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すべての雲は銀の… の商品レビュー

3.9

83件のお客様レビュー

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2009/10/04

実の兄に自分の恋人を奪われ 半年後には二人の式が迫っている。 逃げるようにして僕はある旅館で働くことにした。 時間がたつにつれて自分の心がいやされていくのがわかる。 しかし、現実からは逃げられない。 兄が、僕に会いに旅館にやってきた。

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2009/10/04

失恋のショックから人はどうやって立ちなおるんだろう? 私自身はどうやって立ちなおったんだろう?? 抱えている心の傷を、何が癒してくれるんだろう? 生きること、働くこと、恋すること、 なぜ?との問いの答えはひとつではないけれど、何かを教えてくれる物語。

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2009/10/04

冬の長野に行きたくなる。行った事もないのに思いが募るほどに色が綺麗な物語。こんな風に生活してみたい。物語の風景に垣間見える「温かさに」人生の幸せってなんだろう?と考えてしまうそんな素敵な作品。英語のことわざから題名を引用しているそうです。

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2009/10/04

この本を最初に読んだとき、僕はちょうど進路について悩んでいた頃だった。逃げ出したい、と願っていたとき、村山由佳の新刊が出たと聞いて、飛びついた。そして、読み終わると、少し前に踏み出してみようか、という気持ちになっていた。つまり、これはそういう小説だ。

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2009/10/04

タイトルに惹かれて・・・。暖かいキモチになれるお話かも。「私を傷つけるのはいつだって私自身。幸せにできるのも結局私自身。」  その通りだと思う。

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2009/10/04

壊れた心にやさしく降り積もる物語 誰もが抱える傷なのに、痛くてたまらない――。 主人公と共に読者も心を傷付き、共に立ち直っていこうとする。 そんな共感を得る小説。

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2009/10/07

大学生の「僕」は、恋人を兄に取られ、傷心から信州のペンションでアルバイトをする。そこで知り合う人達、事件を通じての成長になるのだろうけど・・この「僕」だけが女々しいんだよね(笑) いい青春小説だと思います。問題は解決せず、ほとんど持ち越しになってる気もしますが・・大団円のラストも...

大学生の「僕」は、恋人を兄に取られ、傷心から信州のペンションでアルバイトをする。そこで知り合う人達、事件を通じての成長になるのだろうけど・・この「僕」だけが女々しいんだよね(笑) いい青春小説だと思います。問題は解決せず、ほとんど持ち越しになってる気もしますが・・大団円のラストも不自然だろうし・・おそらく作者は、続編を企んでるんじゃないかなぁ〜(爆) 青春の夢、不登校、家族問題、けっこう読み流しながらも、説教臭い園主の言葉に、なるほどと思う部分あり。で。。実は頼りなく身勝手な「僕」に自分との共通点も見つけたりする(^^;) 詰め込み過ぎで長いし、そのわりに進展してない感じもありますが、一応、オススメにしときます(^_^)

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2009/10/04

自分ばかりが傷ついている、自分だけ上手くいかないと思っている甘ったれた奴におすすめの本。きっと主人公の祐介と成長できるはず・・。元気と勇気がわいてきます。

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2009/10/04

主人公は大和祐介。2年間つきあっていた由美子が、隠れて兄と交際していて、由美子と兄が示し合わせて嘘をついて旅行に出た先で、車が自損事故を起こして交際が発覚するという衝撃的な場面から物語は始まる。 ショックを受けた祐介は家を飛び出し、親友のタカハシが大学が休みの間だけバイトしている...

主人公は大和祐介。2年間つきあっていた由美子が、隠れて兄と交際していて、由美子と兄が示し合わせて嘘をついて旅行に出た先で、車が自損事故を起こして交際が発覚するという衝撃的な場面から物語は始まる。 ショックを受けた祐介は家を飛び出し、親友のタカハシが大学が休みの間だけバイトしている山奥の旅館「かむなび」で夏休み明けのタカハシの代わりにバイトを始める。祐介は冬になるまでそこでバイトし、以前の自分のふがいなさに気づき、立ち直るまでを描く。 不登校の小学生が出てきたり、花綾の初な祐介に対するキモチなど、なかなかすがすがしい。ただ、瞳子と祐介、園主の関係には少し納得いかないものもある。 でも、いろんなことを教えてくれる作品だと思う。また、読みやすいです。

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2009/10/04

試験の直前なのに読むのをやめられなくて図書館で読みふけっていたのは私だ。ひどい失恋をしても試験に失敗しても人生は続いていくし、それはそう悪いものではない、ということなのだろうかね。

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