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ああ言えばこう食う の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

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2015/07/11

えっ、食がテーマ? そうだったのか! テーマは食なのかもしれないが、あまりにも話題が豊富なために失念していた。 阿川佐和子さんと檀ふみさんの往復書簡という形をとっている。 しかし、さりげなく同じテーマ、同じテーマで違う話題、丁々発止のやり取り、しかも文章で… 大変だったろうなと...

えっ、食がテーマ? そうだったのか! テーマは食なのかもしれないが、あまりにも話題が豊富なために失念していた。 阿川佐和子さんと檀ふみさんの往復書簡という形をとっている。 しかし、さりげなく同じテーマ、同じテーマで違う話題、丁々発止のやり取り、しかも文章で… 大変だったろうなと思うのですが。 結婚願望に悶々としているような文章を書いても、お腹の肉のたるみ具合を書いても、はたまたトイレの話題を書いても、そこはかとなく品の良さが漂うのが、楽しく読める理由かもしれない。 なんというか、知性? こんな素敵な女の友情があったら、そして、自分の口を糊して行ける才能があったら、オトコなんて全く必要ないと思う。 お二人が独り身の理由を勝手に解釈。 うらやましい限りである。 めったにないことだ。

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2015/06/04

清く正しく品とユーモアに満ちた往復エッセイ。 軽やかにやっつけあいながら繰り広げられるおしゃべり。 あまりにも素敵な仲良しぶり。 女性作家のエッセイというと 「ねっとりじっとり女の性を語るわよ」 「病み恨み妬みをまき散らすわよ」 「モノやおカネや人脈をひけらかすわよ」 「自虐...

清く正しく品とユーモアに満ちた往復エッセイ。 軽やかにやっつけあいながら繰り広げられるおしゃべり。 あまりにも素敵な仲良しぶり。 女性作家のエッセイというと 「ねっとりじっとり女の性を語るわよ」 「病み恨み妬みをまき散らすわよ」 「モノやおカネや人脈をひけらかすわよ」 「自虐自虐!ネタ!ほら笑って!笑え!」 …の、いずれかのパターンがどうも多い気がする。 (選球眼のなさ…) 15年も前の作品ではあるけれど、こういうものは久しぶりで、とてもスッキリ。 続編の『ああ言えばこう嫁行く』も楽しみ。

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2015/02/22

なんて楽しそうな二人なんだろう(ノ´∀`*)人生に一人でいいからこんな風に思ったことをズケズケ言い合いって、それでも笑い合える友人に出会いたいものです❤もちろん内容も面白くて、うふふと笑ってしまう箇所がたくさん。素敵な一冊でした。

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2015/01/14

阿川さんと檀さんのやり取りがおもしろい。笑える。 食のことや結婚(お見合い)についても。 気持ちよく読める1冊。 他のも読みたいなぁ。

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2014/09/15

何を話していても面白いのは、二人の仲が良いからということなんだろうけど、本にしても面白いっていうのは、二人の文章作る能力がやっぱり高いからなんだな、って思うよ。

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2014/08/26

【本の内容】 「口から生まれた双子座」のダンフミと「天然の饒舌」アガワサワコ。 二人の才女がくりひろげる、辛辣でセキララでユーモア溢れるやりとりの数々。 「食」をテーマに始まった往復エッセイはどんどん脱線し、人生の森羅万象を抱腹絶倒の喜劇に変える。 女同士の友情に満ちた罵倒...

【本の内容】 「口から生まれた双子座」のダンフミと「天然の饒舌」アガワサワコ。 二人の才女がくりひろげる、辛辣でセキララでユーモア溢れるやりとりの数々。 「食」をテーマに始まった往復エッセイはどんどん脱線し、人生の森羅万象を抱腹絶倒の喜劇に変える。 女同士の友情に満ちた罵倒のなんと心地良いことか。 第十五回講談社エッセイ賞受賞作。 名コンビの生みの親(?)五木寛之氏との特別鼎談も収録。 [ 目次 ] オコゼの出た日 タラモの出る店 米を研ぐ女 よく食う女 アップルティーの湯気 シャンパンの泡 迷う朝食 迷わぬ朝食 タイユヴァンへの道 教育長への道〔ほか〕 [ POP ] どうもこういう文章には弱い。 気負いがなく、100%自分を出しちゃってるもんね。 という割りきりからくる清々しさ。 桃井かおりの「賢いおっぱい」もそうだけど、ある年齢に達して、もがいている自分や悩んでしまう自分を、そのまんまの姿で理解できて、評価できるっていうのは、ものすごくいい人生なんだろうなぁと羨ましい。 そして、自分を正直に出した時に、側にいてくれることのできる友人がいることの大切さがひしひしと伝わってくる。 そういう自分になるための、ひとつのイメージトレーニングとしても最適な一冊。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2014/07/21

女友達の往復書簡。言葉の応酬の面白さと、二人ともてらいなく互いの私生活、人間性を暴きつつ、自分についても惜しげなく披露している感じがいい。巻末の五木寛之も交えた鼎談で、五木氏に「読んだあとになにものこらないこと」がいいと言われているんだけど言い得ているようで、楽しく寝っころがりな...

女友達の往復書簡。言葉の応酬の面白さと、二人ともてらいなく互いの私生活、人間性を暴きつつ、自分についても惜しげなく披露している感じがいい。巻末の五木寛之も交えた鼎談で、五木氏に「読んだあとになにものこらないこと」がいいと言われているんだけど言い得ているようで、楽しく寝っころがりながら読み進めることができる。あまりここから何かを得ようという気がないから、気楽に読めていいのかも。 でも、いまだに独身を守り通しているお二人の遍歴や恋愛観、結婚観、食物考などにふれながら、何となく自分が縁遠いわけがわかったような気もした……が、あまり追及すると空しくなりそうなので、気がしたところで止めておく。

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2014/06/29

いいなあ、こんな女友達! ホタテと唐辛子のパスタがおいしそうで、真似してみました ヒラリと飛びのける自信がないので、油少なめで。

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2014/05/28

ちょっと暇な時、息抜きしたいときにパラパラと読んで、面白かった。阿川佐和子と、檀ふみがああだ、こうだと言い合いをして、おしゃべりしているのをそのまま本にした感じ。 二人の考え方の違いが現れて面白い。 こうした女性が結婚できる、結婚こそ幸せ・・というのがよく出るけど、一つ前の時代...

ちょっと暇な時、息抜きしたいときにパラパラと読んで、面白かった。阿川佐和子と、檀ふみがああだ、こうだと言い合いをして、おしゃべりしているのをそのまま本にした感じ。 二人の考え方の違いが現れて面白い。 こうした女性が結婚できる、結婚こそ幸せ・・というのがよく出るけど、一つ前の時代の本と、感じた。

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2014/01/25

阿川さん&壇さんの2人が交代でエッセイを 書いているところが楽しい♪♪ 読んでいるとくすくす笑えます(^O^)☆

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