鏡のなかの鏡 の商品レビュー
最初に読んで・・?なんだろこれ?って思い、ためしにもう一回読んで・・・?? 結局3回ほど読んでるけど未だに良くわかっていない。 確かに私の脳みそが迷宮入りしてしまいました。 なのに、3回も読んでるのは、この本が気に入ったと言うことなんだろうなあ。
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昔デパートのトイレの洗面台の鏡とか、あるいは祖母の家の古い三面鏡とかを、飽きずにずっと覗き込んでいた。 二つの鏡を平行におくと、ずっとずっと向こうまで像が連なって見えるという、アレ。 いくら頑張って覗き込んでも、自分の顔だけは見えない。 この本を初めて読んだとき…もう何年も前...
昔デパートのトイレの洗面台の鏡とか、あるいは祖母の家の古い三面鏡とかを、飽きずにずっと覗き込んでいた。 二つの鏡を平行におくと、ずっとずっと向こうまで像が連なって見えるという、アレ。 いくら頑張って覗き込んでも、自分の顔だけは見えない。 この本を初めて読んだとき…もう何年も前になるけれど、 向かい合わせの鏡の中を覗き込んだときのあの不思議な感覚を、思い出した。 いくつもの短編が、あたかも鏡の中で無限に続くあの像のように、繋がっている。 一見全く関係のない話、でもどこかで繋がっている。 その僅かな繋がりを辿りながら、心の深淵へと迫っていく感覚。 ありきたりな展開を望む人は、絶対に読んではいけない本。 でも何故だろう、わからないけど 読み終えたとき、何か不思議な感覚をおぼえた。 きっと、この感覚は、いわゆる普通のハッピーエンドじゃあ味わえない。 謎めいた文章を紐解きながら、心の深淵へ迫りたいあなたにおすすめ。
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大好きな本です。 もう、何度か読み返しています。 しかも、なぜか2冊買ってしまってます。 実はあまり理解できていないんですが、 不思議な話の疑問が残りつつ、次の話を読み進むと、前の話と関係があるのかないのか、すると何を意味したお話なんだろうと疑問が残りつつの連続です。 とても惹...
大好きな本です。 もう、何度か読み返しています。 しかも、なぜか2冊買ってしまってます。 実はあまり理解できていないんですが、 不思議な話の疑問が残りつつ、次の話を読み進むと、前の話と関係があるのかないのか、すると何を意味したお話なんだろうと疑問が残りつつの連続です。 とても惹かれます。
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大好きです。好き過ぎます。 意識の迷宮、めくるめくエンデワールド これ読んで物の見方が変わりました。 エドガー・エンデ氏の絵も最高だし、今まで読んだ中で1番好きな本です。
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初めて読んだときは「モモ」「はてしない物語」のイメージで手にとって、 毛色の違いに驚いた。 意味不明、なんだけど、とりつかれる感じ。 お父さんの絵との相乗効果ですごくシュール。
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自分の人生哲学のようなものを形成するうえで最も大きな影響を与えた本を一冊だけ挙げよと言われたら迷わず選び取るのがこの本。映画「ネバーエンディングストーリー」の原作者として有名なミヒャエル・エンデの著作です。 全部で30の短編小説から構成され、それぞれの作品が直前の作品を鏡のよう...
自分の人生哲学のようなものを形成するうえで最も大きな影響を与えた本を一冊だけ挙げよと言われたら迷わず選び取るのがこの本。映画「ネバーエンディングストーリー」の原作者として有名なミヒャエル・エンデの著作です。 全部で30の短編小説から構成され、それぞれの作品が直前の作品を鏡のように映して、歪ませて、その映像を変容させていきます。あまりに幻視的な不条理のなかで、読み手の常識は脆くも崩れ去ることでしょう。どんなに縋りついてもこの本は決して助けを差し伸べてはくれません。副題に”迷宮”とあるとおり、人を狂わせて陥れる、麻薬のように危険な本であることを明記しておきます。 最後まで読みきったときにはじめて、最初のページをめくったときから既に自分が、完全に閉じた「迷宮」の中に組み込まれていたことに気づかされます。一度でもこの本を読んだ人は、記憶を完全に消し去りでもしない限り永遠にその迷宮のなかで彷徨う自分が居続けるのを否定できなくなるでしょう。 それでもいいと思える覚悟があるのなら、是非。
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鏡の中の鏡の鏡の中の鏡の鏡の中の鏡!! いみわからん!てなるとこもあるけど、これこれこーーゆう感じ、人って持ってるよねって思えてたのしいよ
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どこがいいんだか全然わからないのに何度も何度も読んでしまう。 多分タイトルのせいだ。 うっかり手にとって、結局そのたびに読み終わるまで読んでしまう。 意味がわからないのに。 好きなんだか嫌いなんだか全然わからない。
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30のお話が少しずつ繋がっていく、連作短編集。 話がわからない。 ぼんやりと不安になる本。 足元が見えなくなりそうだと思った。でも好きだな。
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ひたすら難解な連作短編集。じーんとくる話もあります。大部分はよく意味がわからず最後まで読むのが大変だった。
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