白夜行 の商品レビュー
1973年、大阪の廃墟ビルで、質屋を経営する桐原洋介が殺された。 容疑者の一人として事情徴収を受けた西本文代は娘の雪穂とつつましい生活を送っていた。 決定打の無いまま事件は迷宮入りをし、西本文代は事故でこの世を去った。 加害者の息子である亮司と容疑者の娘である雪穂。二人は全く別の...
1973年、大阪の廃墟ビルで、質屋を経営する桐原洋介が殺された。 容疑者の一人として事情徴収を受けた西本文代は娘の雪穂とつつましい生活を送っていた。 決定打の無いまま事件は迷宮入りをし、西本文代は事故でこの世を去った。 加害者の息子である亮司と容疑者の娘である雪穂。二人は全く別の世界を歩んでいく。だがその二人の周りにはいつも不可解な事件が絡んでいた。 これは推理小説系というよりドキュメンタリーみたいだったかな。 すげー長いし、淡々と年代が進んでいくし、視点がころころ変わってわかりにくいのだが、結構面白かった。一応、発端の洋介殺しも解明するし。 この本の感想を一言でいうなら、女は酷い(笑)
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筆者の生まれ育った場所が目と鼻の先だから?冒頭出てきた場所がどう考えてもうちの近所で、子供の頃の記憶にどこかひっかかりがあってビックリさせられた。 しかし、それもつかの間。この本は読み進められるだろうか・・冒頭から自信がなくなるほどの喪失感を味わされる。 どこまで人間は転落できど...
筆者の生まれ育った場所が目と鼻の先だから?冒頭出てきた場所がどう考えてもうちの近所で、子供の頃の記憶にどこかひっかかりがあってビックリさせられた。 しかし、それもつかの間。この本は読み進められるだろうか・・冒頭から自信がなくなるほどの喪失感を味わされる。 どこまで人間は転落できどこまで残酷になれるのか。そしてどこまで愛することができるのだろうか・・。果敢無い想いを思うとやりきれない。
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