青空チェリー の商品レビュー

豊島ミホ(著者)

2024/10/03

R-18文学賞の読者賞受賞作品だが、エロいというよりは青い、という印象。
「あの本、読みました？」で紹介されていたので読んでみた本。
それほど好みのタイプの作品ではないし、なんだか理解できない恋愛の話もあるけれど、若い作家さんの青さが、今の私にはなにか眩しいものに感じられた。

2023/08/06

「ハニィ、空が灼けているよ」が泣ける。
ていうか、胸がしめつけられて苦しくなる。
戦争って遠いことのような気がするけど、この話のように現代の戦争が日常に入りこんできたら、きっと目を背けたくなる。でも受け入れなきゃいけない。
そういう葛藤と現実に苦しむことになるんだろう。

2013/03/13

あ 豊島ミホ！と思って読むと多少驚く。
特に底辺女子高生を読んだ後では…(笑)
まあ青空チェリーの方が先に書かれているのですが。。

檸檬の頃や底辺女子高生と違って
なかなか過激な内容ありで最後の話はなかなかシリアス。
でもほんのちょっと安心する文体はそのまま。
とにかく一味違う豊島ミホです

2012/03/14

まさに青春Ｒ－１８文学作品。

性に対する好奇心とか興味とかを
ストレートに書いてあって
一気に読めた。

「ハニィ、空が焼けているよ」が個人的に好き。

2011/12/07

表題作『青空チェリー』が一番よい。
設定が面白い。
まさに女のためのR18。
ここに出てくる女子は真面目で純情。
だからむしろエロティックな情動に無防備で開放的にならざるを得ないように感じた。

2011/10/02

『やさぐれるには、まだ早い』を読んだあとに読むと、著者の私生活とシンクロしてて、あのエッセイに出てくる初恋の彼の残像がここに出てる～とか、予備校とか、秋田とか。
やっぱり自分の考えてること⇒小説の内容につながるものなんだなって思った。

デビュー作がエロ小説とは書いてたけど、こういう内容なのか。
予備校の屋上からラブホをのぞく…ちょっと冒険ちっくで楽しそうではあるね。私にのぞく気は全くないけども。

2011/08/21

ただ年が一緒って理由だった。軽くエチー短編小説3本立てだったね。

3作目の『ハニィ、空が灼けているよ。』は心に残るよ。
写実的で言葉がのしかかって来る。だから文字を追っていると
空間が生まれるんだ。全体を通して目的がアチラなオバサマには
とてもとても薄い内容だけど10代終わり位なら響くんじゃないかな。

少々強引な展開があるのだがそれはそれ。

2011/07/30

３つの短編集。表題のものよりも、他の２編のほうが私は好きでした。いずれも、ハッピーエンド的で楽しく読めました。

2011/07/20

ヤングアダルトなオシャレな少女マンガ。行間を感じさせる絵が浮かぶ。空気感だけならマンガでいいんだよな。文庫本はも少しいいらしいが…

2011/07/19

「青空チェリー」
セックスがしたいんだ。
少女漫画のような作品。
すき。

「ハニィ、空が焼けているよ」は美しいと、そう思った。