退屈姫君伝 の商品レビュー

米村圭伍(著者)

2010/10/04

三部作二冊目にして、“めだか姫”シリーズの原点。
読みやすさは変わらず、ゆるく楽しめて良いのですが、下ネタが多すぎるのが、私的には難点でした（苦笑）。

この方の作品は色々なところでリンクしているので、芋づる式（？）に次々と読む羽目になりますね～。それもまた楽しいのですが。

2010/02/04

すごいおっきな藩から超貧乏藩へ嫁いだ姫の話。
超美人ででも超いたずら好き。
その姫が藩の六不思議を探していく中で、田沼意次の陰謀も見破ってしまうという話。
まさに痛快な本。
なんか読み手に語りかけている感じや、藩邸の日常なんか読んでて和む感じ。
テンポはいいけども、なかなか読みづらい漢字なんかもあって、フリガナ打ってあった部分を読み直したり。
案外読むのに時間のかかった本。
こういう時代ものも面白い。
時代ものがメインというより、物語の背景に少しばかり歴史が読み取れるような感じで、あたしみたいに日本史にさほど興味ナシの人間が読むにはちょうどいい感じだったかも。

2009/10/04

能天気でいたずら好きな姫。

のほほーんとした時代物。

でも、下ネタいっぱいｗｗｗ

江戸時代は、そっちのほうも大らかだったという表現？

2009/10/04

カバーや挿絵、文体の雰囲気から、あんみつ姫冒険談的なものを予想しまして、肩が凝らなくていいだろうと思って。最近時代劇ハマってるし。ある意味、あんみつ姫ですが、あんみつ姫結婚してますので、もう少しアダルト、お子様向きではないかな。あ、今時は、小学生が読む少女漫画ですら、かなりハードって話だから、こんなの全然物足りないか？　時代劇は読みづらいって方も、これは読みやすいと思われます。登場人物も生き生きと描かれていますし。という訳で、これのシリーズ、オトナ買いしてしまいました。

2011/07/21

柴田ゆうさんの絵に誘われて読みました。さくさくと読めました。そんなに心に残らないけど・・・でも続きがあるなら読んでみたい。

2009/10/04

三部作二冊目。
前作から幇間の一八と冷飯の和馬が引き続き登場。
主人公はめだか姫。五十万石の大藩から二万五千石の小藩へ異例の輿入れを。
退屈を持て余しためだか姫が仲間と共にばったばったと走り回る、痛快コメディ人情物語…なのだろうか。
今回も下ネタ多し。下品だが、個人的には作品の評価を下げるものではないと思う。

2009/10/04

楽しいです。
前作の『風流冷飯伝』とリンクしているのですが、こちらの方が好みです。素直だけれども好奇心旺盛なめだか姫が可愛いです。
相変わらず痛快に読ませてくれる本でした。

2011/09/18

さくさく読めておもしろかった。地の文が「ですます」調で、ときどき急に説明が入ったりするんだけれど、まったく違和感なく、リズムがよくて、江戸の社会とか文化のしくみもわかって楽しかった。 ただ、なんだろう、ちょっとアニメとかライトノベルとか青年マンガのようなイメージが……。

2009/10/04

面白かったです。「こんな姫君いないよ」って思うんですが、ついつい読んでしまいます。「いない」というより「こんな姫君、いたら面白いなあ」というのが本当かな？終わり方を見ると、続編がこれから 書かれる可能性がありそうなので、楽しみに待っていようと思います。

2009/10/04

現代ふうのポップな文体にアレンジした時代小説。
主人公のめだか姫の活躍もさることながら、個人的にはくの一のお仙がお気に入りの登場人物。