ハッピーロンリーウォーリーソング の商品レビュー
「書くことは呼吸だだからいつだってただただ呼吸困難だった」 「もう愛や夢を茶化して笑うほど弱くはないし子供でもない」 「なにごとにも向き不向きってものがあり不向き不向きな人間もいる」 「他人への怒りは全部かなしみに変えて自分で癒してみせる」 以上がお気に入り。
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ああ、ぐさぐさと、突き刺さった。枡野さんのその厳しさが心地よいです。 大切に何度も読み返したい短歌 集。出逢えて良かった。
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「こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう」という歌が好きです。希望が見える感じで。写真の色を赤と青にしないで、モノクロかカラーだったらいいのになと思いました。
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「ドラえもん短歌」などでご存知の方も多いと思います、歌人・枡野浩一さんの短歌集。 57577の計31文字の中で、シニカルかつ鋭く世の中を見つめています。 “「じゃあまた」と笑顔で別れ五秒後に真顔に戻るための筋肉” “気づくとは傷つくことだ 刺青のごとく言葉を胸に刻んで” ...
「ドラえもん短歌」などでご存知の方も多いと思います、歌人・枡野浩一さんの短歌集。 57577の計31文字の中で、シニカルかつ鋭く世の中を見つめています。 “「じゃあまた」と笑顔で別れ五秒後に真顔に戻るための筋肉” “気づくとは傷つくことだ 刺青のごとく言葉を胸に刻んで” “本当のことを言わずに済むくらいまじめな顔で話をしよう” 短歌らしく57577のリズムを意識しても良いし、ひとつなぎで詠んでもすっと意識になじみます。 低体温でいて真摯な空気感の言葉に、日常風景的な写真が溶け込んだ本です
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「…してもいいよ。」 寄り添ってもいいよ。 泣いてもいいよ。 笑ってもいいよ。 僕、何も言わないよ。 そんな言葉なら心に沁みる。 隠してた、自分でも気がつかないくらいずっとずっと深い所に隠れてた。 著者はそれらを見つけて次々と解き放つ。 悲しみや苦しみが空に向かって霧散していく...
「…してもいいよ。」 寄り添ってもいいよ。 泣いてもいいよ。 笑ってもいいよ。 僕、何も言わないよ。 そんな言葉なら心に沁みる。 隠してた、自分でも気がつかないくらいずっとずっと深い所に隠れてた。 著者はそれらを見つけて次々と解き放つ。 悲しみや苦しみが空に向かって霧散していくような光景はしばらく心に留まって、 やがて刻みこまれていく事だろう。 こんなにもふざけた今日があるいじょう どんなあすでもありうるだろう。
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はっとする歌。そうだよな…って思う歌。「ドレミふぁんくしょんドロップ」のオカザキマリさんの方も欲しいな。
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レビューは→http://ameblo.jp/sean-north/entry-10551921357.html
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ベットの上で読んで、読み終わったら床に置く本。 言葉の配置、リズムで、「カルピス」さえもぎらぎらと哲学的な言葉に変わる。枡野さんの短歌はマジックだと思う。
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短歌というより、詩に近い感じがします。ぷつぷつと、切れ目のないなめらかな言葉。ショートソングという言葉がぴったりくるのも納得。何回も読み返したくなる歌、自分でも詠んでみたくなる不思議さ。
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初購入。 短歌がとても身近なものに感じられた。 ふとしたときに何度でも、またページを開きたいと思う。
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