1,800円以上の注文で送料無料

ぼくらはみんな生きている の商品レビュー

3.9

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/03/01

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA52485551

Posted byブクログ

2020/09/27

文章は拙いが、そんなことよりも、筆者に起きた現実が凄すぎて、閉口してしまう。 世の中には色々な人生があるものだと、改めて考えさせられた。

Posted byブクログ

2020/07/07

18歳の美大生が交通事故で記憶喪失になる。 それは自身のことだけでなく、食べる、眠るなどの感覚さえ分からなくなるという状態だった。 そんな彼が徐々に周囲を理解し「新しい自分」を生き始め、草木染職人として独立するまでを綴った手記。 今まで当たり前に知っていた物事を記憶喪失後にみた...

18歳の美大生が交通事故で記憶喪失になる。 それは自身のことだけでなく、食べる、眠るなどの感覚さえ分からなくなるという状態だった。 そんな彼が徐々に周囲を理解し「新しい自分」を生き始め、草木染職人として独立するまでを綴った手記。 今まで当たり前に知っていた物事を記憶喪失後にみた状況が 書かれているが、前半部分は平仮名が少し多く、だんだん漢字を用いると言う書き方がおもしろい。 著者がご本人というのにも驚いた。 記憶喪失後の新しい自分として生きる姿に感動。 個人的に久々に時間が取れて読む本として、最適であった。

Posted byブクログ

2019/11/05

内容(「BOOK」データベースより) 二度と戻らない記憶。あたらしい自分と向き合いながら生きて、草木染職人として独立するまでの12年間の軌跡。

Posted byブクログ

2015/06/28

18歳で記憶を失った青年の手記。内側から見た「記憶喪失」の現実だが、彼のみならず彼の周囲の苦悩も慮られる。

Posted byブクログ

2014/11/08

以前にテレビで特集されていて偶然ブックオフで見つけたので読んだ。事故に遭い、過去の記憶を全てなくす。そこから、寝ること、食べること、味覚…生きていくことに必要なことを思い出すというよりひとつひとつ覚え直していく。覚え直していくことは家族とともにすごく大変なことだったと思う。その中...

以前にテレビで特集されていて偶然ブックオフで見つけたので読んだ。事故に遭い、過去の記憶を全てなくす。そこから、寝ること、食べること、味覚…生きていくことに必要なことを思い出すというよりひとつひとつ覚え直していく。覚え直していくことは家族とともにすごく大変なことだったと思う。その中で自分のやりたい仕事に就けるとこまで行けたことはとてもすごいことだ。今まであたり前に生きてきた過程で身につけてきたこと、普段当たり前にしていることってすごいことなのかなと思った。そう思うと少し色々なことに勇気が持てる気がした。日常に起こるどんな小さなことでも素敵なことなんだと思う。

Posted byブクログ

2013/10/23

事故で過去の記憶を全てなくした青年の手記。個々には思う部分もあった。全体としては淡々と読んだ。知らないものへの好奇心や恐怖というのは、日常ではあまり感じられないが、そういうものに溢れていたのだなと。

Posted byブクログ

2013/09/15

日頃何気なく行っている行為すべてが、実は大変なもので人間ってすごいな、と感じます。お刺身のお話が一番印象的でした。あんな表現の仕方、普通に生きていたらわからなかった。でも、的を得ている。

Posted byブクログ

2013/08/24

嫌なことが次から次へと続いて、 「もうやだ、記憶喪失にでもなりたい」 と思った時に本屋さんで運命的な出会いをした(と感じている)本。 元々、テレビでやってるような 「ここはどこ? わたしは誰?」 的な記憶喪失には疑問を抱いていた。 「だって記憶を喪失するんでしょ?  都合...

嫌なことが次から次へと続いて、 「もうやだ、記憶喪失にでもなりたい」 と思った時に本屋さんで運命的な出会いをした(と感じている)本。 元々、テレビでやってるような 「ここはどこ? わたしは誰?」 的な記憶喪失には疑問を抱いていた。 「だって記憶を喪失するんでしょ?  都合のいいことだけ忘れられるわけがない。  言葉も、コップや箸の使い方も、そういうのも全部欠如するんじゃないの?」 そう思ってたら、やっぱりそうだった。 この本には、あたしが思っていたような、リアルな記憶喪失が描かれていた。 お米がわからない。 エスカレーターもわからない、乗り方もわからない。 友達なんて誰ひとり覚えていない。 でも友達だった人と話してるうちに、相手の様子が違ってくるのはわかる。 だんだんと“忘れてからの自分”の生活の基盤ができてくると、今度は “忘れる前の自分”に戻るときが来るんじゃないか=“今の自分”を失うんじゃないか という恐怖に苛まれる。 【記憶=自分】 昔の経験や記憶があるから、今の自分がいる。 壮絶ともいえる坪倉さんとそのご家族の日々をみて、「記憶喪失になりたい」なんて自分のバカさに凹んだ。 忘れたいことがたくさんあっても、それがあるからこそ、それすら自分の一部なんだよね。 初めて買ったノンフィクション。 本との出会いに感謝。

Posted byブクログ

2013/03/30

記憶喪失で赤ん坊状態になってしまうって、 この本に書かれている以上にものすごく大変なことだと思う。 そんな中、自立の為に大学に復学させたり独り暮らしさせちゃう 両親もすごい。 人格も変わっちゃったけど、新しい日常と記憶が積み重なり、 今は過去の自分を思い出しちゃったら、今の自分が...

記憶喪失で赤ん坊状態になってしまうって、 この本に書かれている以上にものすごく大変なことだと思う。 そんな中、自立の為に大学に復学させたり独り暮らしさせちゃう 両親もすごい。 人格も変わっちゃったけど、新しい日常と記憶が積み重なり、 今は過去の自分を思い出しちゃったら、今の自分がなくなりそう で恐いと言うのが印象に残った。

Posted byブクログ