大人問題 の商品レビュー
「こういう考え方もあ…
「こういう考え方もありか!」って思います。あまりにも常識にとらわれすぎた社会で、自分なりにものごとを考えたり感じたりすることが少なくなっていたように思いました。あまりカタくない五味さんの文章なので、気楽に読めます。改めて、「五味さん最高!」って思いました。
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常識だと思われている…
常識だと思われていることへのきづきがあります。大人は必読。とくに親になった若い大人とたくさん読んで一緒に考えていきたいです。
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いじめ、閉じこもり、…
いじめ、閉じこもり、不登校など、子供問題は、大人にこそ問題があるとした絵本作家の五味さんの本です。とても説得力を持った内容で、気が付かされることがいっぱいです。
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感想 教える側の問題。もしかすると教える側でもないのかもしれない。何も知らないのに知ったフリをする。それで生きていけるから。殻を破る。
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中学1年生の娘が、40代の母親を刺し殺した事件があった。なぜか、暗澹たる気持ちになる。 子供たちの置かれている状況が、いじめ、ひきこもり、不登校などの問題がある。子供の問題である。 ところが、五味太郎は、大人問題が大きな問題だという。 五味太郎が、「まじめな子どもにふまじめな...
中学1年生の娘が、40代の母親を刺し殺した事件があった。なぜか、暗澹たる気持ちになる。 子供たちの置かれている状況が、いじめ、ひきこもり、不登校などの問題がある。子供の問題である。 ところが、五味太郎は、大人問題が大きな問題だという。 五味太郎が、「まじめな子どもにふまじめな大人が説教する」と指摘し、もっと「子どもから学ぶべき」という、提起をしている。たしかにそうである。 とにかく、大人たちは、疲れきっている。どんな時でもわかったような顔をしている。他を落とし込めて優位に立ちたい人がいる。世間を気にしている。義務と服従が好きな人がいる。どうも、大人には、うんざりしているのが子供たちなのだ。 子供に文句をつけることはできるが、大人はどうしたらいいのかわからないでいる。 たしかに、今の子供たちを縛り付けている現状をどうかえていくのか。 子どもを自由にのびのびと生活させるために何をするのか。 わからないまま、今のやり方ではダメだといって、いるだけでは成り立たない。 「子ども」という不思議な存在を、大人の立場から論ずるのではなく、子どもの立場から、論ずることが必要なのである。 何事もほどほどに、バランスが大切。 私たちがこれまでがんばってきたのは、誰のためだと子供に説教をする大人。 服装の乱れは、心の乱れと訓示を垂れる大人。 「命令をきかない子」「みんなと一緒にやらない子」などとレッテルを貼る。 世の中はしていけないことが多くあって、していいことが少しある。 自分のしていることがしていいのかどうか、ちょっと子供は心配だという図式なのです。 子供を成長過程の人間であるとして、人格をきちんと認めるのが大人の作法なのです。 子供を未来の視点から、誉めてやることが一番大切なんだね。 子供の問題にしないで、子供のことを大人の問題にすることで、視野が広がる。
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子育て中にぶち当たる問題は、もしかしたら自分が勝手に作っているのかもしれない。それを知っているのと知らないのとでは、これからの子供の向き合い方が変わってくるのかも。 子育てで何か困難に事が起きた時には再読しようと思う。
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武田砂鉄さんの”わたしの一冊”から。登録準が前後してしまったけど、氏の著作を読んだ流れで本作も読むことに。なるほど、多感な時代に読むにはうってつけな感じの一冊。なるほど、あの絵本の裏側にはこういった思索があった訳ですね。
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美しい色彩の楽しい絵本をどっさり描いている著者が、子ども抜きで子どものことをああだこうだと仕切る大人たちについて、冴えた頭と良く見える目と平易な言葉で展開する大人有害論。 分かりやすい言葉で書かれた読みやすい本。 私は「一生懸命」書いちゃう人だ…。
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絵本以外の五味太郎さんの本を初めて読みました。 ユーモアあふれる独自の視点をお持ちの方ですね。 大人と子供の関わり方について、今で言うツイートのような短文がいくつもまとめられた本でした。 子育て真っ最中の自分にとっては「ああ〜やっちまってるなぁ…」というものがたくさんありました。...
絵本以外の五味太郎さんの本を初めて読みました。 ユーモアあふれる独自の視点をお持ちの方ですね。 大人と子供の関わり方について、今で言うツイートのような短文がいくつもまとめられた本でした。 子育て真っ最中の自分にとっては「ああ〜やっちまってるなぁ…」というものがたくさんありました。 子どものことを1人の独立した人間としてもっと認識しなければなりませんね。 折を見て読み返したい本です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
五味太郎さんの絵本は、ちょっと抜けている、ちょっとズレている、そんなイメージです。だから、作品とこの本とのギャップに驚いてしまいました。 大人の側にたくさんの問題があるのではないか、子どもに原因を求めているのではないか、本当に子どものことを考えているのか?たくさんの問いかけがあって、子どもの見方を変えないといけないなあと思いました。
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