EQリーダーシップ の商品レビュー
EQを高める方法を知るため、読みました。本書の内容を一言でいうと「EQを高める方法は、理想の自分と現実の自分を正確に把握し、メンターの支えの元ギャップを埋めるため試行錯誤する」です。内省やイメージトレーニングも重要とのことで、日常的に実施できるよう習慣化したいです。
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私が自分自身のリーダーシップ開発において、もっとも影響を受けた理論の1つ。 理論、フレームワーク、ロジカルシンキングといったハード系、左脳系のスキルだけでなく、何かを成し遂げるためには、感情、影響力など、ソフト系のスキルも併せ持たなくてはいけない、という自分自身の仮説を、裏付け...
私が自分自身のリーダーシップ開発において、もっとも影響を受けた理論の1つ。 理論、フレームワーク、ロジカルシンキングといったハード系、左脳系のスキルだけでなく、何かを成し遂げるためには、感情、影響力など、ソフト系のスキルも併せ持たなくてはいけない、という自分自身の仮説を、裏付けてくれた理論であり、座右の書。 時々は自分のやり方を振り返り、内省し、自戒し、また突き進むことが必要。 最高の結果を出しているリーダーは、1種類のリーダーシップスタイルだけに頼っていない。 1) 「強圧型」リーダーは、即時に服従することを要求する。 2) 「権威主義型」リーダーは、ビジョンに向けて社員を動機付ける。 3) 「親和型」リーダーは、感情の絆を築き調和をもたらす。 4) 「民主主義型」リーダーは、参加を促し、コンセンサスを確立する。 5) 「先導型」リーダーは、社員に卓越性と自主性を期待する。 6) 「コーチ型」リーダーは、将来に備えて人材を養成する。 最も効果を上げているチームは、 1) 感情にまつわる問題に対処するための経営資源を創造する。 2) 肯定的な環境を醸成する。 3) 能動的な問題解決を奨励する。
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※このレビューにはネタバレを含みます
リーダーシップに関する本を何冊か読んできたが、本書を読んで今まで私が行ってきたマネジメントのやり方がいかに古いやり方かを痛感させられた。 会社組織内でのリーダーシップは明確な目標を打ち出し、仲良しクラブにならないように叱咤激励をしながら行ってきたつもりだが、まだまだ私自身も勉強が足りない。 本書にて記されたEQ「こころの知能指数」を少しでも自分のものに出来るよう取り組んでいければと思う。 説明 商品説明 EQの提唱者、ダニエル・ゴールマンの世界的ベストセラー『Primal Leadership』の邦訳。アメリカでは初版で10万部を突破したというビッグタイトルで、3800人の企業幹部への調査結果をもとに、成功者たちがいかにして人の「感情」を利用し、組織を勝利に導いたのか、興味深い議論が展開されている。 すっかり浸透したためか、あるいは興味の対象とされなかったのか、EQの概念はIQほど話題にのぼらない。だが、本書にもあるように、「ビジネスの世界は感情抜きの知性を重視したがる」が、本来「人間の感情は知性よりも強い」のであり、マネジャーにとってEQ(感じる知性)を習得することはきわめて重要である。EQの高いCEOの方がそうでないCEOよりも業績を上げている、という調査結果も紹介されており、リーダーシップにおけるEQの重要性を再認識することができる。 リーダーには知性や明晰な思考力といった要素も必要だが、「こうした基礎力がなければ、そもそもリーダーにはなれない」のであり、リーダーになった後、業績を上げるには、人間の感情を理解する能力や、意思決定の際に必要となる直観力を養う必要がある。人間の感情を理解し、優れたリーダーになるには、本書で述べられている6種類のリーダーシップ・スタイルを理解するのが近道である。これらのリーダーシップ・スタイルは、自分がどれかに属する、といったものではなく、「レパートリーが多いほど優秀なリーダー」であり、また時期や場面によっても有効性が異なるようだ。 著者によると、「EQリーダーシップ」は学習によって身につけることが可能である。前提としての「自己管理」をはじめ、「社会認識」「人間関係の管理」など、リーダーになる、あるいは育てるためのポイントが明らかにされている点は興味深い。広告業界の伝説の人物、オグルヴィをはじめとする、さまざまなリーダーたちのケースも併せて楽しみたい。(土井英司) 内容紹介 全米トップ企業の8割が導入! 話題のEQ理論で、優れたリーダーの資質を徹底解明。 社会で成功するために重要なのは、IQではなくEQ(こころの知能指数)だ――IQ神話を覆した大ベストセラー『EQ~こころの知能指数』の著者、ダニエル・ゴールマン博士が、こんどはビジネスで成功するために最も重要な要素、リーダーシップの本質を解き明かした最新作の登場です。アメリカでは今年3月に刊行され、USAtodayなど各メディアの絶賛を浴び、たちまちベストセラーリスト入りした話題作です。 本書は3部構成。まず、第1部「六つのリーダーシップ・スタイル」で、ゴールマン博士は、同僚よりもはるかに高い業績をあげるスター社員3800人を徹底調査し、彼らの共通項を探っていきます。その結果、彼らが6通りの「EQリーダーシップ・スタイル」を状況に応じて使い分けていることが判明。それは―― ◆ビジョン型――共通の夢に向かって人々を動かす ◆コーチ型――個々人の希望を組織の目標に結びつける ◆関係重視型――人々を互いに結びつけてハーモニーを作る ◆民主型――提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る ◆ペースセッター型――難度が高く、やりがいのある目標の達成をめざす ◆強制型――緊急時に明確な方向性を示すことで恐怖を鎮める つづく第二部「EQリーダーへの道」では、個人のEQを高め、「EQ型リーダー」になる方法を具体的に伝授。第三部「EQの高い組織を築く」では、さらに一歩進んで、組織や集団全体のEQを高めていくための手法件をさぐります。欧米有名企業の実例を豊富に盛り込んだ、実践的かつ画期的なリーダーシップ論です。
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人を評価する前にいつも読み返します。 IQも大切ですが、EQー心の知能指数の高い上司でありたいと思っています。 「上に立つ者の明るく快活な雰囲気がチームの協調意識を高める」 「皆、気持ちが前向きな人と一緒に仕事がしたいと思っている」 「管理職との温かい人間関係は忠誠と献身の原動力...
人を評価する前にいつも読み返します。 IQも大切ですが、EQー心の知能指数の高い上司でありたいと思っています。 「上に立つ者の明るく快活な雰囲気がチームの協調意識を高める」 「皆、気持ちが前向きな人と一緒に仕事がしたいと思っている」 「管理職との温かい人間関係は忠誠と献身の原動力」 自分について正直であること、 自分の感情をしっかり管理すること 自分の部下と接する時は、明るく前向きな雰囲気を心がけよう、といつも思っています。心で泣きたい時もあるのですが。
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状況に応じたリーダーシップの使い分けが効果的。EQが高いと状況を読み取り、使い分けられる。リーダーシップ育成には現実から理想像を目指した計画を立て、行動パターンが自動的に出るまで時間をかけて脳の構造を変えていく。そこには周囲の人からの働きかけも必要となる。
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リーダーシップに特化したEQ本。前作のEQのビジネス版の様な位置付けか。前作を読んでいないので(借りられてたので)分からないが。自分が社会でリーダーシップを発揮する場所があるとは思わないが、高校の時野球部のキャプテンをやらしてもらったのでその時の事を重ねながら読んだ。 気になっ...
リーダーシップに特化したEQ本。前作のEQのビジネス版の様な位置付けか。前作を読んでいないので(借りられてたので)分からないが。自分が社会でリーダーシップを発揮する場所があるとは思わないが、高校の時野球部のキャプテンをやらしてもらったのでその時の事を重ねながら読んだ。 気になったところを引用メモ。リーダーシップとは自分の感情を認識すること。他者の気持ちを理解する能力、とくに他者に共感する能力が大切。 EQの四領域。1自己認識、2自己管理、3社会認識、4人間関係の管理 自分の自己分析的には1と2はまあまあ3と4が不味いのかなという感じ、少し前に今思ってる感情に気づくためにいちいち今の気持ちをメモしてみようかと考えていたので、自己認識をする意味では効果があったのかもしれない、何故今機嫌が悪いのかとかに気づけると機嫌は治るし、人間はこんなにいとも簡単に周りに影響を受けるものなのかというのも感じた。それを認識することが出来れば感情をコントロールしやすくなる。 「目標を達成した瞬間にどんないい気持ちになれるか」を思い続けることの精神力が人間を目標に駆り立てる力。←これは本当そうだと思う。思うのだけど、大概目標を果たせない時はそれを忘れて目の前の情動に無意識につき動かされている。自分の意志などないと思い知らされる時だ。これからは少しだけでもその達成した瞬間の事を思い至れるように何か仕組みを考えて、そこで立ち止まり、思い直せるように仕掛けて目標を達成したい。
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この本では、リーダーのスタイルを、「ビジョン型」、「コーチ型」、「人間関係型」、「民主型」、「ペースセッター型」、「強制型」に分けて説明を行う。それぞれに長所があり、用いるべきタイミング、環境も違うが、「ペースセッター型」、「強制型」はリスク(副作用)が強いとしている。その通りだ...
この本では、リーダーのスタイルを、「ビジョン型」、「コーチ型」、「人間関係型」、「民主型」、「ペースセッター型」、「強制型」に分けて説明を行う。それぞれに長所があり、用いるべきタイミング、環境も違うが、「ペースセッター型」、「強制型」はリスク(副作用)が強いとしている。その通りだと思うが、その2つを使わないことはなかなか難しい。この本は、それが難しい理由は、リーダーのある面のEQが低いからであるとしている。当たっていると思う。心が痛い。
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EQの四つの領域 ・自分の感情を認識する ・自分の感情をコントロールする ・他社の気持ちを認識する ・人間関係を適切に管理する
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何が書いてあったかほとんど覚えていないのに、 私の仕事に対する基本姿勢がこの本で形作られたことだけは、 確実に言える。 大学4年の最後に、図書館で借りて読んだ。 あれから7年。読み返そうと思って、古本を買った。
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リーダーシップは後天的に身に着けることができるものとし、また、状況に応じてリーダーシップの種類を使い分けるもの、としている。 洋書にありがちな事例がとっても豊富な感じ。
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