沈まぬ太陽(3) の商品レビュー

山崎豊子【著】

2009/10/04

沈まぬ太陽全5巻中、こればっかりは涙なしには読めない。日航機墜落事件の、新聞やニュースからだけでは想像することも出来ないほどの悲惨な現実が描かれている。山崎豊子はすごい、と改めて認識。
是非読みましょう。

2009/10/04

この本を読むまで「御巣鷹山事故」とは何のことかほとんど知らなかった。何が起こったか、忘れてはいけないこと。

2009/10/04

１〜５まであるけれど、この御巣鷹山編だけでも読んで欲しい。
事故が起きたときはまだ生まれたばかりで、正直これを読むまで８月になって『日航機墜落事故から今年で･･･』とニュースで聞いても、わかっていなかった。
すごく恥ずかしいことだとわかった。

この事故を追体験するような鬼気迫る筆致で、涙無くしては読めなかった。

航空機単独事故として最大の死亡者を出した事故が日本で起こったということを、いつまでも忘れてはいけないと思う。

2009/10/04

（１）（２）から続く話やけど、利益追求に重きを置いためちゃくちゃな航空会社が、世界最大で最悪な事故を起こす（１９８５年御巣鷹山日航機ジャンボ機墜落）。

2009/10/04

あの多くに命を奪った航空機墜落事故の話。愛する家族を失った人たちの心の叫び・・・。痛々しく涙が溢れた。
そして、そんな事故を起こした会社の腐った内面。腹立たしい。汚すぎる。

2009/10/04

十年もの間、僻地への左遷を繰り返されやっと帰ってきたのに、主人公恩地への仕打ちは止まらない。５２０人もの命を奪いながらも一向に変わろうとしない会社組織の
姿に怒りを通り越して、救いようのなさを感じる。

2009/10/04

取材力が半端じゃない。あと、遺族の名前が実名であることをテレビで間接的に知ってびっくりした。３巻だけ読んで完結するものじゃないから、全部読まなくては。

2009/10/04

日航機墜落事故を小説的に再構築した作品。全五巻。
犠牲者520人…航空史上最大のジャンボ機墜落事故を記した御巣鷹山編。涙無くして読めない。(07/2/15)

2009/10/04

2月?
航空史上最悪の事故と言われるジャンボ墜落事故、520人の命を奪った。本社勤務となった恩地元は、遺族係としては悲惨な現状を目の当たりにする。御巣鷹山篇は、読んでいて胸に迫ってくる。特に、飛行機の中でしたためた遺書の場面は、涙なしでは読めなかった。

2009/10/04

上下巻は2冊とも載せ3巻以上あるものは第1巻だけにしているのですが、これは別にせずにはいられない。
私は涙腺が強い方だと思うのですが、電車の中でも何処でも涙が出まくり。今の私は阿呆みたく飛行機に乗って外国に行ったりしてるけど、日航ジャンボ機墜落事故は忘れてはいけないし風化させてはいけないと思う。単に「飛行機は墜ちるから怖い」とかって言うのもまたこの事故に対して真摯じゃないというか…。