ロジカル・シンキング の商品レビュー
1回読んだだけでは到底「ロジカル・シンキング」を身につけることはできないだろう。 しかし、体系的なスキルを図やイラストを用いて非常にわかりやすく学ぶことができる。 演習問題の答えが欲しいと言いたくなるが、自分自身の答えが出せる程度に読み込むよう筆者が意図したものであろう。
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特にビジネス上のコミュニケーションでは、相手が結論を納得してくれ、こちらの期待通りの反応をとってくれれば良く、それ以上の情報を与えるのはプラスの効果を持たない、ということが最重要で、それを達成するための手段が論理構造(so what/why so、mece)である。 個人的には『...
特にビジネス上のコミュニケーションでは、相手が結論を納得してくれ、こちらの期待通りの反応をとってくれれば良く、それ以上の情報を与えるのはプラスの効果を持たない、ということが最重要で、それを達成するための手段が論理構造(so what/why so、mece)である。 個人的には『考える技術、書く技術』よりもこちらの方がシンプルでわかりやすいと感じた
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
筆者らはロジカル・コミュニケーションを「論理的なメッセージを伝えることによって、相手を説得して、自分の思うような反応を相手から引き出す」ことと定義している。本書では、これは訓練により誰でも身につけられるものとして、「論理的に思考を整理する技術」と、「論理的に構成する技術」をそれぞれ2つずつ紹介している。本書の最初に示されていた、「課題(テーマ)と相手に期待する反応を確かめよう」というところが最も重要な点だと感じている。本書の内容は現在では新入社員研修などで教えられるような内容になっているかもしれないが、社会人の基本姿勢として意識せずともできるようになるべき基本がまとめられているものとして、価値が高いと思う。 以下個人的に重要だと思う記述。 ・状況に応じて、などの曖昧な付帯条件をやめる ・具体性のない指示に意味はなく、修飾語で具体性はつかない ・話の飛びによって相手に余計な脳内作業をさせないようにする ・話が細部に入る前に全体像を示す ・提示していない情報に基づいた結論を導かない ・論理とは、結論と根拠・方法が、結論を頂点に、縦方向にはSW/WS、横方向にはMECEに関係付けられたものである ・思考プロセスや作業の経過を共有する必要はない
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シンプルに理屈が整理されており、演習でトレーニングできる。バーバラミントと並んで全ビジネスマンが読むべきと思う。
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研究者の自分にはnot for me でした。ビジネス向け。それもたぶん普段何も考えずに喋ってる人向けの初歩の初歩という感じ。わりと当たり前のことが書かれている。
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ロジカルシンキングを体系的に学べると思うが、 例題の解説が曖昧かつこの本がロジカルではなく、わかりづらい。
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他著のロジカルシンギングを読んでいたので重複した内容はありましたが、最後の章(第7章)は勉強になりました。
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この本は、冒頭に記載されている「人に何か伝えるときには、自分の言いたいことをどうまとめるかではなく必ず課題と相手に期待する反応を確認する」ために、どのような技術を用いるべきかということを丁寧に説明している。 MECEやSo what?/Why so?の技術についても今後活かして...
この本は、冒頭に記載されている「人に何か伝えるときには、自分の言いたいことをどうまとめるかではなく必ず課題と相手に期待する反応を確認する」ために、どのような技術を用いるべきかということを丁寧に説明している。 MECEやSo what?/Why so?の技術についても今後活かしていける場面が多いだろうと思ったが、そもそも課題と相手に期待する反応を念頭に置かなければコミュニケーション不全になってしまうということが一番の学び。 これを忘れずに各技術を実生活の場面で深めていきたい。
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相手に伝わるメッセージとは何か? 論理的な思考とは何か? 今までなんとなくで考えていたことが、明確な根拠とともにまとめられた素晴らしい一冊。 話す・書く・考えるこの3つの力はセットであると実感した。
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MECEとso what/why so の2つの手法でロジカルに話す考え方が記載されている。 どんな業種にも通ずるように一般化されているが対人特化の手法という印象もあり。 上司の説得、営業、プロジェクト推進などには効果ありも実用性には若干の疑問もあり。
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