プリズンホテル(4) の商品レビュー
ようやく読み終わりました。お腹いっぱいになりました! 1巻から読み始めて4巻まで長かったけど、温泉宿に泊まって癒されたような気分です。 小説家先生は偏屈だけど、優しくて暖かい一面もあったんだなあとしみじみ思いました。 ラストは感動してしまいました。 嫌なこと、苦しいこと、辛い...
ようやく読み終わりました。お腹いっぱいになりました! 1巻から読み始めて4巻まで長かったけど、温泉宿に泊まって癒されたような気分です。 小説家先生は偏屈だけど、優しくて暖かい一面もあったんだなあとしみじみ思いました。 ラストは感動してしまいました。 嫌なこと、苦しいこと、辛いこと、悩み事があったらプリズンホテルに戻ってこよう。
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全4巻の最終巻。最初の1巻では期待していなかったが、4巻はとても面白い。様々な人間模様を抱えた人の心が雪解けのように悩みが溶けていくことがよく伝わってきて、感動的だった。
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最後は良かった! 全てがハッピーで本当に良かった。 大嫌いな木戸先生も、この巻は感動した!! わがまま、暴力、自己中、最低の先生だったけど、このホテルはそんな心に傷だらけの人をほっこりさせてくれるホテル。 読者の傷も知らずに癒えているのかも?
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ついに終わってしまった。 名残惜しい。 まだまだこの物語を続けてほしい。 ハチャメチャでドタバタだが、ホロっと涙を誘う。 まさに、浅田次郎の真骨頂。 まだまだ、描き続けてほしいシリーズだった。
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とても良い本でした。この本は4巻まで読まなければ意味がない。この本の言葉をかりると、感想を口に出すと安っぽくなっちまう。縁ある人には説明なく薦めてみようと思う。この本は読む温泉だ。
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- ネタバレ
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完結編。 プリズンホテルの世界観もこれで終わりかと思うと、ページを捲るのがもったいなくてもったいなくて・・・。 今回ほとんど登場することのなかった、だけど全編通してそこに“存在”しつづけた、富江の愛。 シリーズ4冊を通して描かれた、血の繋がらぬ親子の愛は、まさしく母が子を想う無償の愛だったのだなと思う。 クライマックスでの美加の叫びが、本シリーズの全てを語る筆者の渾身の一球だったのだろう。 故郷の母に電話をかけたくなる、そんな読後感が清清しい。 ★4つ、9ポイント半。 2018.07.31.新。 願わくば・・・小説家と養母との再会場面も描いて欲しかった。
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プリズンホテル、ラスト! 偏屈な作家とその家族、編集者たち 50年余ものオツトメを果たした老侠客と破産寸前の町工場の経営者 大部屋女優とその娘、そして恩師 今回もプリズンホテルは大騒動 笑って泣いて(号泣して)大団円。 あーー。私も泊まりに行きたい・・・
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プリズンホテル最後の一冊。勿体ないので少しずつ読もうと思ったのに一気に読んでしまいました。まったくの大団円、よかったよかった。特に服部シェフと梶板長のくだりには泣きました。私も浮世の垢を落としにプリズンホテルに行きたいです。
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2018.03.10 シリーズ4作目にして大団円 文壇最高権威の文学賞にダブルノミネート 両作品の担当編集者 懲役52年勤めた老侠客と破産寸前の町工場社長 役者母娘と辺境地教育をしてきた担任 シェフと板長 作家と産みの母と育ての母 もう続きがないと思うと寂しい。
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掉尾を飾る本作は、短編をミルフィーユのように積み重ねながらクライマックスへと進む。本作で52年の懲役を勤め上げた老侠客と破産寸前の町工場の経営者、大部屋の女優とその娘という新たなキャラを登場させながら、その結末は読者に知らされることなく、本来の主役である小説家・木戸孝之介の解脱で...
掉尾を飾る本作は、短編をミルフィーユのように積み重ねながらクライマックスへと進む。本作で52年の懲役を勤め上げた老侠客と破産寸前の町工場の経営者、大部屋の女優とその娘という新たなキャラを登場させながら、その結末は読者に知らされることなく、本来の主役である小説家・木戸孝之介の解脱で締めくくられる。ある意味、未完の作品と言えるし、その後の物語を読者に想像させる終わり方であった。終盤の富江に寄せる孝之介たちの想いに涙ぐんでしまった。
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