マドンナ の商品レビュー

奥田英朗(著者)

2011/07/23

サラリーマンの中間管理職・課長が主人公。職場と家庭が舞台の短編集。全般で仕事や家庭の悩みが描かれており、感情移入しやすかったです。

2009/10/04

会社が舞台の短編集。40代男性が主人公だけど、なんかみんな共感できるというか。優しい気持ちで読める。奥田さんらしい作品かな。

2010/10/12

相変わらずのステキ短編集。ホント、このおじさんはすごいなぁ。なんてこんなにステキに話を作り上げて、そして読後にはなんだかホッとして、つい笑みがこぼれてしまう話ばかり何作も何作も違う話作れるのかなぁ。さすがぁー。今回の話は、「ボス」の話が良かったです。後は、その他の話ではとある人物を思い出して、笑えたりむかついたり・・・

2009/10/04

きっとこの人は意地悪だ。じゃないとこんなに微妙な覗きたいような覗きたくないような人の弱い心理状態を突けない。でも最後はしっかりフォローしてるところがまたにくい。

2009/10/07

部下に恋をする。息子がダンサーになりたいと言い出す。同い年の女性が上司になる-今、日本で一番大変なのは「課長さん」。注目の大薮春彦賞作家が、愛をこめて「課長さん」を描く短編集

2009/10/04

ガールのサラリーマンバージョンです。
とても、痛快で笑えるし、最後の話は泣けました。
読み終えたらスッキリ！！
人ってとてもおもしろく魅力的なんだな〜って思い、とても優しい気持ちになります。

2009/10/04

世の中の課長さんが出くわしたとってもありそうな出来事をちょっと切なく、そして面白く描いている短編集。
表題作は人事異動で自分の課に配属されてきた好みの女の子に対して、セクハラにならぬよう、人に分からぬように、部下の彼女への恋路を邪魔したり、怪しまれぬように一緒に出張や接待に行けるように画策する課長さんのお話。
課長さんって色々切ないなぁ(笑)って思いました。

2009/10/04

e-honの紹介で知った作家さんの作品です。それなりの企業に勤め、それなりの地位にあり、結婚して子供も持つ平凡な40代のサラリーマン達が主人公。子供のことや会社の人間関係、仕事の内容、年老いた親などオジサンたちには悩みがいっぱいです。我慢しきれずプチッと切れちゃうこともあります。切れ方も辞表を叩きつけるような派手なことをしないところが40代の分別か、小市民的の悲しさか。でもそんなオジサンたちがなんとも可愛いのです。よしよしって頭撫でてあげたくなっちゃいます。どんなに過酷な状況になってもキャラクターの可愛さで収める、そういう奥田さんの作品が大好きです。

2009/10/04

どこにでも転がっているようなｻﾗﾘｰﾏﾝの話。どの登場人物もとっても魅力的で、特に表題にもなっているマドンナの課長さんは新しく異動してきた女子社員に一喜一憂しててカワイイ

2009/10/04

　中年男の片思い話（表題作）。

　人間の脳から、「恋愛」を司る神経を抜いたりしたら、もっと世の中は平穏になるのじゃろうな。