1,800円以上の注文で送料無料

王国(その1) の商品レビュー

4.2

112件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2013/01/21

(「BOOK」データベースより) 最高のものを探し続けなさい。そして謙虚でいなさい。憎しみはあなたの細胞まで傷つけてしまうから。大きなものに包まれ、守られている女の子の物語。

Posted byブクログ

2012/10/07

素晴らしい作品と出会えたなと感無量 言葉にすると陳腐だが。 癒されるというより浄化された気がする この作品といい、「西の魔女が死んだ」といい、わたしは"おばあちゃんと少女"という組み合わせがきっと好きなのだとおもう 自分とひたすらに向き合うこと 謙虚でいる...

素晴らしい作品と出会えたなと感無量 言葉にすると陳腐だが。 癒されるというより浄化された気がする この作品といい、「西の魔女が死んだ」といい、わたしは"おばあちゃんと少女"という組み合わせがきっと好きなのだとおもう 自分とひたすらに向き合うこと 謙虚でいること‥ これはなかなか難しい、よね。 でも肝に命じなくちゃ 本を読みながら、わたしにとってこの瞬間さえ恐らく何か大きな把握しきれない大きなものに試されているのだと思った。修行なのだ。そしてそれさえ、包んでくれているのだと。

Posted byブクログ

2012/09/06

図書館の本 九重君のおすすめ 出版社/著者からの内容紹介 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ― 目に見えない「大きなもの」に包まれ、守られて生きる女の子の物語。 それはあなたの物語。待望の書き下ろし。 最高のもの探し続けなさい。 そして謙虚でいなさい。 憎しみはあなたの細胞まで...

図書館の本 九重君のおすすめ 出版社/著者からの内容紹介 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ― 目に見えない「大きなもの」に包まれ、守られて生きる女の子の物語。 それはあなたの物語。待望の書き下ろし。 最高のもの探し続けなさい。 そして謙虚でいなさい。 憎しみはあなたの細胞まで傷つけてしまうから… 小さな山小屋におばあちゃんと暮らしていた。おばあちゃんが日本を離れることになり、一人で都会へ移り住んだ。 不思議な男性占い師、そして妻のいる男との恋。人生が静かに動きだす。 彼女の、美しく、はなかい魂のゆくえ。 そうか、自分の中を通り抜けていくものに身を任せればいいのか。 なぜ九重君がこの本を薦めてくれたのかわからないけれど、今の私に必要なことがたくさんたくさん書かれていた。 雫石の静かだけれど情熱的な生き方がとてもいとおしい。 続きがとても読みたい本です。

Posted byブクログ

2012/07/15

2012.7.15読了。 謙虚に、丁寧に。むつかしいんだなぁこれは。誰かに何かに、振り出しへ戻してもらわないと、見失いそうでこわい。

Posted byブクログ

2012/07/06

祖母から伝えられた、自然の力を借りて人々を癒す、サボテンの魔女、雫石。 同じように代々見えないものを見る力を持ち、占いで生計をたてる楓。 この二人の物語の序章といった感じでしょうか。 筋だけ追えばなんてことないお話。 なのに、なんでこんなに癒されるのでしょうか。 サボテンが燃え...

祖母から伝えられた、自然の力を借りて人々を癒す、サボテンの魔女、雫石。 同じように代々見えないものを見る力を持ち、占いで生計をたてる楓。 この二人の物語の序章といった感じでしょうか。 筋だけ追えばなんてことないお話。 なのに、なんでこんなに癒されるのでしょうか。 サボテンが燃えてしまった時、自分まで悲しくなってしまった。 雫石のおばあちゃんがすごくステキ。 サボテンを好きになった理由が切ない。 おばあちゃんの言葉、覚えておきたいものがたくさんあります。 「ずっと変わらない生活なんて全然面白くないよ。」 「人のいるところには必ず最低のものと同時に最高のものもあるの。憎むことにエネルギーを無駄使いしてはいけない。最高のものを探し続けなさい。流れに身をまかせて、謙虚でいなさい。」

Posted byブクログ

2012/06/25

『「あんたは山を降りなさい」。薬草のお茶で身体の悪い人を癒してきた祖母の言葉が、十八歳になった雫石の人生を動かす。自給自足の山の生活を離れ、慣れぬ都会で待っていたのは、目の不自由な占い師の男・楓との運命的な出会い。そしてサボテンが縁を結んだ野林真一郎との、不倫の恋だった。大きな愛...

『「あんたは山を降りなさい」。薬草のお茶で身体の悪い人を癒してきた祖母の言葉が、十八歳になった雫石の人生を動かす。自給自足の山の生活を離れ、慣れぬ都会で待っていたのは、目の不自由な占い師の男・楓との運命的な出会い。そしてサボテンが縁を結んだ野林真一郎との、不倫の恋だった。大きな愛情の輪に包まれた、特別な力を受け継ぐ女の子の物語。ライフワーク長編の幕が開く。』

Posted byブクログ

2012/06/04

10年前に一度前半だけ読んだことを記憶している。また読み始めてみると。雫石がなんだか今の自分の状況と似ている気がして不思議。

Posted byブクログ

2012/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何度読んでも、なにか癒されます。 植物にはなにか力があるのかもしれない。 自分のできる事を出来る範囲で、こつこつとやっていこうと思える作品。

Posted byブクログ

2012/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数年ぶりの再読。よしもとばななの本は、いつも読むたびぐっと来る場面が増える。 植物の好きな雫石が、山をおりて色んな人や植物に守られていくお話。 こう言ってしまうと、なんだかか弱い女の子のイメージなんだけど、そんなことはない。 好きなものに熱中し、恋愛によりかかりすぎず、近くにいる素敵な占い師、楓にもずけずけ物申す。 出来事というより、生きる力やなんかを表現するときには、とにかく言葉が尽くされている。 心洗われるお話。

Posted byブクログ

2012/03/02

ずっと読みたくて探していて、やっと読めたのだけど、 なんだかわたしには合わなかったかも。 ファンタジーっぽい物語はにがて。 ばななさんはすきなんだけどなあ。 つづきは読まないかもしれません。

Posted byブクログ