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コーチング の商品レビュー

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52件のお客様レビュー

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2024/06/15

落合博満の選手育成と組織論。 選手に教えるのではなく、選手が自分で育つように寄り添う姿勢が貫かれている。 出版は2001年と古く、落合が選手を引退して数年のタイミング。監督経験はもちろん、コーチ経験もほとんどない中で書かれているのが驚異的。選手時代から、監督やコーチとの付き合い...

落合博満の選手育成と組織論。 選手に教えるのではなく、選手が自分で育つように寄り添う姿勢が貫かれている。 出版は2001年と古く、落合が選手を引退して数年のタイミング。監督経験はもちろん、コーチ経験もほとんどない中で書かれているのが驚異的。選手時代から、監督やコーチとの付き合いの中で、自分を相対化し、高い視座で物事を考え続けてきたことが伺える。 会社での社員マネジメントでも通じるところが多い。良い本だと思います。

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2023/03/08

やはり考え方が好き 良い指導者と思われたいか、良い指導者になりたいか 会社に向けて、メディアに向けて、選手に向けて、どれを取るか みたいな話に得心

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2021/08/19

「自分の部下を信頼できない」 僕が研修でわかったことです 人に任せることができてないんやと思います 自分でやる方が早いのではなくて安心してるんやなと 部下の能力を把握して 道筋を示して リスクを取る 自分ができてない課題が見えました。 よくわからない問題が起きたら自分の知識経験の...

「自分の部下を信頼できない」 僕が研修でわかったことです 人に任せることができてないんやと思います 自分でやる方が早いのではなくて安心してるんやなと 部下の能力を把握して 道筋を示して リスクを取る 自分ができてない課題が見えました。 よくわからない問題が起きたら自分の知識経験の中から解決策を出して自分でやって60点から80点を目指してきました。 でも役職が上がると自分でなんでもやることはできない。 人に任せることがいかに大切かということです。 「チャンスはどんな形でやってくるかわからない。だからこそ常に真面目に生きる」 三冠王取った著者でも運の大切さを感じてるんやなと思いました。 やるだけのことをやったらあとは運を天に任せる感じなんでしょうか。 とにかく人事を尽くしたと言えるまでは努力したいです。

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2020/08/22

部下の育て方。じっくり見守る。指示を出さない。自分で決めさせる。主体性を引き出す。長所を活かす。部下がどのような環境でもサバイブできるように、落合監督の選手への愛情。良き理解者三人に相談し、多数決で決める。選手時代の落合選手からはいい意味で裏切られた人間力あふれる落合監督の秘訣が...

部下の育て方。じっくり見守る。指示を出さない。自分で決めさせる。主体性を引き出す。長所を活かす。部下がどのような環境でもサバイブできるように、落合監督の選手への愛情。良き理解者三人に相談し、多数決で決める。選手時代の落合選手からはいい意味で裏切られた人間力あふれる落合監督の秘訣が学べました!!落合監督が今まで以上にファンになりました!

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2019/08/22

野球だけではなく指導する人すべてに通ずる内容。言葉と観察をもってして意図した言葉かけやサポートをこなす。信頼関係の作り方も当たり前のことだけど文字になって読むことにより、具体的にイメージできる内容だった。

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2019/05/06

やはり、意外と冷静な行動分析がされていたのだと感じた。 ただし、プロの大人向けの本だったので、こども向けに対して 探していた情報とは、ちょっとズレていた。(当たり前か) ○バッティングフォーム 私の分析では、模倣したフォームは、10時間に1,000回ならできるが 2時間に1...

やはり、意外と冷静な行動分析がされていたのだと感じた。 ただし、プロの大人向けの本だったので、こども向けに対して 探していた情報とは、ちょっとズレていた。(当たり前か) ○バッティングフォーム 私の分析では、模倣したフォームは、10時間に1,000回ならできるが 2時間に1,000回(7.2秒に1回)以上となれば、自分のフォームになってくる ○練習時間 集中していれば、アッという間 終ったときに、「何だ、もうこんな時間になっていたのか」となる。 練習方法のどこかに欠点や間違いがあったから、第一線にでられなかったはずである ○監督の思考 良い指導者は、必ずマイナス思考。 長嶋監督も、必ず、悪くなったときのことがまず最初にアタマに登る ○主体は選手 何本か打たせて 落合「ちょっと、こうやって打ってみてくれる?」 落合「やっぱり違うかな。悪いけど、今度はこういうふうに打ってみて」 落合「どう?」 選手「こっちのほうがやりやすい」 落合「そうか。それじゃ、そのうち方でやってみよう」 ○失敗させろ こどもに「宿題はしたのか」「時間割は調べたか」などと 口うるさく言う必要はないだろう。 教科書もなしに授業を受ける失敗をすれば、「次からは忘れないように」 自分で心がける ○人を育てるのはデリケート 指導者は、最終的にやるのは、本人であるということを忘れてはならない。

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2019/04/14

目新しいことがないと思えるくらいすごく真っ当な考えが述べられている。こういうことを野球の文脈でやってきて、結果としてあれだけの成績を残した落合さんという人が本当に凄く思える。決して野球の話だけではなく、あらゆる人に通ずる重要なメッセージだと思う。

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2018/10/23

本書の著者は、元プロ野球選手で、現役時代3度の三冠王に輝いた落合博光。現在(2008年)、中日の監督を務めているが、本書出版時、監督ではなかった。従って、執筆当時、指導者としての実績はなかったということになる。が、本書を読めば、彼が監督として成功している理由が良く分かる。彼の現役...

本書の著者は、元プロ野球選手で、現役時代3度の三冠王に輝いた落合博光。現在(2008年)、中日の監督を務めているが、本書出版時、監督ではなかった。従って、執筆当時、指導者としての実績はなかったということになる。が、本書を読めば、彼が監督として成功している理由が良く分かる。彼の現役当時、マスコミで「俺流」といわれた個人主義、自己中心的発想はまったくなく(「俺流落合像」はマスコミが作り上げた幻想だろう)、ひたすら野球に取り組む求道者としての落合がここにある。野球を通じて培った経験、知識は、著者の指摘通り、社会生活やビジネスの場面においても十分参考になる。さすがに一流の人物の言は深い。

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2014/07/19

落合博満氏が経験した野球人生でコーチ、指導者としての在り方を説いた本。本書が書かれたのは2001年の話でコーチも横浜ベイスターズの臨時コーチなど実績はまだ多くない時代に書かれたものである。今でこそ中日ドラゴンズを常勝軍団とした実績があるがその実績を作るための哲学はすでにこの時にで...

落合博満氏が経験した野球人生でコーチ、指導者としての在り方を説いた本。本書が書かれたのは2001年の話でコーチも横浜ベイスターズの臨時コーチなど実績はまだ多くない時代に書かれたものである。今でこそ中日ドラゴンズを常勝軍団とした実績があるがその実績を作るための哲学はすでにこの時にできていたと思う。単純に野球の話ではなく会社の上司と部下の関係で教育していくときなど実社会でも大いに実践できると思う、非常に良い本だと思った。

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2013/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

史上唯一人の三冠王三度獲得者、そして三度のリーグ優勝監督。 選手としても監督としても成功し続ける落合博満。 本著ではその落合博満の「生き方」「考え方」を垣間見る。 彼は自分をエリートではなかったという。 エリートではなかった自分を、自ら一流に育てあげた実績・経験を元に、 関わってきたプロ野球関係者とのエピソードを交えながら、 「コーチングとは?」「良いコーチ、悪いコーチとは」を本人の言葉で語る。 その根底には「自分の人生をより実りあるものにしよう」という信念が見えた。 同時にとてもクレバーな印象を持った。 中身の無いプライドに捕らわれず、最短距離で目標に向う合理的発想と、 這い上がる過程で自ら経験したであろう人と人の気持ちとが丁寧に記されている。 プロ野球選手を、そして自らを職人だという落合博満の考え方は刺激になった。 (2001年春季横浜ベイスターズキャンプ臨時コーチ後、2001年8月執筆) 第一章 )教えるのではなく、学ばせる ○「自分で育つ」ためのコーチング ○方法論は教えられるが「これをやれ」とは言えない。 ○欠点を直すことは、良い部分が失われることでもある。 第二章 )指導者とは何か ○マイナス思考/○主体は意思ある選手 ○責任はまず組織の長が取る。そして当事者にもとらせるべきだ 第三章 )選手(部下)をダメにする禁句集  ○「良いコーチ」と言われたいのか、なりたいのか  ○「そんなこともわからないのか」は上司の禁句 第四章 )組織の中で自分を活かす術  ○明確に設定した目標を公言せよ ○自分の感性で自分を洗脳せよ 第五章 )勝ち続けるために、自分自身を鍛えろ!  ○プロの自覚と自信を手に入れる思考 ○自分のマニュアルを使えるのは自分だけ ○誰のためにやるのか、余分なプレッシャーを背負う必要はない ○チャンスはいつ来るか判らない、常に真面目に生きる ○常に考えれば道は開ける、壁から逃げるな ○良き理解者が三人いれば、人生は見誤らない

Posted byブクログ