戦略プロフェッショナル の商品レビュー

三枝匡(著者)

著者の実体験だと解説…

[文庫ＯＦＦ]

著者の実体験だと解説で明かしています。それだけにビジネスの現場の緊張感を伴いながら、企業改革の戦略がわかります。

著者本人の経験したプ…

[文庫ＯＦＦ]

著者本人の経験したプロジェクトをモデルとした、戦略トレーニング。小説的な内容の間に、『戦略ノート』と言う考えさせられる部分があり、結構勉強になる。特に、セグメンテーションに関しては、ものすごくわかりやすいし、なるほどと思えた。ただ、これはあくまでモデル・ケースなのであって、実際にやるとなると、もっと複雑で、いろいろな不安がつきまとうと思うが。

企業の改革をするには…

[文庫ＯＦＦ]

企業の改革をするには。日本の企業に欠けているものを浮き彫りにするとともに、具体的な実例をもとに紹介。

2025/01/15

30代という若さで、常務取締役としてJTCから日米合弁会社に派遣され、不振事業の再建に努めた筆者の実話に基づく物語。
戦略とは「絞りと集中」であり、いまの日本企業にはそれを実行できるプロフェッショナルが不足している、といった問題意識が根底にある。
20年以上も前に執筆されたものの、内容は現代の経営に通ずるものが多く色褪せないなあという印象。
管理職に上がる前に読めてよかったし、昇格のタイミングでまた読み直したい

2024/08/30

とても面白く戦略について学ぶことができた。

少しだけ戦略について前提知識として持っていると、よりストーリーに集中して、読めるかもし！ない。

2024/07/06

戦略実行におけるプロセスを細かく記してある。戦略実行においては、リーダーの存在、そして具体的に数字を提示する。
その後、その数字に至るまでの戦略を練る。現場の者たちが考えることが大切である。

2024/06/09

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ
著：三枝 匡

企業経営について言えば、今、日本企業は深刻な「経営者的人材の枯渇」に見舞われている。集団主義は、これまでの日本企業の強みを生み出す基礎になってきた。しかしそれがために、個人が若いうちからあえてリスクを背負い、冷や汗をかきながら経営経験を積んでいくという機会が、必然的に遠のいてしまった。

事業戦略を成功させるには、現在業界で当たり前になっている競争のルールに穴を開けなければならない。つまり事業に成功する人は、自分で新しい競争のルールを創り出していく人である。今市場で行われている競争のルール（業界の常識）に則ってやっていくことから抜け出すことが必要である。

構成は以下の8章から成る。
①日本企業の泣きどころ
②飛び立つ決意
③パラシュート降下
④決断と行動の時
⑤飛躍への妙案
⑥本陣を直撃せよ
⑦戦いに勝つ
⑧三十代のチャレンジ

戦略を語る上では、必ず話題にあがる本書。著者の苦労の経験を凝縮させ、疑似体験させてくれる。一冊で努力の片鱗を味わえる幸せを嚙みしめて読める。

いつになっても日本に必要なメソッドが記されている。
「論理性」と「熱き心」結合。
クールではあるも、情熱の火は消してはいけない。

疑似経験から文字から匂いや汗が伝わってくる。
まだまだやるべきことは多い。

2024/04/09

新商品売り込みを話題に様々なビジネス戦略を実行していくという、興奮しながら読める話。
こんな体験してみたい

2023/11/08

自分がその立場になった時の戦略の考え方、リーダーシップについて臨場感を持ちながら読んだ。
競合他社分析、市場セグメント、プロダクトポートフォリオ、価格分析など。

2023/03/28

コンサルタント出身の著者が赤字事業再建に取り組んだ実際のケースが小説仕立てで書かれた本。一方的に事業再建の事例を見せられたというより、「彼はなぜそう判断したのか」「自分ならどうするか」といったことを考えながら読み進めるための余白が適度に設けられていて、ストーリー自体も相まって読んでいてとても面白かった。