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クビツリハイスクール の商品レビュー

3.8

208件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    74

  3. 3つ

    62

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    3

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2020/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 戯言シリーズの続編です。  今回は、いきなり人類最凶がおうちを訪ねてきて、拉致され、高校生の知り合いを助けてくれ、と頼まれる話でした。  無理やり女子高生の制服を着せられて、侵入させられた場所は、付近では有名な女子高。  ただし、その女子高にはいわくがあって、入学する生徒はいても、卒業する生徒はいない別名「首吊り高校」と呼ばれている。  そこで、目的の少女に出会うのだが、脱出に失敗した二人は、助けに来た人類最凶の助言に従い、理事長室を目指すのだが、そこには理事長の首吊り遺体が……  という話でした。  相変わらず、非日常における、過去がまったくわからない複雑なお話。  ちょっと新たな固有名詞が出てきたりしたので、これからますます物語は広がっていくのだと思うのですが、個人的には収束していく物語の方が好きだなあ……と思うのですよ。  広がりすぎると私の悲しい脳みそでは把握できなくなります。  でも、これがこの人のスタイルなのだなあ……とは思っているので、そういうのが好きな方にはオススメします。  私が思っている西野維新先生らしさ全開なので、それがお好きな方にはお勧めします。  好きな人に、今更勧める必要はないと思いますが……

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2020/08/12

いーちゃんって覚めたキャラなのかと思ってたけど案外熱い思いを待ってるのかしら。 ちょっと阿良々木くん味を感じた

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2015/11/09

何度も何度も戯言シリーズを読み返してるけど、これを一番最初に読んだときの感情はもう僕にはないことを突きつけられる 一番最初や二度目や三度目 死にたかった僕にはとても刹那的で蠱惑的で魅力的なこのシリーズが刺さったよ 辛かった 死にたいと思う気持ちがこのシリーズには確かにあった ネ...

何度も何度も戯言シリーズを読み返してるけど、これを一番最初に読んだときの感情はもう僕にはないことを突きつけられる 一番最初や二度目や三度目 死にたかった僕にはとても刹那的で蠱惑的で魅力的なこのシリーズが刺さったよ 辛かった 死にたいと思う気持ちがこのシリーズには確かにあった ネコソギロジカルでそれは一変しちゃったけど それがとても寂しかったけど 今の僕にはこのシリーズは刺さらない ただ、昔の僕を可哀想に思うだけだ あの一言一言にどれだけ頷いたかを思い出すだけ 維新さんもシリーズ当初と最後には違う気持ちだったんだろうな 昔はわからなかったけど今ならわかるよ 死にたい人は読んじゃいけない 引っ張られるから 読んだ人は発狂すると言う『ドグラマグラ』だけど、きっと同じくらいこのシリーズは危ない

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2015/04/08

 きみの目的を破綻させてあげる。きみの意図を、破断させてあげる。想いも望みも願いも祈りも、まとめて破散させてあげようじゃないか。 (P.147) 「胸を張れ、背筋を伸ばせ、自分を誇れ、敵に吼えろ俯くな! 諦めんな見限るなてめえで勝手に終わらせんな! 同情されてーんかガキども!...

 きみの目的を破綻させてあげる。きみの意図を、破断させてあげる。想いも望みも願いも祈りも、まとめて破散させてあげようじゃないか。 (P.147) 「胸を張れ、背筋を伸ばせ、自分を誇れ、敵に吼えろ俯くな! 諦めんな見限るなてめえで勝手に終わらせんな! 同情されてーんかガキども! 媚びんな気持ち悪い懐いてくんな、動物かてめーら!自己陶酔に他人を巻き込むな、悩みたきゃ勝手に悩んでろ、相談すんなお前らみてーな変なんの気持ちなんかわかるか! 傷舐めあってんじゃねえぞ妥協すんな! 簡単に否定すんな! 難解な肯定すんな! 他のことなんかどうでもいいから、自分のことだけは自分で決めろ!」 (P.157)

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2015/03/25

今回は、女子校潜入という内容でした。 その中で、起きる事件の数々…。 正直黒幕が全く予想出来ませんでした。 最後は、まさかの展開で驚かされるばかりでした。

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2014/09/16

「紫木一姫って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」「救い出すって…まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」人類最強の請負人、哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合学園、またの名を“首吊高校”に潜入した「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”は恐るべ...

「紫木一姫って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」「救い出すって…まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」人類最強の請負人、哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合学園、またの名を“首吊高校”に潜入した「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”は恐るべき殺戮の嵐に巻き込まれる―。新青春エンタの真打ち、「戯言シリーズ」第3弾! 本編が封印された「密室本」。

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2014/07/16

設定、展開ともに首を捻る残虐アクション小説?相変わらずひねくれた理屈っぽい「ぼく」と完璧請負人哀川がコンビ?を組んでの殺人ドラマ。好みの女性が現れても、あっさり死んでしまいます(泣)まぁ、姫ちゃんの言葉遊びは物語シリーズに似て面白かったけど・・「ぼく」って自身の伏線、謎を散りばめ...

設定、展開ともに首を捻る残虐アクション小説?相変わらずひねくれた理屈っぽい「ぼく」と完璧請負人哀川がコンビ?を組んでの殺人ドラマ。好みの女性が現れても、あっさり死んでしまいます(泣)まぁ、姫ちゃんの言葉遊びは物語シリーズに似て面白かったけど・・「ぼく」って自身の伏線、謎を散りばめて読者がシリーズを途中で降りないようにしてる気が・・しかし、やっぱり、まともな登場人物っていないんだろうなぁ~

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2014/07/09

ミステリから能力バトル小説に移行な感じ。いーちゃんの女装と本名に迫る話(ちが)。ミステリではなく犯人の想像はついたのだけど、結局密室の手段については分からなかったな。実際問題、本名は何なんだろ?小萩ちゃんとか良いキャラを使い捨てるのが勿体ないなー、可愛いのに。

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2014/02/09

戯言3冊目。このあたりからミステリ要素がぐんと減ってくる。とりあえずいーちゃんの女装がかわいいから☆3つ。

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2013/11/15

前二作はミステリーの見せ場がありましたが、本作はミステリーは二の次で、侵入者を排除すべく、刺客と主人公の攻防戦がメインのバトル小説という感じでした。バトルの描写は抽象的な表現が多く、正直言って面白くなかったです。 また、トリックが馬鹿馬鹿しいです。第一、現在普及しているシステムで...

前二作はミステリーの見せ場がありましたが、本作はミステリーは二の次で、侵入者を排除すべく、刺客と主人公の攻防戦がメインのバトル小説という感じでした。バトルの描写は抽象的な表現が多く、正直言って面白くなかったです。 また、トリックが馬鹿馬鹿しいです。第一、現在普及しているシステムでは、これは出来ないようになっていると思います。犯人もかなり早い段階からバレバレでした。 結局、著者は本作では何をテーマに描きたかったのか良く解りませんでした。

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