聖なる黒夜 の商品レビュー

柴田よしき(著者)

2009/11/17

2009.11.12

山内と麻生の過去のお話。
ＲＩＫＯシリーズに出てくる、韮崎が殺された時のお話と、それより前、麻生が山内と出会った頃、山内が韮崎と出会った頃などのお話。
韮崎殺しの真犯人は、読んでいる途中で薄々わかってしまうのが残念。
麻生さんがちょっと嫌。

2009/10/14

冤罪が一人の青年の人生を狂わせた。
狂わせた歯車になった刑事は「捜査の天才」と言われた。
青年は、狂わされた歯車に消沈し死を選択したが
その命をあるヤクザが救った。
救われたのか、歯車に二重の狂いを加えたのか？
狂った歯車は回りの色んな人間を巻き込んで行った。
絡まる人生の結果は？
最終、青年と刑事は相対し
絡まった歯車を逆回転さそうと、動き出す。
なんて、ページ数の多い小説だったろう。
読み終えた達成感は確かに、そこに存在した。

2013/03/15

重々しくて濃厚。前半はもう練がかわいそうで見ていられなかったけど、中盤以降、その裏や過去が語られたときに、彼の本当のタフさを知った。悲愴を背負いながら、賢く、魔性であるから魅力的。泣き虫なのに口が悪いってのもいい設定。また、麻生の情熱家っぽくも飄々としてたり、優秀なのに終始悩みっぱなしのところはたまらないね。主要人物のキャラの立ち方は半端ない。他にも、人間同士の絡みがすごくいい。麻生の警察サイドも、練のヤクザサイドも、初めはメモ取りながら読むほど、人物相関が面白くてしょうがなかった。

2009/11/06

昔入院していて暇なときに図書館で借りてきて一気に読みました。

わりと長めだけどあっさり読める。

面白かったです。

ただしこの作者さんの描く女性が嫌いなので、その分星を減らしました。

でも基本的にホモです。練に萌え。

練が登場するほかの作品を読めば、練の非道さがわかるけど、この作品だけでみればただただ練に同情しまくり。

なにより一番思うこと。麻生嫌い！

2010/02/17

なにひとつ間違いはなかったはずなのに、
それはすべて間違いだった。

そしてふたりの人生は転落する。

しかし刑務所って、ホントに《女役》制度があるんですか。

2009/10/04

えっと、レーベル間違ってません？ルビー文庫じゃなくて？(^^)
及川×麻生がすきです。麻生×及川もいいと思うな！

2009/10/04

09/05/20読了。
山内の過去？話。犯人が誰なのかワクワクして、その絶望の深さにもらい泣きして、面白かったんだけどちょっとホモ多くないか(笑)田村と及川がいいキャラだったなー(´∀｀)

2009/10/04

この人のいろいろなリンク作品、大好きです。
元々はRIKOシリーズから入ったのに、2作目で山内練に見事ハートを射抜かれ（古）、それ以来、彼が出る作品を追っかけている有様です。
そんな中でも、やっぱり好きなのがコレ。

麻生と山内の恋物語（違）

刑事と８９３ってだけでも、涎モノなのですよ！
2作目から引き摺っていたこの二人の馴れ初めが読めただけで大満足！

2009/10/07

びっくりするくらいホモ（バイ？）ばかり出てくる。しかしそんなことさえ気にならないくらいにとても素晴らしいハードボイルドなミステリー。時系列のいじり方が巧妙でした。伏線の解かし方もよかったし！重いテーマを扱っていて、とても読み応えのある一冊でした。

2009/10/04

これほど読んでて胸が締め付けられた本は久しぶりです。
練ちゃんには本当に幸せになってほしい…！
文庫本欲しくてしょうがないです。