プリズンホテル(4) の商品レビュー
"3巻:冬"がだいぶん間をあきながら読んでまったので、今回は休みをつかって読むことに。他のにくらべるとちょっぴりブアツメです。バクチにハマっちゃうトコとか、なんだが笑えました。最後の富江とのやりとりがなんだか泣けました。って泣きはしないけど、このプリズンホテル...
"3巻:冬"がだいぶん間をあきながら読んでまったので、今回は休みをつかって読むことに。他のにくらべるとちょっぴりブアツメです。バクチにハマっちゃうトコとか、なんだが笑えました。最後の富江とのやりとりがなんだか泣けました。って泣きはしないけど、このプリズンホテル、皆さんが言うように笑い有り涙有りです。まぢで。巻末に浅田次郎さんのコメントがのってたりしたんだけど、この人本業は洋服屋?みたい。デビューしたのも大分年をとってからみたいですし、ああ、オヤジでもこんな素晴らしい作品を、なんておもっちゃいました。
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ここに登場する人は、それぞれ心に荷物を背負っている。このホテルを訪れた人は、それまで見知らぬ同士である。しかし、いつしか心の荷物をホテルに降ろす介添えをしたり、してもらったり。 人間は1人じゃ生きない。孤独だと思っていても、必ずあなたを見守っている人がいる。 そんな清々しい気持ち...
ここに登場する人は、それぞれ心に荷物を背負っている。このホテルを訪れた人は、それまで見知らぬ同士である。しかし、いつしか心の荷物をホテルに降ろす介添えをしたり、してもらったり。 人間は1人じゃ生きない。孤独だと思っていても、必ずあなたを見守っている人がいる。 そんな清々しい気持ちになれる一冊だ。
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面白かった!!こんなホテルに泊まってみたい・・・。 主人公=浅田次郎??っと思ってしまう(*≧m≦*)ププッ ラストの春はちょっぴりホロリでした。
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浅田次郎のプリズンホテル 4春を読みました。奥湯元あじさいホテル物語の第4巻です。今回もホテルをご利用いただいたお客様に心からのもてなしが提供されます。服部シェフはクラウンホテルに戻ってしまうし、木戸孝之介も長いさなぎ状態から羽化して仏様になってしまいます。ハチャメチャの大団円で...
浅田次郎のプリズンホテル 4春を読みました。奥湯元あじさいホテル物語の第4巻です。今回もホテルをご利用いただいたお客様に心からのもてなしが提供されます。服部シェフはクラウンホテルに戻ってしまうし、木戸孝之介も長いさなぎ状態から羽化して仏様になってしまいます。ハチャメチャの大団円です。あとがきを見て、もったいないなあ、と思ったのはこの4巻組のプリズンホテルは習作として書かれたとのこと。確かに、辻褄の合わないところや削りの荒いところが目立ちますが、それにもましてパワーの感じられる小説でした。
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木戸孝之介の書いた小説が、日本文芸大賞にノミネートされた。と、同時に孝之介の前から姿を消す富江。彼の必死の捜索にも拘わらず彼女はどこにも居なかった。一縷の望みをかけて奥湯元あじさいホテルへと行く。 懲役52年という法外な勤めを済まし娑婆に出てきた小俣弥一。二千万の金を近日中にかき...
木戸孝之介の書いた小説が、日本文芸大賞にノミネートされた。と、同時に孝之介の前から姿を消す富江。彼の必死の捜索にも拘わらず彼女はどこにも居なかった。一縷の望みをかけて奥湯元あじさいホテルへと行く。 懲役52年という法外な勤めを済まし娑婆に出てきた小俣弥一。二千万の金を近日中にかき集めないと会社の倒産が決まっている楠堀留。繁の担任は木戸孝之介に書いた小説を見てもらおうと思っている。今度のオーデションに合格するために賢明に練習するさくらとその母ふぶき。二泊三日の温泉旅行が始まった。 ここに宿泊すれば、本当にみんな幸せになって帰っていくよなぁ。いいなぁ。泊まりたい(笑) 今回でこのシリーズも終わりだが、大団円にふさわしい幕切れとなっている。 木戸孝之介の性格が良すぎになってるのはちょっと寂しい気もするけど。
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