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冷静と情熱のあいだ Blu の商品レビュー

3.8

585件のお客様レビュー

  1. 5つ

    148

  2. 4つ

    208

  3. 3つ

    150

  4. 2つ

    37

  5. 1つ

    3

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2009/10/07

Rossoよりも断然Bluが好き。とても小説的。 モノガタリ的というよりも心象の変化が細かく描かれているところが好き。過去が捨てきれない男が選ぶ職業が修復士というところも印象的だし 心の動揺が自分の居場所をも動かすところも小説的。 最後は行動に移してくれてよかったわ。

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2009/10/04

一つのストーリーを男性視点・女性視点のそれぞれから描く形式はおもしろい。ただ、あまりに現実味がなくあまり共感はできない。

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2009/10/04

あのとき交わした、たわいもない約束。十年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人、あおいが、心の奥に眠っている。あの日、彼女は、僕の腕の中から永遠に失われてしまったはずなの...

あのとき交わした、たわいもない約束。十年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人、あおいが、心の奥に眠っている。あの日、彼女は、僕の腕の中から永遠に失われてしまったはずなのに──。切ない愛の軌跡を男性の視点から描く、青の物語。

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2009/10/04

女性の視点と男性の視点から書かれた、すれ違い重なり合う男女の物語。僕はrossoとbluを1章ごと交互に読んだ…。僕は男性なので、bluの方が好き。

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2009/10/04

赤と青、両方併せての上での星五つ。よかった。一瞬で読んじゃいました。赤から読むのがお薦め。両作者の個性もよくでてるし、この作品自体が二人のラブレターのようで、面白かった。どちらかと言うと赤が好き。江国さんならではの匂いのある文章で、幸せに浸れます。ずっと手元に置いておきたい。

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2009/10/04

もちろん江國香織のredとともにお読みください!連載では交互でしたので、一話ずつ交互に読むのも面白いかも? フィレンチェに行きたくなります!

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2009/10/04

んー。引きずるくせに、やっと会えてもはっきり言わない所にイラつきつつ共感。友達で、こうゆう約束した人がいた。相手は来なかったってー。そうだよね、そうゆうもんだ。ついでに相手は結婚してた。現実なんて・・;;

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2009/10/04

この「冷静と情熱のあいだ」は絶対片方読んだならば、もう片方も読んで貰いたいです。Rossoを読んでからBluを読むとベストだと思います。正直、江國さんのロッソは読み終えて「どうして?」って感想ばかりで悲しくて仕方ないのだけれど、辻さんのブリュを読んで、漸く浮かばれる気がします。じ...

この「冷静と情熱のあいだ」は絶対片方読んだならば、もう片方も読んで貰いたいです。Rossoを読んでからBluを読むとベストだと思います。正直、江國さんのロッソは読み終えて「どうして?」って感想ばかりで悲しくて仕方ないのだけれど、辻さんのブリュを読んで、漸く浮かばれる気がします。じれったい2人だけれど、でもこの小説は好きです。

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2009/10/04

男(順正)の視点から描いた辻仁成Version。個人的にはこちらの方が好き。Rossoよりも若干先の二人まで語られているので、両方読むなら、Rossoの後にBluを読むことをお勧めする。

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2009/10/04

私はまずこの成り立ちを知って、快哉を叫んじゃった。だって、それぞれの立場から見ると一つの恋愛でも、違う風景がある、至極当然のことなのに、今までこんな試みをした作品はなかったように思う。『blu』では、主人公が10年前に別れた彼女にどうしようもなく心を残している様子が丁寧に描かれて...

私はまずこの成り立ちを知って、快哉を叫んじゃった。だって、それぞれの立場から見ると一つの恋愛でも、違う風景がある、至極当然のことなのに、今までこんな試みをした作品はなかったように思う。『blu』では、主人公が10年前に別れた彼女にどうしようもなく心を残している様子が丁寧に描かれていて、読んでいる私も一緒になって恋焦がれ、「10年前の約束、覚えていてくれるかしら」と、はらはらしながら読みました。

Posted byブクログ