できたんだけど、あんな結果だったとは。 最後の最後のオチも全然思いつきませんでした。アッパレ。 そして、非常に面白かったです。
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狂言誘拐にたどり着くまでの個々人の書き方とか誘拐の手段、通信方法、身代金の受け渡し方法まで考え抜かれてる感じで気を抜かさず最後までぐいぐい読ませる。また事件が一回収束してからのもう一段階も良かった。まあ予想の範囲内ではあったけど。でも細かなとこまで伏線になってて最後に驚いた。
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正直、まだ読み終わってません(汗)ていうか、映画「g@me」を先に見て後から買いました。きっと原作はもっとおもしろいはず・・・って思いながら話の内容がわかっているだけに・・・ね。
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この人の推理小説は、どんでん返しが何度もある。 これもまたしかり。 なんだかかわいそうな主人公。 映画はまた少しないようが変わってたよ。
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非常にテンポよくストリーが運ばれていきます。最後の結末には驚かされましたが、東野圭吾ワールド炸裂といった感じです。映画化されたことでも有名な作品です。
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犯人側から書かれた誘拐事件。しかも、単純な誘拐じゃない狂言誘拐。最後にひとひねりあるって言うのはフルコースの最後のデザートのようにお約束になっていますが、一気に読めた割には、もう少し緊張感がほしかったです。怪しげな伏線はいっぱいあって、それが伏線であることも分かるのですが、その時...
犯人側から書かれた誘拐事件。しかも、単純な誘拐じゃない狂言誘拐。最後にひとひねりあるって言うのはフルコースの最後のデザートのようにお約束になっていますが、一気に読めた割には、もう少し緊張感がほしかったです。怪しげな伏線はいっぱいあって、それが伏線であることも分かるのですが、その時点ではそれがどういう意味か分からないですから、最後になるほどなあって、、落ち着くのです。しかし、やっぱり設定には無理があると思うなあ(笑)。あんなにぽんぽん1万円札を取り出す主人公も好きになれないタイプ。2003.1.19
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東野圭吾のミステリ。思わずニヤリとしたくなる展開です。登場人物、みんな腹黒いです。探りあい・化かしあいです。
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――仕返しというふうに解釈しているんなら、それはちょっと心外だね。 ――最初にいっただろ。これはゲームなんだ。 ――おれはおたくの父親にゲームでの勝負を挑んでいる。 ――どちらがゲームの達人かはっきりさせようということだ。 ...
――仕返しというふうに解釈しているんなら、それはちょっと心外だね。 ――最初にいっただろ。これはゲームなんだ。 ――おれはおたくの父親にゲームでの勝負を挑んでいる。 ――どちらがゲームの達人かはっきりさせようということだ。 本文より ひょんなことから始めることになった誘拐ゲーム。仕事上の鬱憤も晴らせ 思わぬ小遣い稼ぎにもなり しかも誇りをも満足させられるはずだった。ゲームを仕掛けたのは本当は誰だったのか。 インターネットを便利に利用し 尻尾を掴まれないかけ引きの妙を次から次と見せられ ページを繰るのももどかしいほど惹き込まれていく。予想する展開を裏付け あるいは裏切り 読者に気づかせることなく 水面下ではある思惑が進んでいる。こういう裏切りは大歓迎である。
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