ローマ人の物語(3) の商品レビュー
ポエニ戦役勃発。 地中海の覇権を巡り北アフリカの大国カルタゴとローマが遂に矛を交える。 今回のイラク戦争を起こしたアメリカを当時のローマに例えた親米保守派の言論人には、本当に歴史を理解する能力があるのか? ローマ=アメリカ?馬鹿な。
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104頁以下に「ローマ連合」内の異民族国家の位置づけを整理してくれているのは、判りやすい。それらがローマ化された効果は、中巻で発揮されるだろう。 序文でGestaを「ジェスタ」と訓じているのは、何か根拠があるのだろうか?(普通は「ゲスタ」とするはずだが)
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ローマ人の面白いところは、なんでも自分たちでやろうとしなかったところであり、どの分野でも自分たちがナンバーワンでなければならないとは考えなかったところであった。
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本屋に平積みされてるいわゆる「成功本」をいろいろと読み漁るにつれて、「成功って何?」とわからなくなり、原点にかえって歴史について、しかも歴史上の人物を中心に学んでみようと思ったのがきっかけです。 これまでの人生、私はあまりにも歴史を軽視しすぎてました(笑) 新しいことばかりを追...
本屋に平積みされてるいわゆる「成功本」をいろいろと読み漁るにつれて、「成功って何?」とわからなくなり、原点にかえって歴史について、しかも歴史上の人物を中心に学んでみようと思ったのがきっかけです。 これまでの人生、私はあまりにも歴史を軽視しすぎてました(笑) 新しいことばかりを追いかけて、先端を行くことばかり考えてました。 今ももちろんそうなんですけれど・・・。 成功本って、楽してお金をもうけるとか、そういうことが究極の目的みたいな感じなんですけど(いや、ちょっと極論ですが^^)、楽してお金をもうけてそれで本当に私は満足なんだろうか?と問うてみて、あんまり満足感を得られそうにないなあと感じたのです。 小さいお城(会社)を持てば満足? お金をがっつり稼げば満足? それでいて暇をたっぷり得られたら満足? この迷いがあるうちは、一歩が踏み出せないんですよね^^ 何世代にも渡る偉人について学びながら、少し後ろに下がって自分の人生、そして息子達の人生を考えてみたいと思います。
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シチリア島を巡り、ローマVSカルタゴの戦いの火蓋が切って落とされます。このあたりはとてもワクワクする展開。
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時間があるときに読みたくなる本です。このシリーズは歴史本として今までほんとに部分的にしか知らなかったローマ史をトリビア的にへぇへぇと発見することも出来るし、「物語」とあるように物語としても秀逸、出てくる人が悔しいくらい魅力的です。ハンニバルにもスピオサにも同じくらい肩入れして、ど...
時間があるときに読みたくなる本です。このシリーズは歴史本として今までほんとに部分的にしか知らなかったローマ史をトリビア的にへぇへぇと発見することも出来るし、「物語」とあるように物語としても秀逸、出てくる人が悔しいくらい魅力的です。ハンニバルにもスピオサにも同じくらい肩入れして、どっちが買っても負けても悔しい。特にハンニバルの「武器の音を鳴らさずにただ通り過ぎる」だったかな?ここの記述は何度読んでも泣けます。
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