マドンナ の商品レビュー
『ガール』に続いて読了。私は『ガール』よりこちらが好みかな。おじさんがいっぱい! 「ボス」が一番好きだった。
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文句なしの★5!どの話も安定しておもしろかった!! おじさん中間管理職、いろいろ気苦労があるんだねw ちょこっと気持ちがわかったよ。 どの主人公の奥さんも素敵な女性たちだ。 つまりはそういうことだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
奥田英朗の短編集。それぞれ40代のサラリーマンが主人公で、仕事・家族にまつわる短編が5つ納められています。奥田作品らしく、どこかクスッと笑えるような話の展開で非常に読みやすかったです。特に女性部長の下で働くことになった男の苦悩、葛藤を描いた「ボス」という短編の女部長の秘密というのが意外な物で面白かったです。
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中年男性サラリーマンの話の短編集。上司と部下の板挟みの中間管理職である男性が様々な試練に向き合っている姿に親近感を感じたりエールを送りたくなりました。
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ボスとパティオが好き。 主人公がおじさん達だから、 感情移入はあんまりできない。 けど、全然おもしろい。 最後はさわやかな気分になれる。
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「ガール」はあんなに共感できたのに、こちらはイラッとする話が多かったです。出てくる女性や周りに、そしてそこに妥協?する主人公にも。
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オフィスのよくある一面をテーマにした5編からなる短編集。 夢想癖のある課長の晴彦。新しく配属された自分好みの部下、倉田知美への恋心は日々募る。 不倫をするほどの度胸は歯持ち合わせない晴彦の思いは果たしてどこへ? なんだか『イン・ザ・プール』を思わせるちょっと滑稽なお話・・・表題作...
オフィスのよくある一面をテーマにした5編からなる短編集。 夢想癖のある課長の晴彦。新しく配属された自分好みの部下、倉田知美への恋心は日々募る。 不倫をするほどの度胸は歯持ち合わせない晴彦の思いは果たしてどこへ? なんだか『イン・ザ・プール』を思わせるちょっと滑稽なお話・・・表題作『マドンナ』 進路希望に「ダンサー」と堂々と書く息子、中年のいい年をして会社に対して協調性のカケラも見せない同僚に 頭を悩ます男の行方は・・・『ダンス』 営業から総務へと大きく部署を変えられて戸惑う男が総務の大変革をしようとするが 現実はなかなか上手くはいかない・・・『総務は女房』 一番気に入ったのは最後の作品『パティオ』 閑散とした土地「パティオ」をなんとか賑やかな場所へしようと開発を任される会社員と 静かであるからこそ好んでそのパティオに通う読書好きの紳士的な老人との爽やかな交流を描く作品。 ここからは土足で踏み込んで欲しくない領域というのは誰にでもある。 でもそれをきちんと分かってもらえるようにイヤミがなく語れるってなかなかできない。 それをやってのけるこの二人の男性。とても良い関係だなーと嬉しくなった。
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現代小説短編集 今の私には‘パティオ’が一番心に響きました。 やはり、田舎で独り暮らす父に思いがいきました。「わたしは一人でいることを選んだ」の思いはやせ我慢ではないのだろうか?そんなに強くなれるものなのだろうかと、自分の将来も含めて考えました。 他の作品は、サラリーマンの哀愁み...
現代小説短編集 今の私には‘パティオ’が一番心に響きました。 やはり、田舎で独り暮らす父に思いがいきました。「わたしは一人でいることを選んだ」の思いはやせ我慢ではないのだろうか?そんなに強くなれるものなのだろうかと、自分の将来も含めて考えました。 他の作品は、サラリーマンの哀愁みたいなものを感じました。
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表題作が一番いい! 主人公がおじさんなのに思春期の少年のように見える。 中間管理職の悩みがおもしろおかしく書いてあります。
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部下に恋をする。息子がダンサーになりたいと言い出す。同い年の女性が上司になる-今、日本で一番大変なのは「課長さん」。注目の大薮春彦賞作家が、愛をこめて「課長さん」を描く短編集。(amazonより抜粋) 「パティオ」が一番清々しかった気がします。 ドタバタな感じがしてコメディタッ...
部下に恋をする。息子がダンサーになりたいと言い出す。同い年の女性が上司になる-今、日本で一番大変なのは「課長さん」。注目の大薮春彦賞作家が、愛をこめて「課長さん」を描く短編集。(amazonより抜粋) 「パティオ」が一番清々しかった気がします。 ドタバタな感じがしてコメディタッチで面白いです。 ただ短編小説。ガツンと来るものが少ないですね。 ありそうな日常が散りばっていて、尚且つ「こんな終わり方になるといいな」という気持ちになる小説。
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