模倣犯(上) の商品レビュー
読み出すと、一気にその世界に引き込まれました。 とても長編なのに読み休むのが惜しかったほど。 やり切れない悲しいラストだけど読んで良かった。 カズが好きでした。
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友達と映画を見て、見終わったあと、友達が「原作は最高だから!」と必死に訴えながら貸してくれました。面白かった、これは・・・
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連続女性誘拐殺人事件。犯人・被害者・犯人の家族・被害者の家族・警察、様々な登場人物の目線からストーリーが展開される。 細やかな描写がさすが宮部みゆき。
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比類無い連続誘拐殺人事件。 事件を通しての人間模様…。 酷い出来の映画を先に観てしまったせいか、中盤辺りまでほとんどのめり込めませんでした。 しかし犯人の化けの皮が剥がれる場面、被害者の遺族が犯人に物申す場面は、読んでいて気持ち良かったです。 被害者・加害者・被害者の遺族・加害...
比類無い連続誘拐殺人事件。 事件を通しての人間模様…。 酷い出来の映画を先に観てしまったせいか、中盤辺りまでほとんどのめり込めませんでした。 しかし犯人の化けの皮が剥がれる場面、被害者の遺族が犯人に物申す場面は、読んでいて気持ち良かったです。 被害者・加害者・被害者の遺族・加害者の家族・警察、と色々な立場の人達の感情や、事件に巻き込まれた事によっての他人からの扱いについては興味深かったです。 ただ、一から十まで説明し、しかもそれが繰り返されていて、ムダにこの本を分厚くしていると思いました。 もう少し読者の想像力・観察力・推理力を信頼し、全体をスマートにしてほしかったです。
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読み出したら止まらない! ピースの魅力にぐいぐいと引っ張られる作品。もう、完璧かもしれないと思うくらいで、ため息が思わず出てしまう。宮部みゆきの筆力に脱帽。
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連続バラバラ殺人に端を発する狂気の知能犯に挑む、犯罪被害者たち。被害者の立場に涙し、最後はゾクゾク震えが来ました。これと「火車」「蒲生邸事件」が、私的宮部作品の3大傑作。(映画は最っ低でした)
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これは面白かった。長かったけど夢中になって読んだ。会社終わった後わざわざカフェに入って読んだりした。
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模倣犯という本の存在を知ったのは映画化されたのがきっかけでした。本を読む前に何となく時間をもてあまして映画館に行ったときにたまたま上映されていたから・・・くらいの理由で映画を見ました。はっきり言って、おもしろくもおもしろくもなくもない普通の内容でした。それから本屋で模倣犯の新書を...
模倣犯という本の存在を知ったのは映画化されたのがきっかけでした。本を読む前に何となく時間をもてあまして映画館に行ったときにたまたま上映されていたから・・・くらいの理由で映画を見ました。はっきり言って、おもしろくもおもしろくもなくもない普通の内容でした。それから本屋で模倣犯の新書を見たとき上下巻の長編だと知り、とても小説を読みたくなりました。映画にはない事がたくさん書かれてるに違いない。私は宮部みゆき氏の本は数冊読んだ事があるけど、あまり心に残った作品はありませんでした。だからこれほど惹きつけられるとは思ってなかった。読みたいと思いつつもその機会を逃してやっと3年たった今小説を読みました。とてもおもしろかった。たくさんの登場人物が出てくるけど、それは全然複雑に感じないくらい、それぞれの人物の状況が把握できたし、一つの事について、それを正とも悪とも捉えられる内容が心に染みました。読み終わった後、真犯人である網川以外の誰もに好感が持てた。最後は孫娘が犠牲となった有馬義男の心情を思って涙が出た。ミステリー、サスペンス小説は残酷さやスリルをおもしろさの対象として読んでいたが、模倣犯は違ったように思える。それにしても映画のつまらなさを改めて確信した。あの映画の最後に赤ちゃんが公園に放置されそれを有馬義男が抱き上げるのだけど、あれって何を意味してるのか分からない。 とにかく、模倣犯はおもしろかったです。
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宮部みゆきさんの本はいろいろ読んだけど、この本が文句なしに1番面白かった。人物描写はよかったですね。映画は評判よくなかったみたいですけど。
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「これヤバイから!最後まじヤバイから!」と読んでる途中の友人のまわりで騒ぎたてて、「わかったわかったから」という彼女も最後には「ヤベ――――!」と叫んでました。読んでると現実との区別がつかなくなる。
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