メドゥサ、鏡をごらん の商品レビュー

井上夢人(著者)

2010/02/08

どんどん物語の中に引き込まれ、一気に読み終わりました。
話の内容は分かるのですが、疑問点がいくつかあります。
スッキリしない終わり方です。どこかに仕掛けがあるんでしょうか？
それともこれはすんなりと受け入れるしかないんでしょうか？
また時間を空けてから読み直してみたいと思います。

2010/01/16

ミステリーだと思って読んだら、ホラーだった。
謎を解こうと思って無い頭を使った時間を返してほしい。

2009/11/24

怖い。こええよ。
あまりにも残酷すぎる展開と結末。
映画でもドラマでもなく小説だから余計に怖い。
これが井上マジックか。

2009/10/31

落丁で30ｐくらい抜けてた…
けど先が気になってそのまま読んでしまった
どんどん予想通りに悪い方へ転がってって
うわ～やめて～！と思いつつも頁を繰る手が止まらず
読み終わった瞬間ため息が出た

2009/10/21

ホラーだと考えるとおもしろいのですが、まるでミステリーかのようなあらすじ文と文章なので、後半あれ？あれ？って感じに……。

それを抜きにしても楽しめましたけどね。

2009/10/16

途中、背筋が寒くなる位秀逸な、怖い箇所があるけど、
全体的に説明不足な感じ。
ホラーだからと言ってしまえばそれまでだけど。

2009/11/09

岡嶋二人ではまった勢いで、井上夢人にも手を出した夫。
それをそのまま手にとって、すっかりはまっている私。

作家藤井陽造が異常な死に方をした。
彼の最後の作品が残っているのでは、と疑問に思う娘の菜名子。
婚約者と一緒に探し始めるが、真相に近づいた婚約者の身の回りに異変が。

これまたあっという間に読まされてしまった。
面白く、夢中になってしまう。
しかしながら、なんとなく怖い。
ホラーな要素もかなり含まれている。
石海という小さな村での恐ろしい出来事。
横溝正史のような恐ろしさ。
それでいて、時間がずれてくるあたりは、クラインの壷を思わせて。
相変わらずパソコンに強いところも面白い。
今でこそ、多くの知識を多くの人が持っているけれど、彼はかなりの先取りだと思う。

メドゥサの悲劇。
どうしようもないのだろうか。
いったい何がどうなって、そしてどういうことなんだろうか。
いや、そういうことなんだろう。

2009/10/04

こういったジャンル分けしづらい物語は好きです。
中盤での伏線張りまくりが最高潮に盛り上げてくれましたが、回収大変ですね･･･｡
かなり賛否両論みたいですが、わたしはのめり込みすぎて、主人公と同じく混乱しまくり。
またこんな作品に出会いたいです。

2009/10/04

フリーマーケットで、「京極作品が好きなら、この人の作品もどう？」と薦められ、３０円で買った本です。
ホラー感が否めないですね。
ホラー苦手なのにな・・・読んでしまったよ。どうしよう。
まあ、作風としては嫌いではなかったです。
最後、「結局どういうことだ」としばらく悩みました。
なんとなく自分の中では解決しましたが、それも感覚的なものなので、「説明して」て言われても絶対無理です。
この人の作品全部こんなのかな？
・・・怖い要素がないならまた別のも読みたいかも。

2009/10/04

もう大好きだ。
カテゴライズなど無意味だと教えてくれる問題作にして個人的には大傑作。
怖く、哀しく、空しい。
小説読んでて良かったと心の底から思える。