雨の名前 の商品レビュー

高橋順子(著者),佐藤秀明

2009/10/04

その名の通り、雨の様々な呼び名を紹介している本です。
春なら春驟雨（はるしゅうう）、彼岸時化（ひがんしけ）、冬なら山茶花（さざんか）ちらし、時の雨など……。
TIGSを書く時、『龍の花喰い』という56区用語を作るために買いました。
無駄の多い買い物スタイルですが、この本はお気に入り。

2009/10/04

贅沢な本だ。日本料理を一つづつ味わうように次々と....私はやっぱり春の雨が好きだな、育花雨（いくかう）、膏雨（こうう）

2009/10/04

「雨」を指す言葉は日本語にいくつあるんだろう。
どんな言葉があるんだろう。
それをひとつひとつ紹介したのがこの本です。
それだけといえばそれだけなんだけどね（苦笑）
しかし、それで本が一冊できてしまうっつーあたりに、自然とともにある「日本」という国の風土を感じます。
美しい日本語ばんざい！

2009/10/04

旧暦の七夕に降る雨の名前を知っていますか？　答えは「酒涙雨（さいるいう）」。この本で知りました。
意味は・・・よかったらご自分で確かめてみてくださいね。日本にはこんなにたくさん雨の名前があるのかとビックリするはずですよ。雨の写真集としても秀逸です。一家に一冊あると手紙を書く時などに重宝しそう。筆マメな方はぜひ。

2009/10/04

雨は詩の題材として欠かせないものと云える程使用頻度の高い要素である。この本には雨に纏わる言葉と写真が多数掲載されているので、雨の詩を書く時には是非隣において欲しい一冊である。