沈まぬ太陽(5) の商品レビュー
アフリカ篇では会社の命令にただただ翻弄されている恩地にイライラし、御巣鷹山編では悲しい辛い気分になり。 会長室篇ではやっとなんだか面白い小説を読んでいる気分になれました。 終わり方もくすぶった気分になりました。
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読んでて私利私欲にまみれた人たちばかりに腹たって腹たって仕方なかったけど最後細井さんのノートで少しだけ痛い目見る人が出てきそうでそれだけはよかった。。 あとは、国見会長にもう少し報われてほしかったけど、機長や整備士さんたちがちゃんとわかってくれたことも嬉しく思ったし、国見会長みたいな人が上に立っていてほしいと思う。 恩地さんは、最後まで正義だった。負けずに頑張ってほしい(T-T)
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内容(「BOOK」データベースより) 会長室の調査により、次々と明るみに出る不正と乱脈。国民航空は、いまや人の貌をした魑魅魍魎に食いつくされつつあった。会長の国見と恩地はひるまず闘いをつづけるが、政・官・財が癒着する利権の闇は、あまりに深く巧妙に張りめぐらされていた。不正疑惑...
内容(「BOOK」データベースより) 会長室の調査により、次々と明るみに出る不正と乱脈。国民航空は、いまや人の貌をした魑魅魍魎に食いつくされつつあった。会長の国見と恩地はひるまず闘いをつづけるが、政・官・財が癒着する利権の闇は、あまりに深く巧妙に張りめぐらされていた。不正疑惑は閣議決定により闇に葬られ、国見は突如更迭される―。勇気とは、そして良心とは何かを問う壮大なドラマ、いよいよ完結へ!。 内容(「MARC」データベースより) 権謀術数渦巻く航空会社で、不正と乱脈を糺す会長・国見と恩地のさらなる闘いが続く。巨額のドル先物予約の疑惑などが明るみに出始めたが…。かくも深き、罪と罰の世界。徹底取材をもとに、企業社会の最暗部に迫る完結編。 --このテキストは、単行本版に関連付けられています。
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3部5巻から成る壮大なスケールのフィクション小説。舞台は日本航空を舞台にしており、基本はフィクションであるが、第2部の日航機墜落を題材とした「御巣鷹山篇」だけは被害者、遺族を実名で出している。もちろん、日航機墜落事故を重く見ての対処だろう。日本航空の社員は、絶対に忘れてはならない...
3部5巻から成る壮大なスケールのフィクション小説。舞台は日本航空を舞台にしており、基本はフィクションであるが、第2部の日航機墜落を題材とした「御巣鷹山篇」だけは被害者、遺族を実名で出している。もちろん、日航機墜落事故を重く見ての対処だろう。日本航空の社員は、絶対に忘れてはならない事故であり、その犠牲者名、遺族名もしかりである。 物語は正義が勝ち悪が罰せられる的なエピローグであったが、現実は事故後30年を過ぎた今でも、遺族たちは日航を絶対に許さないというところだろう。 5巻を読みきるのは、なかなか大変でしたけど、スッキリしたというよりは、これからも事故を風化させてはならないという共感を覚えました。
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ノンフィクションだと思っていたのでラストが これで終わり?続きは?? って感じでした。 調べたら行天も作者の創作だし、事実に基づく小説だったと判明。 自分の勘違いだが裏切られた感がすごい。 小説とノンフィクションの中間は、どんでん返しもないし、スッキリ感もないし、過剰に登場人物...
ノンフィクションだと思っていたのでラストが これで終わり?続きは?? って感じでした。 調べたら行天も作者の創作だし、事実に基づく小説だったと判明。 自分の勘違いだが裏切られた感がすごい。 小説とノンフィクションの中間は、どんでん返しもないし、スッキリ感もないし、過剰に登場人物も増えるし、 悲惨さはあるが世間にはもっと悲惨な小説もあるし… と煮え切らない感じでした。
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人生すごろく振り出しに戻るって・・・事実は小説よりも奇なりと申します。ただただ救いなのは、その後のハリガネ課長の告発ノートの威力なんですが、それもあのやり手の行天のことだから上手く切り抜けるんだろうな。バカを見続ける恩地は退社もせずにアフリカへ、かっこつけの国見は何もできず会長辞任。5冊の長編の無駄な時間を返してほしいわぃ(嗤 豊子はもう読まない、あ~ばからしぃ
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ラストはもう少しほかの連中がどうなったか知りたかった。主人公が国見か恩地かというくらい会長のキャラがたっていた。読んでよかった作品だった。
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ついに読むのがしんどくなってかなり読み飛ばしてしまった。 最終的に正義は勝っていないし、誰も救われていない気がする…
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腐りきった国民航空。 まったく信用できない議員。 世の中疑惑だらけ。 最後まで信念を貫く恩地さんに心打たれる。
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会長室の調査により、次々と明るみに出る不正と乱脈。国民航空は、いまや人の貌をした魑魅魍魎(ちみもうりょう)に食いつくされつつあった。会長の国見と恩地はひるまず闘いをつづけるが、政・官・財が癒着する利権の闇は、あまりに深く巧妙に張りめぐらされていた。不正疑惑は閣議決定により闇に葬ら...
会長室の調査により、次々と明るみに出る不正と乱脈。国民航空は、いまや人の貌をした魑魅魍魎(ちみもうりょう)に食いつくされつつあった。会長の国見と恩地はひるまず闘いをつづけるが、政・官・財が癒着する利権の闇は、あまりに深く巧妙に張りめぐらされていた。不正疑惑は閣議決定により闇に葬られ、国見は突如更迭される――。勇気とは、そして良心とは何かを問う壮大なドラマ、いよいよ完結へ!
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