敬虔な幼子 の商品レビュー
エドワード・ゴーリー生誕100年ということで出版社から案内メールを頂いた。E・ゴーリーは初めてで、どんな作品があって,どのような作風なのか全くわからなかったが、ブクログユーザーさんの本棚には結構登録されていて、多くの読感も寄せられていた。出版社から案内頂いた,「けだもの赤子」を...
エドワード・ゴーリー生誕100年ということで出版社から案内メールを頂いた。E・ゴーリーは初めてで、どんな作品があって,どのような作風なのか全くわからなかったが、ブクログユーザーさんの本棚には結構登録されていて、多くの読感も寄せられていた。出版社から案内頂いた,「けだもの赤子」をはじめ興味深い4冊を一気買いした。 さて、本書「敬虔な幼子」だが、幼い頃から自らの弱さ脆さを知り信仰を持ち、敬虔に歩むその姿は理解できるが、その歩みが正しくてそうでないものを処するのは…間違っていないのだろうけれど注意しなければならないところかと思う。私たちも陥りやすいところだ。自分を正しいとするその事が、相手を裁いてしまう事に。 場面場面に引っ掛かりを感じてしまうところが多々あるが、読む時々にそこからゴーリーのメッセージを受けるのだろうと思います。
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エドワード・ゴーリー、不思議で奇妙な絵本です。奈良県立美術館で展覧会がありました。楽しかったです。 BSテレ東「あの本、読みました?」で翻訳家柴田元幸さんが紹介されていて、ゴーリーを知りました。柴田元幸さんにも興味あり。鈴木保奈美さんがファンなのだそうです。
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うーん星2.. ? なんか2付けにくいけど、2.5が真ん中と思ったら2かな! もう一度ちゃんと読んでみよ。
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やばい!やばい!やばい! やばい!やばい! やばい! ゴーリー依存症の私…、禁断症状がぁぁぁ〜! ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ゴーリー、ゴーリー、ゴーリー… どこかにゴーリー作品はないか!!! 急いで密売人(図書館)から借りてきました ε-(´∀`*)ホッ ...
やばい!やばい!やばい! やばい!やばい! やばい! ゴーリー依存症の私…、禁断症状がぁぁぁ〜! ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ゴーリー、ゴーリー、ゴーリー… どこかにゴーリー作品はないか!!! 急いで密売人(図書館)から借りてきました ε-(´∀`*)ホッ さぁ、炙って読もうか、注射器で読もうか… ゴーリー依存症は怖い! (みなさんは気をつけて!) さて、今回のゴーリーのターゲットに選ばれたのヘンリー・クランプ坊や (登場時は三歳、享年四歳と五ヶ月) 三歳になって間もなく坊やは、自分の心が邪であること、にもかかわらずかかわらず神様は彼を愛し給うことを知る (三歳でそれがわかるって坊やすごいな!) 愛する両親に出来ることは何かないかと朝夕訊ねる (なぜかトンカチをもって…) たまには悪魔に誘惑されてしまうことも… (そんな時も、己の罪を感じ心から悔いるのです) 階上で一人跪いて祈る姿もよく見受けられる (階段の影から見てる父がホラーだ!) 日曜日に遊んでいる子たちを見かけては「なぜ聖書をよんでいないのか」と窘める (大きなお世話だ!ほっといてくれと思うが…) そんな坊やが四歳になったある冬の午後、自分のパンプディングを恵まれない未亡人へ届けにでかける 帰り道、大粒のひょうに激しくうたれる 坊やは喉が痛み出し、それが命取りの病となり… さすがゴーリー、最後は呆気なく坊やの人生を終わらせますね… 小さな子どもにも容赦ない! しかし、今回のゴーリー作品は依存症の私にとっては本作は何だか物足りない! すぐに、薬が切れそうだ また、密売人のところへ行かないと ε≡≡ヘ( ´Д`)ノダーシュッ!
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表紙下部にはミセス・レジーラ・ダウディの表記。 見開き左のページに英文、右ページに絵と訳文が記載されている構成。英文をゆっくり読んで、右のページに移るという変わったリズムで読めました。 読み終えて想起したのはトリアーの『Dancer in the Dark』。行き過ぎた信仰心...
表紙下部にはミセス・レジーラ・ダウディの表記。 見開き左のページに英文、右ページに絵と訳文が記載されている構成。英文をゆっくり読んで、右のページに移るという変わったリズムで読めました。 読み終えて想起したのはトリアーの『Dancer in the Dark』。行き過ぎた信仰心。本人にとっては幸せで、なすべきことをなしたように見えなくもないですが、それは狂気と紙一重で、側から見たら不幸であり、異常ともとれます。 幼子の信仰心も途中から欺瞞がうっすらとコーティングされており、自分は天に昇れる、神に愛されていることを疑わず、他者の行いや書物に書かれている神に関する内容も自己の判断基準によって評価が下される危うさもはらんでいます。皮肉の利いた良いタイトル。 今月中にもう何冊か読みたいと思います。
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ゴーリー三冊目。 読んできた二冊に比べて、はるかに理解しづらいような。 それがゴーリーの味ったら味なんだろうけど、解釈があいまいだと釈然とはしないなぁ。
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タイトルの通り、敬虔なヘンリー・クランプ坊やが、その敬虔さにより天に召されてしまうまでの話。 仏教・神道を身近において育った身としては、キリスト教の在り方は理解できるとしても、(抑圧的な)キリスト教徒の行動までは「うーん」となる。ストーリーは揶揄したりする内容ではないんだけども。...
タイトルの通り、敬虔なヘンリー・クランプ坊やが、その敬虔さにより天に召されてしまうまでの話。 仏教・神道を身近において育った身としては、キリスト教の在り方は理解できるとしても、(抑圧的な)キリスト教徒の行動までは「うーん」となる。ストーリーは揶揄したりする内容ではないんだけども。 お墓の「E.G」って、あっ……
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キリスト教の教えに敬虔で幼くして亡くなった子が主人公。 短い絵本で、物語はシンプル。 禁欲的な教えを信じ、その通りに生きた子ども。 読み終わった後に、何が面白いのか、単純すぎてポカーンとしてしまう。 あとがきの柴田さんの指摘(両親に手伝いを申し出た時になぜ後ろ手に金槌が?)と...
キリスト教の教えに敬虔で幼くして亡くなった子が主人公。 短い絵本で、物語はシンプル。 禁欲的な教えを信じ、その通りに生きた子ども。 読み終わった後に、何が面白いのか、単純すぎてポカーンとしてしまう。 あとがきの柴田さんの指摘(両親に手伝いを申し出た時になぜ後ろ手に金槌が?)という部分で、確かに不思議だなーともう一度見返してしまう。 でも、もしかしたら子供なりに何かを直そうとして準備しているのかも知れないし、悪意があるとか、敬虔であることを疑ったり批評したりしようとしているようにも見えない。 キリスト教の禁欲的な教えは、子どもの直観からすると違和感を覚えるものが多数。それを良く理解していることを喜ぶのは、むしろ大人。大人の押し付けに対する批判という風に読む人もいると思う。 でも、私はそこまでの意図を感じなかった。 また、聖者伝説のように描写するのであれば、もっと目がきらきらしたすごい人風に描くこともできるだろう。ゴーリーはそんな描写はしない。 ゴーリーは、ある意味リアリティーを追及している。 本当に敬虔な子どもがいたら、こんな感じじゃない。 とフラットに読み手に投げかけている。 一般的なとぼけた子どもが、立派なことを言って、守りぬく。 幼子としての特異性をそのまま異物感があるまま描き出すことを目的としたのではないだろうか。 この物語を読む人が、この特異な子どもをどう扱うかによって、その場面場面の読み取られ方が違ってくる。 子どもがどんなに敬虔に信じていても、周りから「うそっぱちだ、いいこちゃんぶってるんだ」と思われたら、『ただのクレイジーな子ども』としてつまはじきだし。『すばらしいできすぎた子』だとしたら、偶像化され、ひたすら賞賛されるのだろうし。 その子供が凄いというのではなく、その周りが自分の考えと照らし合わせて上でどのような態度をとるのか。 読み手の人間の器をを図られているような怖ろしさも感じる。
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神を深く愛し、3歳という幼さで自らの邪心に気づく。純な信仰心に従った坊やの言動は狂気さえ感じるほど。 淡々とした語り口と善も悪も読み取れないゴーリーのイラストがマッチしている。ゆえに読んだ回数だけ解釈が生まれる作品だと感じた。 坊やは幸せだったのだろうか、、、
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題名通り、この世で生きていくにはあまりにも純粋な、信心深い幼子のお話。文章は淡々と彼を綴るのにゴーリーのイラストはなぜか物悲しさに加えてどこか不自然な不安定さと恐ろしさ、見方によっては滑稽ささえも滲ませます。さらさらと最後まで読むことはできますが、そういうわけで読み終わってからも...
題名通り、この世で生きていくにはあまりにも純粋な、信心深い幼子のお話。文章は淡々と彼を綴るのにゴーリーのイラストはなぜか物悲しさに加えてどこか不自然な不安定さと恐ろしさ、見方によっては滑稽ささえも滲ませます。さらさらと最後まで読むことはできますが、そういうわけで読み終わってからも何度もページをめくってはイラストを眺めてしまいました。彼は読み手に何を受け取ってほしかったのか、何度見てもよくわかりません。そこも味なのですけど。
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