愛のゆくえ の商品レビュー
泣いてる人には、ハンカチと棒キャンディーをあげるようにしているというエピソードが好き。 淡々とした印象を受けるけれど、どこか引き込まれる。 もやもやする
Posted by
すごく切ないのに、どっぷり浸かりたくなる。 なんだろう?この感覚。 寂しいのに、優しくて温かい。
Posted by
ヴィアンの「うたかたの日々」に雰囲気似てると噂を聞きつけ購入。 うーん、あたしはうたかたの日々の、ラストに向かって崩壊していくところが好きなので、ちょっと違うかな。 不思議な図書館が「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」みたいでどきどきした。世界の終わり〜が読みたくなっ...
ヴィアンの「うたかたの日々」に雰囲気似てると噂を聞きつけ購入。 うーん、あたしはうたかたの日々の、ラストに向かって崩壊していくところが好きなので、ちょっと違うかな。 不思議な図書館が「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」みたいでどきどきした。世界の終わり〜が読みたくなったよ。 09.01.18
Posted by
あまりぴんとこなかった。主人公が働いている図書館がひとつの重要な設定になっていて、そこはだれもが自分で書いたこの世で一冊の本を持ち寄って所蔵できるというコンセプトで、一瞬すてきかもと思ったけれどよく想像してみると、面白くない図書館かもしれないなんか嫌だなあと思ったということと、主...
あまりぴんとこなかった。主人公が働いている図書館がひとつの重要な設定になっていて、そこはだれもが自分で書いたこの世で一冊の本を持ち寄って所蔵できるというコンセプトで、一瞬すてきかもと思ったけれどよく想像してみると、面白くない図書館かもしれないなんか嫌だなあと思ったということと、主人公の恋人ヴァイダが絶世の美女で街を歩けば通りすがりの人がひっくり返り4歳の男の子も釘付けになるぐらいの美しさということになっているが(私は『マレーナ』のモニカ様を想像した)、主人公の男が薄らボンヤリしていて嫉妬もしないし気も利かないし、ヴァイダが中絶手術を受けたあとに、彼女にはクラムチャウダーを注文して自分はバナナスプリットを食べているところにちょっとそういう人には主人公になってもらいたくないなあと感じた。 http://jp.youtube.com/watch?v=wP49hwm7JeA
Posted by
ひたすらアンチ・ドラマティックな書き口のドラマティックな小説。Vidaはla vita(人生)でvide(からっぽ)。
Posted by
「愛のゆくえ」だなんてこてこての恋愛小説ばりのタイトルだけれど、なんと原題は『妊娠中絶――歴史的ロマンス1966年』
Posted by
風変わりな図書館に住み込みで働いている「私」のところに、完璧すぎる容姿の女性がやってくる。恋に落ちたふたりは彼女の妊娠をきっかけに思わぬ旅をすることになって--。ブローティガンの小説はいつも透明感とはこういうことだと教えてくれるように思います。「生きることに不器用(C)高野文子」...
風変わりな図書館に住み込みで働いている「私」のところに、完璧すぎる容姿の女性がやってくる。恋に落ちたふたりは彼女の妊娠をきっかけに思わぬ旅をすることになって--。ブローティガンの小説はいつも透明感とはこういうことだと教えてくれるように思います。「生きることに不器用(C)高野文子」な恋人たちにときめけ!そして泣け!(笑)
Posted by
ブローティガン好きだけれど、この作品はちょと私の中では他の作品とちがうと思う。あんまりすっきりしてないし、だらだらした感じがする。
Posted by