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東京タワー の商品レビュー

3.4

341件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    110

  3. 3つ

    117

  4. 2つ

    35

  5. 1つ

    13

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2013/08/19
  • ネタバレ

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以前持っていて、今回出だしが読みたくて読み返した。 「世の中でいちばんかなしい景色は雨に濡れた東京タワーだ。  トランクスに白いシャツを着ただけの格好で、インスタントコーヒーをのみながら、小島透は考える。」 年上の女性と付き合う、大学生の男の子二人が主人公。 読者の鼻につかないように、一般人に「格好付けている」と言わせている。

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2013/07/25

何だかな・・・ こういう「恋愛小説」苦手 わたしの心が渇ききっているのでしょうか(涙) ドロドロしたり、誰か死んだりしないの?

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2013/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すっかり江國香織さんにはまってしまい、最近江國さんの本ばかり読んでます。 それまでは不倫の話は受け入れることが出来なかったんですが、不思議と江國さんが描く不倫の話はわりとすんなり読めます。 それは登場人物たちが結婚している身で誰かに恋しながらも、伴侶のことをないがしろにせず、むしろ不倫する前よりも相手のことを大切に思いやっているからではないかな、と思います。 なので、不倫している(特に女性)は、何故か愛情深く思いやりがある人に見えてしまいます。 だから、結婚しているにも関わらず大学生の透や耕二と関係を持っている詩史や喜美子の方が、世間的に見ても身勝手なのに関わらず、むしろ透や耕二の方が相手の都合を考えない身勝手で我が儘に見えてしまいました。 まあ、透はともかく耕二は中々勝手な奴ですけどね。 透の詩史さんへの盲目的愛も怖いし、耕二の他人のものを奪うことに喜びを感じるような奴は好きではない。 多分、耕二は恋人よりも自分を選んでくれたことに、自信を貰っているような所もあるんだと思います。 登場人物はそんなに好きではないのに、何故かページが進んだ一冊でした。

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2013/03/06

それでいいんですか透くん! 耕二くんも納得いかない流れだっただろうに… この先どういう結末がまっているのかきになりますが 年上好きの二人はきっとこのまま年上女性を追い続けるんだろうな~ とてもせつないです でも今が大切だと思える気持ちもよくわかる

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2013/03/06

『東京タワー』 二つの恋は、互いに違う。 恋なのか愛なのか、いや、それ以上でも、それ未満でもない。 思春期におとずれるものは、遊びに近いかもしれない。 若い故に、欲した。 相手は求めた。 求め返した。 欲したから、与えた。 そんなものなのかもしれない。 (END)

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2013/02/07

19歳の男の子二人の視点が切り替わりながら進んでいきます。 その若い男の子がそれぞれ、あまり若くない女性と恋に落ちる物語。 不倫なんだけど悪びれる様子がを全くなく、透明感すら感じます。 不倫だからといってドロドロする必要もないのですが、若い男の子目線のためか綺麗すぎるようにも感じ...

19歳の男の子二人の視点が切り替わりながら進んでいきます。 その若い男の子がそれぞれ、あまり若くない女性と恋に落ちる物語。 不倫なんだけど悪びれる様子がを全くなく、透明感すら感じます。 不倫だからといってドロドロする必要もないのですが、若い男の子目線のためか綺麗すぎるようにも感じます。 相手の女性目線だったら・・・若い相手の未来に嫉妬するのだろうか、夫がいるのに他の人へ惹かれてしまった不安定な心情なんかを江國さんが書いたらもっとリアルな感じがしそうです。 繊細な透とやや傲慢な耕二は性格なんかは対照的だけど、二人の「おちてしまった恋」は同じように先が見えない恋であり、失いたくない相手であり、自分の思うようにできないもどかしさやせつなさを感じます。 年齢や置かれている立場や境遇を超えて大切な人に出会ってしまったとき、実際はこんなに綺麗にはいかないんじゃないかな。やはり、純粋さが際立っていて、現実味にややかけるように思えてしまいました。 ラストが含みを持たせてはいますがちょっと物足りなかったです。

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2013/01/05

映画化されたことで何となく気になっていて、今回ようやく読みました。 夫がいる女性との恋愛、つまり不倫の話で、2組の男女についてそれぞれ男性目線から描かれています。 不倫を肯定する気は全くないですが、この話に触れていると不倫も恋愛なのだなと思いました。ただ普通の恋愛と違うのは夫が...

映画化されたことで何となく気になっていて、今回ようやく読みました。 夫がいる女性との恋愛、つまり不倫の話で、2組の男女についてそれぞれ男性目線から描かれています。 不倫を肯定する気は全くないですが、この話に触れていると不倫も恋愛なのだなと思いました。ただ普通の恋愛と違うのは夫がいるということだけ。 誰かにとっては大きな問題で、誰かにとっては小さな問題なのだと思いました。 文章の表現はとてもきれいで、ゆっくりと確実に話が展開していくのですが、どうしてか、あまり好きになれませんでした。

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2012/12/23

透と耕二の視点が交互に繰り返されて、どちらも若いからこその青さがあって、自分でなどうにもできないことに流されていく。頭がいいとか自分で思っていても結局は若いだなぁ、ってふたりと同い年の僕が思います笑

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2012/11/02

(2002.02.23読了)(2002.01.04購入) (「BOOK」データベースより) 「恋はするものじゃなく、おちるものだ」。ふたりの少年と年上の恋人―恋の極みを描く待望の長篇恋愛小説。 ☆江國香織さんの本(既読) 「ぼくの小鳥ちゃん」江國香織著、あかね書房、1997.1...

(2002.02.23読了)(2002.01.04購入) (「BOOK」データベースより) 「恋はするものじゃなく、おちるものだ」。ふたりの少年と年上の恋人―恋の極みを描く待望の長篇恋愛小説。 ☆江國香織さんの本(既読) 「ぼくの小鳥ちゃん」江國香織著、あかね書房、1997.11.20 「すいかの匂い」江國香織著、新潮社、1998.01.30 「神様のボート」江國香織著、新潮社、1999.07.15 「冷静と情熱のあいだ Rosso」江國香織著、角川書店、1999.09.30 「薔薇の木枇杷の木檸檬の木」江國香織著、集英社、2000.04.30 「ウエハースの椅子」江國香織著、角川春樹事務所、2001.02.08 「ホテルカクタス」江國香織著、ビリケン出版、2001.04. 「日のあたる白い壁」江國香織著、白泉社、2001.07.23

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2012/09/24

二人の結末が書かれておらず、すっきりしない終わり方。 なのに、すごく「いい本だった~。」と思った。 言葉選びがいいんだろうな。 言葉が気持ち良く、心にはいってきた。 映画の予告だけみていたから、 岡田くんと黒木瞳、松潤と濡場の女王・寺島しのぶで読んでしまった。 だからよかったの...

二人の結末が書かれておらず、すっきりしない終わり方。 なのに、すごく「いい本だった~。」と思った。 言葉選びがいいんだろうな。 言葉が気持ち良く、心にはいってきた。 映画の予告だけみていたから、 岡田くんと黒木瞳、松潤と濡場の女王・寺島しのぶで読んでしまった。 だからよかったのかも。

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