EQリーダーシップ の商品レビュー
読みやすく実践しやすい良書
リーダーに求められる資質として、EQは無視できない。優れた業績を上げる人がどのようにリーダーシップを使い分けているか?リーダーシップを6パターンに分類して、丁寧に解説している。読みやすく実践しやすい良書。
yoko
現代人が見落として来た考え方として、心の知能指数、EQという考え方がある。IQや能力主義が謳われる中で結局社会に出て成功する人間に欠かせないものはいつの時代も、心の知能指数、すなわち、自分の感情をコントロールし、他者の感情を理解し思いやりを持ちながら信頼関係を築くことができる能力...
現代人が見落として来た考え方として、心の知能指数、EQという考え方がある。IQや能力主義が謳われる中で結局社会に出て成功する人間に欠かせないものはいつの時代も、心の知能指数、すなわち、自分の感情をコントロールし、他者の感情を理解し思いやりを持ちながら信頼関係を築くことができる能力、EQなのである。当たり前のことのように思えるかもしれないが、ここを軽視しながら自分の能力を思うように発揮できずに苦しむケースは非常に多い。未来の社会をより良くするために、改めて学校としても幼少期に非常に重要な情動教育に取り組み、感情のコントロールを教えるべきなのである。不安定な世の中、AIが人間の知的労働さえも代替するかもしれない状況で、大切なのはEQなのではないだろうか。
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リーダーとは、集団を導く者。 リーダーは1人だけではない。 集団を束ねる人間なら、どんなレベル・立場でもリーダーである。 大好きなキングダムを将軍たちを彷彿とさせる、 現代のリーダーに必要な資質がわかる。 数ある中でも、EQを高めるファーストステップは理想の自分をみつけること...
リーダーとは、集団を導く者。 リーダーは1人だけではない。 集団を束ねる人間なら、どんなレベル・立場でもリーダーである。 大好きなキングダムを将軍たちを彷彿とさせる、 現代のリーダーに必要な資質がわかる。 数ある中でも、EQを高めるファーストステップは理想の自分をみつけること。 私的成功あっての公的成功が大前提。 自らが理想と現実の差分に命を燃やさなければはじまらない! 「人生は、すべて学習の場だ。」
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関連のEQと合わせて読んだ。 こちらは感情とリーダーシップの関係のみについて書かれている分、その結びつきの深さを豊富な実例でわかりやすく説明されていた。 EQは年齢を重ねてからでも訓練して高めることができ、リーダーシップは誰でも磨くことが可能であると気づかせてくれたことは大いに励...
関連のEQと合わせて読んだ。 こちらは感情とリーダーシップの関係のみについて書かれている分、その結びつきの深さを豊富な実例でわかりやすく説明されていた。 EQは年齢を重ねてからでも訓練して高めることができ、リーダーシップは誰でも磨くことが可能であると気づかせてくれたことは大いに励みになった。
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リーダーシップといえば本書。 何度も読み返すことになりそう。 ◉職場の雰囲気∝成果 ∴自分自身の雰囲気のコントロールが大事 話しかけられた時に「全然忙しくないですよ」は心掛けている。続けたい。忙しいんやけどな。 ◉考える脳+感じる脳で下を置き去りにしない 自分だけで突っ走らな...
リーダーシップといえば本書。 何度も読み返すことになりそう。 ◉職場の雰囲気∝成果 ∴自分自身の雰囲気のコントロールが大事 話しかけられた時に「全然忙しくないですよ」は心掛けている。続けたい。忙しいんやけどな。 ◉考える脳+感じる脳で下を置き去りにしない 自分だけで突っ走らない、共鳴しながら。 時に熱くなりすぎて、振り返ると、あれ?ついてきてない?と思うことはあるw注意しよう。 ◉ビジョンは明確化するけど道程は不問、任せる そこを考えるんが仕事やし、楽しいことやろ? ◉始動は上から、戦略は下から 上にも通じるとこあるけど、考えさせ、議論させ、悟らせる。操り人形にさせない。 他、気付き多数
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リーダーシップの類型が面白い ・ビジョン型 ・コーチ型 ・関係重視型 ・民主型 ・ペースセッター型 ・強制型
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本のタイトル:EQリーダーシップ 本の著者:ダニエル・ゴールマン 本の内容を3つで説明すると 1:リーダーに6つのタイプがある。 ビジョン型:共通の夢に向かって人々を動かす コーチ型:個々人の希望を組織の目標に結びつける 関係性重視型:人々をお互いに結びつけてハーモニーを作る 民主型:提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る ペースセッター型:難度が高く、やりがいのある目標の達成を目指す 強制型:緊急時に明確な方向性を示すことで恐怖を鎮める 優れたリーダーは、これら6種類のスタイルを状況に応じて使い分ける。 最初の4つが共鳴を育てるスタイル。 ペースセッター型と強制型は、使いこなすのが非常に難しく、限られたケース以外ではチームにとってネガティブな効果を引き起こすことになる。 2:リーダーシップの型を学び、成長させるためには次の4つのステップが必要となる。 ①自分の感情を認識する→②自分の感情をコントロールする→③他者の感情を認識する→④人間関係を管理する 3:リーダーシップを育成するには、自発的学習が不可欠。ボヤツィスの自発的学習の理論がわかりやすい。①理想の自分→②現実の自分→③長所(理想の自分と現実の自分が重なる部分)→④短所(理想の自分と現実の自分が異なる部分→⑤学習計画→⑥新しい行動・志向・感情を試す→⑦新しい行動を神経回路が完成するまで練習し、習得する→⑧各ステップを助け、支え、励ましてくれる人間関係を育てる。 本から学んだこと: ・ビジネスから感情をきりはなす時代は終わった。こころの共鳴を引き起こすリーダーが必要。 ・脳には他者から影響を受ける部位がある。2時間以上、同じ会議に同席したメンバーは心がシンクロしていく→ではヘアサロンにおける2時間はどうか?お客様に良い雰囲気を共有するには、まず店内の雰囲気が良くなければならない。 ・働く場の雰囲気は仕事の能率に大きな影響を与えている。ただし、その場にいる人間はその事実に気づかない。 ・職場で前向きな感情を感じている割合が、満足度(あるいは離職率)に大きな影響を与える。 例えば、集中治療室の雰囲気が悪いと、良い場合と比べて死亡率が4倍になる。 ・企業風土として、サービス志向が1%あがると、収益は2%増える。つまり、職場の雰囲気が売上に対して何より重要。では、その企業風土を、従業員は何から感じるか?→50%~70%がリーダーの行動から感じている。 ・集団の感情に追従したり、全員に気に入られようとするのがリーダーの役割ではない。 ・各人の仕事が全体像のどこにあてはまるかを見せることで、自分の仕事の意味や理由を明確に理由できるようになる。 ・ハネムーン効果:即席の効果はあっても、3か月~半年で効果が消えてしまうこと。トレーニングから、3か月~18か月経過すると、改善効果は10%程度しか認められなくなる。 ・リーダーシップ能力を身につける最初の適齢期は、思春期から20代前半にかけて訪れる。 ・リーダーシップ育成で最も重要なことは”自発的学習”現実の自分と理想の自分を意識的に向上させ、強化していく努力が必要。 ・パフォーマンス目標よりも、学習目標を掲げる方が成果につながる。 ・目標は短所ではなく、長所に基づいて立てる。具体的で数量化しやすいものほど、達成度が高くなる。 ・共鳴を生み出すためには、リーダーはまず組織の根底にある惰性と闘わなければならない。 ・なにをなぜ変化させる必要があるのかについて、共通の立場と理解を構築する必要がある。 ・新たなことにチャレンジする際は、学習を第一の目標に、結果を第二の目標にして、スキルを磨くことを優先する。 ※今年読んだ20冊くらいの中で、2冊あげろ!って言われたらあげるくらいオススメの本です! オススメなので、リーダーシップに興味のある方は、ぜひ一読してみてください!
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笑いを共有することで、前向きな気分を醸成することをベースに、4つのリーダーシップを使い分けられるようになりたい。
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リーダーシップ論が凝縮された一冊。 ビジネスを通して、具体的に 「あ~、こういう人いるいる!」 と思えるところが面白い。 優れたリーダーはいつの世も共通した能力を備えており、血の通った、心のこもった対応を取ることができる。 ヴィジョンを掲げ、パッションを持って、互いを理解し、理解...
リーダーシップ論が凝縮された一冊。 ビジネスを通して、具体的に 「あ~、こういう人いるいる!」 と思えるところが面白い。 優れたリーダーはいつの世も共通した能力を備えており、血の通った、心のこもった対応を取ることができる。 ヴィジョンを掲げ、パッションを持って、互いを理解し、理解される喜びを知っている組織作りを体現したい。 ココロ、動かす。人の感情を揺さぶれる人であり続けたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
リーダーとは、文字通り「導く人」です。 組織の質(推進力)はそのリーダー(導く人)の質でほとんど決まってしまうと言っても過言ではありません。 当書籍はそのリーダーの「導き方」をEQを切り口に、実際のケースやデータを踏まえて解説・展開していきます。 ・共通の夢を浸透させてながら(ビジョン型) ・個々人の課題を共に解決しながら(コーチ型) ・チームワークを構築、向上させながら(関係重視型) ・メンバーの参加を促しながら(民主型) ・高い目標達成を目指して尻を叩きながら(ペース型) ・云々言わせず専制的に(強制型) といったところでしょうか。 うちの会社は、というか日本の会社はまだまだペースセッター型のリーダーが理想のリーダー像として認知されていることが多いと思います。 私は今の会社の中で、リーダーとしてそこそこ評価されていると思います。 しかし、この書籍をきっかけに、ぶっちぎりでS級リーダーになってやろうと思いました。
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