1,800円以上の注文で送料無料

エレガントな宇宙 の商品レビュー

4

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/03/04

割と苦戦した部類。 興味はあっても全編スラスラと行かず、ところどころで面白くのめり込む部分はあれど長続きせず。 でもしばらくしてまて手に取ってみたら面白いかも。 もしくはこれをベースにYouTubeで動画を見るとか。

Posted byブクログ

2021/09/27

物理素人としての目線で読みました。 前半は、一般的な大衆にも分かりやすいように特殊および一般相対性理論、重力理論を説明しています。 我が相対性理論、ホーキング宇宙を語る、不思議の国のトムキンスなど色々相対性理論に関する大衆向けの本を読みましたが、エレガントな宇宙が「相対性理論の説...

物理素人としての目線で読みました。 前半は、一般的な大衆にも分かりやすいように特殊および一般相対性理論、重力理論を説明しています。 我が相対性理論、ホーキング宇宙を語る、不思議の国のトムキンスなど色々相対性理論に関する大衆向けの本を読みましたが、エレガントな宇宙が「相対性理論の説明」としては1番理解しやすかったです。ブライアングリーンのユーモアと洞察に富んだ説明のお陰かなと思います ただし、一般(私の知能の問題も大いに関係してると思われます)の人間に親切に語るのは大体ここまでで、量子力学の分野(200ページを超えたあたり?)の説明に入ると難易度が一転して、例え話などのユーモアたっぷりなエッセンスは一気に減少、読者ターゲットが物理専攻の大学1、2、3、4、院1、院2、と難易度が章ごとにどんどん跳ね上がっていくような感覚に襲われます。 フラットランド、部分と全体、などの量子論の一般向け書籍を読んでから再読したいと思います。前半部分の素晴らしさに感動したので、ひとまず星4。。

Posted byブクログ

2020/07/17

宇宙はロマンで満ちている。 物理学の歴史と概要(ニュートン、特殊相対性理論、一般相対性理論、量子力学)を勉強したかったので、本書の前半だけでも相当有益な本。 超ひも理論も、素人私には極めて斬新で面白い。

Posted byブクログ

2019/01/03

世界でも有数の超ひも理論研究者による超ひも理論の解説書。 500頁を超えるボリュームで内容的にも難しく、読了までに約1ヶ月を要した。とても理解できたとは言い難いが、読んでいて楽しい部分も多く、読み応えのある一冊だった 第2部までは、とてもわかりやすく、良いペースで読み進めるこ...

世界でも有数の超ひも理論研究者による超ひも理論の解説書。 500頁を超えるボリュームで内容的にも難しく、読了までに約1ヶ月を要した。とても理解できたとは言い難いが、読んでいて楽しい部分も多く、読み応えのある一冊だった 第2部までは、とてもわかりやすく、良いペースで読み進めることができた。これは、これまでに2冊の超ひも理論入門書(『はじめての<超ひも理論>』、『マンガでわかる超ひも理論』)を読んできたこともあるだろうが、挙げられる例の的確さとわかりやすさが利いていると思われる。 しかし、第3部以降でひも理論の本題に入ってくると、徐々に読むペースが落ちてしまった。内容的な難しさと、ここのところ仕事が忙しく疲れ気味だということが相まって、電車で座れて本を開くと数ページ読んだところで睡魔が襲ってくるのだ。(この本は結構重いので、疲れた身体で立ったまま読む気にはなかなかなれない。) 正直、内容が理解できず、読むのが苦痛なところもあった。それでも著者自身の研究が成果を上げた体験談などは、研究内容の難しさに関係なくワクワクさせられる。また、難しい話を身近な話に置き換えての説明などにより、部分的にはわかった気にもなれ、ひも理論に一端には触れることができたと感じることができた。

Posted byブクログ

2018/11/23

まだ読んでる最中だけど、ヤバ過ぎる 双体性からM理論が出てきたところはゾクッとした ヤバいの見たって気持ちになる もう少しだー 2回目読了 かなり斜めに読んだけど ひも理論が本当なのか、よりも、ひもというアイデアをもとに、あらゆる理論が統合されていく様の、確かにエレガントな...

まだ読んでる最中だけど、ヤバ過ぎる 双体性からM理論が出てきたところはゾクッとした ヤバいの見たって気持ちになる もう少しだー 2回目読了 かなり斜めに読んだけど ひも理論が本当なのか、よりも、ひもというアイデアをもとに、あらゆる理論が統合されていく様の、確かにエレガントなそれが、価値があるよね 数学でここまで宇宙は説明できる 真実かどうかは確かめられないけど、確かに世界と合致してる理論 むしろ、ここまで合致するなら、真実かどうかはそんなに大事じゃないでしょ

Posted byブクログ

2017/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2001年刊行。著者はコロンビア大学物理学・数学教授。  相対性理論と量子力学を統合し、宇宙の構造やその始まりを解析すべく、多くの研究者がしのぎを削っている。  その宇宙の構造について、我々が感得している四次元ではなく、多次元が存在する。  それらを説明する極小単位たる素粒子の構造は「ひも」。そこから発展させた超ひも理論やM理論が展開されている。  本書は、現代の世界の素粒子物理学者の一人者が、これら理論や理論形成史を数式を用いずに解説する。  正直、最初に読んだ時には理解不可能なレベルだったが、最近は新書やブルーバックスレベルでも、本書と同様のテーマで刊行されている。テレビでも、CGを用いてうまく解説した番組がある。そういうのを読破しているので、もう一度チャレンジしてもよいかもしれない。

Posted byブクログ

2023/01/25

前提知識として5章が割かれていて、かなりハード。6章から読み始めてもいいのかもしれない。読んでいて悩ましいのは、これも一案であって証明は多分できなそうというところ。。 非常に小さいものを扱う量子論と非常に大きなものを扱う一般相対性理論を統合 10のマイナス34乗メートルという...

前提知識として5章が割かれていて、かなりハード。6章から読み始めてもいいのかもしれない。読んでいて悩ましいのは、これも一案であって証明は多分できなそうというところ。。 非常に小さいものを扱う量子論と非常に大きなものを扱う一般相対性理論を統合 10のマイナス34乗メートルというような非常に小さいものを実験検証する事が出来無いのが課題。因みに、原子の直径は10のマイナス10乗メートル、原子核の直径は10のマイナス15乗メートル程度。

Posted byブクログ

2015/01/26

現代物理学の中心となる二つの理論、アインシュタインの一般相対性理論と量子力学は通常は宇宙サイズと原子サイズを相手にしておりそれぞれを使ってる場合には特に問題はない。しかしビッグバン初期に時間を巻き戻していくと量子サイズの大きさに宇宙の質量を詰め込むことになりここでは困ったことが起...

現代物理学の中心となる二つの理論、アインシュタインの一般相対性理論と量子力学は通常は宇宙サイズと原子サイズを相手にしておりそれぞれを使ってる場合には特に問題はない。しかしビッグバン初期に時間を巻き戻していくと量子サイズの大きさに宇宙の質量を詰め込むことになりここでは困ったことが起きる。この極限状態を解き明かすためには両方の理論を使う必要が有るのだがそこである式を解こうとすると何らかの量子力学的な確率が無限大になってしまう。確率無限大にはどんな確率をかけてもどれもこれも無限大、それは困るわな。 超弦理論は1960年代にその原型が生まれ70年に南部陽一郎氏らが振動する弦からなる素粒子と言う理論を提唱し始めた。1984年の第一次超ひも理論革命、95年の第二次革命を経て今では一般相対性理論と量子物理学を結びつけ一つの理論で自然現象全てを説明できる統一理論が出来るかもと期待されている。自然界の四つの力「電磁気力」「強い力:原子核の中で電気的に反発する陽子をまとめるのに関係がある」「弱い力:なんだかよく分からないが放射性物質の崩壊にちょっと関係がある」の三つは同じ理論で説明できることがわかってきた。残るは重力で超弦理論で説明できる。 この本が書かれたのは99年、今では超弦理論と訳されるのが一般的だが当時は超ひも理論と呼ばれていたので第二次超ひも理論革命を受けて、最新の理論を一般人が読んでわかった気になる入門書として書かれたものだ。1cmの10億分の一のさらに10億分の一、プランクの長さこれがこの本で扱うひもの大きさの単位になる。電子顕微鏡どころではない小さなサイズを観察しようとするとそのためには探査する針の先の大きさを同じ大きさに小さくしていく必要が有り、そのために使われるエネルギーはどんどん莫大になる。スイスのCERNにある世界最大の加速器は前周27kmで山手線より一回り小さいくらいだがプランクの長さを測る加速器のサイズは現代の技術では宇宙大の規模の加速器が必要になる。ビッグバンを直接測定することが出来ずに宇宙の全方向から来る絶対放射の温度からビッグバン仮説の正しさを推定したように超ひも理論を実験で実証する方法も なぜひもなのかと言うのは次元の数に関係してくる。通常は3次元空間に時間を足して四次元なのだが高次元があると想定すると重力と他の3つの力を統一する数式がかけるからということだそうな。これまたよく分からないがイメージできない次元を数学者や理論物理学者は数式で表すことができるようだ。じゃあその次元がどこにあるかと言うと空間をどんどん拡大すると現れてくる。3次元の空間に対し次元を減らすと0次元は点だが、3次元空間での最小の点は座標では現せるが、問題はこの点に大きさがあるのかだ。超ひも理論によるとそれはある。そしてそれがプランクの長さだ。そしてこの最小の単位で粒子はひもとして巻き付けられていると想像する。プランクの長さに巻き付けるひもが何周してるかが重力として現れると言う。またこのひもは振動する。同じ点なのだがひもと言う概念にすることでさまざまな振動数というエネルギー準位をとりうることで次元を増やすことが出来る。これで真空の宇宙空間にゆらぎを生じることが出来るようになり真空中のエネルギーから物質が対生成したり対消滅したりすると。わかった様なことを書くのとわかってるのとは激しく違うのだろうが私の理解の及ぶのは振動するひものイメージまでだ。ついでに言うとこのひもはそのうち膜になりドーナツになりメビウスの輪をさらに複雑にしたようなカラビーヤウ図形というものになる。テニスボールの表面を謎っているといつの間にか裏側に入っていきその裏側が外側に表が裏にを複雑に繰り返しているような図形だ。これが高次元を3次元に投影した影と言うことになる。 正直言って全く分からない話なのだがリチャード・ファインマンがこう言ってくれている。「相対性理論を理解している人は12人しかいないと新聞が伝えた時代があった。私は、そんなことはなかったと思う。一人しかいなかったことならあったかもしれない。相対性理論の論文が出る前にこれを理解していたのは、これから論文を書こうとしている本人だけだったかもしれないからだ。しかし、人々が論文を読むと、多くの人が相対性理論を理解した。その数が12人より多かったのは間違いない。一方、量子力学を理解している人はいないと言って差し支えないと思う。

Posted byブクログ

2014/02/08

ちょっと難しすぎて挫折。いまBBCか何かのドキュメンタリーで同じ内容のものを見つけたので、それを見て概要をわかってからもういちどトライするつもり。

Posted byブクログ

2014/02/02

http://scheherazadeoflight.blog.fc2.com/blog-entry-1272.html

Posted byブクログ