青空チェリー の商品レビュー
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女による女のためのR-18文学賞受賞作。 豊島ミホの飾らない感じが好き。 島本理生との違いだね。 「青空チェリー」 これが一番好きかも。 こんなサプライズな出会いしてみたい。 ◆森田千花 授業中さぼってラブホを覗くのが好き。本橋幸夫と遭遇。 「なけないこころ」 ◆竹本裕子 ナンパされたカズキと友達(肉体関係)になる。密かに中学生のときからシマダくんが好き。 「ハニィ、空が灼けているよ」 なんかファンタジック ◆麻美 「都」で付き合ってた教授と別れて疎開先の田舎で神埼(ダーリン)とつきあう。
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豊島ミホの最初の短編集。 多くの人々が気づかないままに戦争が進行し、日常を脅かしていくというストーリーの「ハニィ、空が灼けているよ」が一番印象に残った。 「私達は気付かないまま大きな流れに乗せられ、運ばれ、どこかひどい場所に打ちつけられてしまうのかもしれない。早く何とかしなくちゃいけないのに、私はまだ力を持たず、大きな流れの源を見定めることもできず、ただ不安に駆られることしかできない」 「私達は、誰かの手が転がす世界の中で、弄ばれているんだよ。悔しくないの?」 2つの主人公の考えを表した表現が、自分自身の感じていることとも重なって、心に響いた。
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軽いな。と思います。その軽さが青空チェリーでは良く見えたのですが、後の2作では、軽すぎるような気がします。R-18という事で無理に書いてるのかな??と感じてしまいました。
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「ハニィ、空が灼けてるよ」が良かった。 「都」がここから遠すぎて、遠すぎて、何が現実なのか分からない。 ただはっきり自分の目に移るのは、遠くに見える 不気味なほどに真っ赤な空 ここらへんの情景が、印象に残りました。
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09/12/15読了。 最近、この方の本を読んでいます。 映像にしやすそうな物語を書きますね。
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表紙の可愛さに手にした本。 三篇にわたる恋愛小説。女の子から見た視点が面白かったです。 豊島ミホさんは1982年生まれで歳が近い。女による女のためのR 18文学賞 読者賞を受賞。大学在学中に出版した作品。 女の子の視点をのぞき見する気分であっと言う間に読み終わる。ちょっ...
表紙の可愛さに手にした本。 三篇にわたる恋愛小説。女の子から見た視点が面白かったです。 豊島ミホさんは1982年生まれで歳が近い。女による女のためのR 18文学賞 読者賞を受賞。大学在学中に出版した作品。 女の子の視点をのぞき見する気分であっと言う間に読み終わる。ちょっと漫画チック。
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2009’ 6/10 pm18:37 読了 「ハニィ、空が灼けてるよ」 は私の脳にあまりに鮮烈だった。 空気が、夏の焦がすような全部が、そこにはあった
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一番最後の話が一番印象的。「キュン」という感じではない、「ズキ」という感じの心の痛み・苦しさを覚えた。 最初の2篇はエロっちくて若干タジタジしました。
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青空チェリーやっべ んー豊島ミホがリアルすぎるからかなあ すっごく近くに感じるんだ スーパーカーに黒田硫黄にスピッツになななななーんキリコに とりあえず青空チェリーよかった
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女による女の為のR−18文学賞の読者賞受賞作品だったあ。女性のためって事で、直接的でなく間接的な感覚的なR−18。短編作品集であったが、最後の作品のややSF的な設定はちょっと不向きだったかも。現実的な日常にこそ、R−18って囲いが生きる気がする。
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