鱗姫 の商品レビュー

嶽本野ばら(著者)

2011/12/28

すごく美しくて大好きな作品
鉄の処女かわいい素敵
子の作品で拷問器具に興味が湧いた

野ばらさんの書く登場人物たちの
美への執着大好き

2011/12/15

美しい少女。
しかしその少女は皮膚が鱗状になるという奇病の持ち主だった。
男性と交われば感染するその病と少女はどう生きてゆくのか…、という話。

この方の話は初めて読みましたが、意外(失礼)なほどしっかりしていておもしろかった！
人によってはグロテスクと捉える方もいるでしょうが。

2011/09/29

独特の世界観のある方だなぁと思いました。

ああいう丁寧語の語り口が
結構好きなので気持ちよく読めました。

グロテスクは好みませんが
この作者の美にこだわる姿勢嫌いじゃない。

2011/08/18

美しい近親愛。自らの美意識を持ち続けて、執着して。読んでいて共感は出来なかったけれど、なるほど、と思った。

夏休み最後の日に本屋さんで１時間半立ち読みして全部読み終わって、あ、立ち読みで読了してしまった！と思い当時月2000円お小遣いにもかかわらず買った本。

2011/05/03

今日行った貸本喫茶にて
野ばら作品のなかでもなかなか上位にすきかな　まずタイトルと装丁がすてき
野ばらちゃんの書く美しさへの情熱はどれも凄まじい

2011/03/12

最初に「おろち」の話が出てたのでなんとなく初期の楳図先生の絵を耽美風にしたイメージに。少女的な恐怖と狂い方がクセになります。花の香りと魚の生臭さが混じった感じ。

2010/11/07

すこしこわくてミステアスなおはなし。

衝撃的な主人公の奇病の症状と
あまりに生々しい(性)描写に
最初は気持ちが悪くなってしまい
(昔から人体物･医療物などが苦手)
思わず読むのを一時中断してしまった程。
鱗まみれはいやですなあ。

この小説を読む以前に
楳図かずおの"洗礼"という漫画を
読んでこれまた衝撃をうけたんだけど
主人公が"永久の美"を狂的に渇望する点において
相似するものがあるなあ、と思った。

2010/10/22

鱗まみれになってしまうという奇病。
そんなものがあったら怖すぎる。
ホラーであり恋愛小説でもあるこの作品。

主人公はヴィヴィアンウエストウッドのお洋服が大好き。
やっぱり生まれる時代を間違えてきた女の子。

真似はできないが共感はできるというのが、
野ばらさんの描くヒロインの特徴だ。

2010/05/09

たまに、こういった文体の本が読みたくなりますの。
独特だけれど読みやすくて、ホラー要素もあって好きです。ラストへ向かう過程で、何度も度肝を抜かれました。

2010/01/14

ラノベだよね？
下妻の時も思ったが、センスが金のある高校生。
いるいる、こんな格好の奴と笑いながら読める。
固有名詞を出さず、雰囲気でやっつけたほうがいい。
そのほうが、おたんび感があっていい。