きみよわすれないで の商品レビュー
この本を読んで調律師に憧れたような気がする。叔父と私の関係が良い。 似たもの同士で寄り添う姿は二人でもどこか寂しげ。
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「くだらないものを愛せる人間はなかなかいない。」 「世界中であらゆるものが生産されてく一方で、ひとつずつ確実に何かが壊れていくのだとしたら、私は壊れていくものに引き寄せられる子供だった。」 物語の合間に挟まれるものが、よく理解できなくて、ついていけない感じ。とある男性の手やその...
「くだらないものを愛せる人間はなかなかいない。」 「世界中であらゆるものが生産されてく一方で、ひとつずつ確実に何かが壊れていくのだとしたら、私は壊れていくものに引き寄せられる子供だった。」 物語の合間に挟まれるものが、よく理解できなくて、ついていけない感じ。とある男性の手やその動きを美しいと感じる気持ちは、何となく私も理解できる。
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おじさんは身体をかがめ、また来いよ、とささやくように言った。 「ソラが厭じゃなかったら、でいいから」 おじさんはすこしはにかむような男のひとの声をしていた。
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ピアノは“ある”というそれだけで狂っていくのだ。ピアノがあるだけで自分の重さで駄目になっていくのならば、そのときのあたしはまさにその通りだった。 の一節がとても記憶に残ってる。
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闇に呑まれる二人の人間。文章は美しいが、どうせならちゃんと救って欲しかったかな。結末を変えることなく。
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「ゆっくりと風に揺れる揺り籠のようなあなたの幸福を祈ってる」 この辺であぁ、ときました。おじさんは叔父さんと一緒が良かったのかな そしてまたソラにもその結末が用意されたのかもしれない。 時は流れていくけれど、存在する孤独は変わらない ピアノのような人たちのお話。 今ま...
「ゆっくりと風に揺れる揺り籠のようなあなたの幸福を祈ってる」 この辺であぁ、ときました。おじさんは叔父さんと一緒が良かったのかな そしてまたソラにもその結末が用意されたのかもしれない。 時は流れていくけれど、存在する孤独は変わらない ピアノのような人たちのお話。 今まで読んだ本の中で、一番『うつくしい』を表わしてると思う。
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16歳くらいのときに読んだ。読んでいるのに、何も見えなくなったような、他の感覚が研ぎすまされたような感覚。
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だいぶ昔に図書館で借りて読んだ作品。内容もおぼろげにしか覚えていない。けれど、読んだ時の静かな興奮は覚えている。静かな狂気を孕んだ作品だった気がする。雰囲気が好きだった。そして、なんと言っても、ピアノが出てくる。それだけで心を掴むには十分でした。いつか絶対読み返したい作品『私は私...
だいぶ昔に図書館で借りて読んだ作品。内容もおぼろげにしか覚えていない。けれど、読んだ時の静かな興奮は覚えている。静かな狂気を孕んだ作品だった気がする。雰囲気が好きだった。そして、なんと言っても、ピアノが出てくる。それだけで心を掴むには十分でした。いつか絶対読み返したい作品『私は私を殺すために生まれてきた。』 200?/?/?
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只単にこれは世界観と人が好きなだけなんだけど。 読んでくうちによく分かんなくなった。今でもわかんない。難しいことじゃないとは思う。
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大好きな本。 ハードカバーをほとんど買わないわたし。 この本は、持ってますv 夏に読むといいかも。
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