マドンナ の商品レビュー
題名に反してサラリーマンの中間管理職のおじさんたちが主人公だった。この前読んだガールと同じような雰囲気。可もなく不可もなくといった所。
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会社員の悲哀を書いた短編集。 ちょっと画一的な気もするけど、会社にありがちなところがちりばめられていてにやりとさせられる。
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『マドンナ』『ダンス』『総務は女房』『ボス』『パティオ』の5編から成る短編集。以前に読んだ、『ガール』では30代の女性が主人公だったが、こちらは40代のおじさん達が主人公。 おじさん達は、会社の中間管理職として上からは圧力を掛けられ、下からは突き上げられ、家庭においては妻にやい...
『マドンナ』『ダンス』『総務は女房』『ボス』『パティオ』の5編から成る短編集。以前に読んだ、『ガール』では30代の女性が主人公だったが、こちらは40代のおじさん達が主人公。 おじさん達は、会社の中間管理職として上からは圧力を掛けられ、下からは突き上げられ、家庭においては妻にやいのやいの言われ、ホントに大変そうである。ステイタスや自分の居場所を探す為に奮闘する様子が、奥田さんならではの滑稽さで描かれていて楽しい。 会社勤めしている人にとっては身につまされる部分も多いかも。業種や規模が違えど何故かどこでもあるんだな〜、こういうことって。最後の『パティオ』がしみじみとしていて好きな作品だった。
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短編集。 それぞれ40代半ばの企業戦士が主人公。 違う部署だったり、女性上司、部下だったり、今までの自分の存在や価値観を崩される事柄がおきる。 そんな時の主人公達の行動。 変わっていく他を受け入れる柔軟さが必要。
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2009.04.07 「マドンナ」 「ダンス」 「総務は女房」 「ボス」 「パティオ」 男性はこんなふうに考えるんだ・・・と、驚きもあったけど、なんだか あまり読後感はよくないです。
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5つの短編から。 どれも会社に生きる人が主人公。 おもしろかった。 はずれがないね。どれも。 好きだなー 学生しか経験ないけど、会社のなかのいろいろなことがわかったきがした。
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会社の課長さん(男性)の話が5編。【マドンナ】部下としてやって来た総合職の女性に恋をする。妄想チックで面白いです。最後のオチに、主人公と一緒にシュン。【ダンス】ダンサーになりたいと言い出した息子。会社では同期の課長が気ままにやっている。上司との間に挟まれ苦悩するが、運動会当日は…...
会社の課長さん(男性)の話が5編。【マドンナ】部下としてやって来た総合職の女性に恋をする。妄想チックで面白いです。最後のオチに、主人公と一緒にシュン。【ダンス】ダンサーになりたいと言い出した息子。会社では同期の課長が気ままにやっている。上司との間に挟まれ苦悩するが、運動会当日は…。【総務は女房】営業から総務課に回された課長は、ずさんな事務内容を改革しようとする。課員からは非難され、特定の企業からは10万円包まれて…。【ボス】部長に昇進かと思いきや、女性の部長の部下となる。ノー残業デーに夜の接待禁止、カジュアル金曜日など部長は改革を断行。面白くない課長が見た部長の素顔とは?!【パティオ】土地開発計画の推進担当の課長。静かだったパティオには、おひょいさんに似た自分の父と同世代の男性がいつも本を読んでいた。おひょいさんの居場所を守るため、上司とやり合う羽目に。:時代が一昔という感じで、ちょっと今の企業の雰囲気とは違うように思える。ちょっとどんよりする場面も。「マドンナ」と「パティオ」は軽快で程よい哀愁もあり楽しい作品でした。
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部下に恋をする。 息子がダンサーになりたいと言い出す。 同い年の女性が上司になる-今、日本で一番大変なのは「課長さん」。 注目の大薮春彦賞作家が、愛をこめて「課長さん」を描く短編集。 「MARC」データベースより どこにもでも居そうでありそうなオフィスでの課長。 会社員の私は...
部下に恋をする。 息子がダンサーになりたいと言い出す。 同い年の女性が上司になる-今、日本で一番大変なのは「課長さん」。 注目の大薮春彦賞作家が、愛をこめて「課長さん」を描く短編集。 「MARC」データベースより どこにもでも居そうでありそうなオフィスでの課長。 会社員の私は物とはわかっていながら、色々なことに腹をたてるのでした。 5編入っているんだけれども、私は最後の「パティオ」が好きでした。
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中間管理職の悲哀をここまでコミカルに描いていけるのは、やはり奥田英朗だなと。姉妹書的な位置に「ガール」があるけれど、こっちは違った意味で色々辛い。 本書に出てくるのは息子がいきなりダンサーになると宣言、部下に恋する、営業の最前線からいきなり総務に異動…どれもこれも一筋縄でいかなさ...
中間管理職の悲哀をここまでコミカルに描いていけるのは、やはり奥田英朗だなと。姉妹書的な位置に「ガール」があるけれど、こっちは違った意味で色々辛い。 本書に出てくるのは息子がいきなりダンサーになると宣言、部下に恋する、営業の最前線からいきなり総務に異動…どれもこれも一筋縄でいかなさそうな問題を抱えた管理職ばかり。40男は家庭でも仕事でも大変そうだ…。
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おもしろかったのだけど……。話の展開として、もう一歩踏み込んでもいいかなと思った。なんかちょっと物足りなさが残る。
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