模倣犯(上) の商品レビュー
私が読んだときはまだ文庫版が出ていなかったので、毎日厚い本を学校に持っていっていたのを覚えています。長いけど、ドキドキしっぱなし。
Posted by
映画になる前に、知り合いに薦められて読みました。長いけどおもしろい。でも先が読めちゃったので星三つ。
Posted by
ドキドキしっぱなしでした。 たまらんです。 超長いんだけどあっとゆうまに読んでしまった。てかやめられない止まらないってKANJI☆
Posted by
「模倣犯」って模倣犯を描いた小説ではなくて「摸倣犯」という言葉そのもの意味があったのね。 犯罪のシナリオを作り、役者(被害者)を決め、劇的な演出をして 観客(大衆)を震撼させては、その出来ばえにうっとりする。 美意識をもって罪を犯す、変態野郎のムカムカする話だ。 こんな野...
「模倣犯」って模倣犯を描いた小説ではなくて「摸倣犯」という言葉そのもの意味があったのね。 犯罪のシナリオを作り、役者(被害者)を決め、劇的な演出をして 観客(大衆)を震撼させては、その出来ばえにうっとりする。 美意識をもって罪を犯す、変態野郎のムカムカする話だ。 こんな野郎のために長い長い時間を割いて本を読んだなんて(とにかく長い作品なのよ) 頭にくるけれど、最後にギャフンという姿を見たい一心で読み続け、 そして・・・・泣いた。 ココからネタばれありよ。 ちょっと期待してた展開とは違った。 シナリオどおりにいかなくなり、じわじわ追い詰められていく網川が見たかった。 結局ジャーナリスト前畑滋子の蜂の一刺しで自白してしまったんだけど、 最後の最後までふてぶてしい。 この小説にはもちろん刑事は登場するが、影は薄い。 ジャーナリスト前畑滋子をはじめ、被害者の遺族、有馬じいさん。 家族全員が惨殺され、ただ一人生き残ったという不幸な過去を持つ少年真一。 視覚障害のために知恵が遅れてるように思われ、みんなにバカにされながらも 優しく強い心を持つ高井和明。そして彼を信じ、支える妹、由美子。 彼らと犯人とのかかわりのほうが深い。 あれだけ乱れを知らなかった網川が、 前畑滋子の一言でボロを出してしまうというのは肩すかしなカンジもするが、 「前畑がんばれ!」とエールを送ってきた読者にとっては胸がすく思いでした。 前畑滋子が犯行の全てをつかんで網川に対峙したときには緊張感が走った。 彼を自白にまで追い込み、全てが終わって腰砕け状態になったときに 一本の電話がかかってきた。 離婚寸前までいってしまった夫からの優しい言葉。 「大丈夫か?」「えらいよ。よくやった。」 人間って支え合って生きていくものだよね。えーん。 ・・・・・・・それにしても、長すぎます。かなり消耗した・・・・・・・・
Posted by
寝ないで一気に読んだなー。 鞠子さんが還ってくるシーンは涙が止まりませんでした。 「普通の人が普通に暮らしていて犯罪に巻き込まれてしまう恐怖」を体感できます。
Posted by
前半しんどかったけどラスト極上だった。犯人の性質あっての事件であり幕引きで、それに関わる人間それぞれのキャラクターが描かれていたので面白かったんだと思う。それをぶち壊した映画に失笑。
Posted by
寝るの忘れる本やけど、さすがに二日にわけて読んだ。 映画も読んだ後に観たけど、やっぱ全然こっちのが圧倒される。 読んでてすんごいもどかしい。怖いし悲しいし、やりきれへん。
Posted by
本当に長い!けど面白くて下巻とも一気に読んじゃいました☆宮部さんの本好きです♪でも映画は自分的には微妙でした・・
Posted by
「こんなにも文庫化が待ち望まれた作品はなかった!」と言われた文庫が12月に出ましたけど、時代に逆らってあえて単行本を読み進めています。上下巻なのに1冊1冊も分厚いな〜…とは思ったのですが、まさか2段の文章になっててこの厚さだとは思いませんでした…。びっくり。とにかく長いです。ただ...
「こんなにも文庫化が待ち望まれた作品はなかった!」と言われた文庫が12月に出ましたけど、時代に逆らってあえて単行本を読み進めています。上下巻なのに1冊1冊も分厚いな〜…とは思ったのですが、まさか2段の文章になっててこの厚さだとは思いませんでした…。びっくり。とにかく長いです。ただ、登場人物が多い割には読み易かったです(あまりにも登場人物が多いと、その内把握できなくなってきちゃうのですが、この作品は大丈夫でした。移動中・休憩中…とかでなく、時間をとって読んでるからというのもありそうですが)。読むのが止まらない。そんな作品でもあります。面白いのですが、「面白い」と言って良いのかな、と正直思いました。 ミステリーを根底から否定しかねない発言ともなりますが、人が死にすぎなんです。そして、あまりにも被害者や遺族にも焦点をあてて書いているので…読んでて切なくて、悲しくて…何だかやり切れなくて。それがちょっと辛い。
Posted by
学校の図書館で、入荷されたときに、司書さんにこっそり優先的に貸してもらい読んだという作品。 ご飯を食べるのも忘れて読みふけった本です。 ページ数にすると長いし、途中で犯人がわかるのでじれったい思いもしますが、それでも最後まで集中力が切れることはありませんでした。 最後のおじ...
学校の図書館で、入荷されたときに、司書さんにこっそり優先的に貸してもらい読んだという作品。 ご飯を食べるのも忘れて読みふけった本です。 ページ数にすると長いし、途中で犯人がわかるのでじれったい思いもしますが、それでも最後まで集中力が切れることはありませんでした。 最後のおじいさんの言葉が辛かったです。
Posted by